ロスフラ イナヅマ調伏戦とりあえず100まで
レベルの刻み方が大ざっぱになってるの串の節約になって良いね
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https://fedibird.com/@aiknwuriknru/110224298097146689
悪趣味なヘキの話なんだけど、フィクションコンテンツにおける概念やメタファーを含む「去勢」ネタに弱いため、まさにド真ん中そういう話であるファイト・クラブが予想以上に面白くて、じわじわファイト・クラブのことを考えている [参照]
ここは軽率な萌えポ(真面目に考えると作品全体の抱えるテーマというか答えのひとつにかなり迫っている気がするので結構難しいポイントと思うものの浅瀬の●●●●CPが好きなオタクは……)
“ぼくはタイラー・ダーデンのすべてを愛している。あいつの度胸や利口さを愛している。あの大胆さも愛している。タイラーは冗談がうまくてチャーミングで説得力があって何ものにも頼らない。周囲はあいつを尊敬し、あいつなら自分らの世界を変えられると期待している。タイラーは有能で自由だ。でも、ぼくはそうじゃない。”
チャック・パラニューク 著/池田 真紀子 翻訳『ファイト・クラブ』より
ファイト・クラブ、オチまで完璧というか、オチが良いんだよなむしろ
ここまで鬱屈して拗らせたあれやこれやをアナーキーに暴れさせておきながら、最後の弾丸が……、というのに青い鳥みというか哀れを催す良さがある
資本主義社会の消費文化に対する批判とかも勿論あるんだろうけど、ホモソーシャルなマッチョイズムに対しても実はめちゃくちゃ批判的な眼差しが感じられるのでそこが好きなのかもしれない
ファイト・クラブの主人公の名前が明かされないの、プレイヤーが名前を入力することで自己投影感がより強められるタイプのゲームっぽさもあって内容的にもかなりアリな手法だな……
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「男は男がだ〜いすき♥(何故なら女と違って男は対等な『人間』だから)」的な心の動きをなんの衒いもなくエモく描けるようなコンテンツに心惹かれがちなの我ながら良くないオタクだな〜〜〜〜!!!!とは思うんだけど、批判的な眼差しがありつつも「男は男が略」をやってるコンテンツに出会えるとめちゃくちゃ嬉しくなってしまう
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NTRに限らず「男と男」をやりたいなら無駄に女を介すな!!直で行け!!素直になれ!!!みたいなやついっぱいあるよね(フォビア〜…)
NHK・プロフェッショナル「進撃の巨人」エレン・イェーガーに完全密着
https://news.livedoor.com/article/detail/25121600/
????? ??
“NHKは6日、アニメ『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーに完全密着したドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』を、23日午後11時45分より放送することを発表した。アニメ主人公へのインタビューは、番組史上初で、NHKとして異例の対応を取る。”
「プロフェッショナル」として完全密着インタビューするならなんかもっとこう他のキャラクターのほうが解釈には合うんだけどまあそういう企画じゃない
エレン、地鳴らしとか真面目にシャレにならない本当にヤバいことをしているわりに作外の扱いがやっぱり甘くて全体的に不安すぎ!!
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ファイト・クラブがオルタナ右翼に愛されているという話も、むしろそういったものを批判している風にも読めるという話も、実は女性人気もあるという話もどれもものすごく納得しちゃうな……。
“さらに、この映画とその原作であるチャック・パラニュークの小説は、二〇一〇年代半ばになってから、オルタナ右翼と呼ばれる新しい右翼運動支持者たちから愛されるようになりました。オルタナ右翼は白人至上主義や男性中心主義が特徴で、ドナルド・トランプの支持層だと言われています。
たしかに『ファイト・クラブ』には、陰謀論、男性性への渇望、既存の体制や社会秩序に対する疑い、暴力の美化、強くてカリスマ的なリーダーであるタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)など、オルタナ右翼に参加する白人男性が喜びそうなテーマがたっぷり入っています。
社会に不満を抱く男性たちに大人気のこの映画ですが、そうした解釈は表面だけをなぞった浅いもので、むしろ『ファイト・クラブ』はオルタナ右翼的な考えを批判する作品だという解釈をとる人たちもいます。さらに、この作品は女性に人気がないというわけではありません。”
北村紗衣 著『お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』より引用
まず最終巻直前の10巻の終わりが絶望的で。ここからどうやったら登場人物達が救われるのか全然想像できなかった。
「羊殺し」の犯人は捕まえたのに誰も何も救われない。「捕まえたのに」というのがもう本当に絶望的で。物語全体を通じての問題は一応解決した、のに酷くなる展開しかなかったから。
ただでさえ追い詰められてるオキナガはオキナガの連続殺人が明らかになった事でより迫害が酷くなるだろうし、魅個人も犯人を捕まえても何も救われず苦痛が強くなるばかりで。
どうにか皆幸せになってほしいのに都合のいい想像ですらこの状況がマシになる展開が全然わからなかった。
魅とあかりのカップリングに萌え萌えしてた私でも、二人が結ばれたとしても何っっっっ一つ救われる気がしなかったこの絶望っぷり(「普通」は愛の力で絶望的状況から一発逆転でいい感じに持って行くけど、これはファンの都合のいい夢想でも無理無理だから)
肝心の最終巻も最終話1話前までただただ辛い展開で…辛い…辛い…。
で、最終話。前話までの絶望が嘘みたいに、寂しくて切ないけど穏やかで温かいラストで。
ここからどうやったらマシな状況になるのか何もわからん〜〜〜〜〜!!!と読んでて苦しくて苦しくてたまらなかったのにどうしてこんなにあっさり着地…?わからん…いや話の展開としては何もおかしい事ないし私が嬉しいのはオキナガの皆が元気そうだから…でも何もわからん…あんな苦しい話がどうしてこんなに美しく…?
「自分が読んでて辛かったのはオキナガが差別されていたから。その差別が最終話(数十年後)では今までよりマシになっていたと思われるので辛さが解消されて幸福な結末だと感じられた。白暮のクロニクルはずっと『マイノリティが差別される話』をやっていたんだけど、私にはそれがわかっていないのでどうすればマシな状況になるのかわからなかった。差別の話なんだからハッピーエンドの条件は『差別がなくなる(マシになる)事』しかない。恋愛じゃ解決しないのは当然」
というのが人権や差別について考えるようになってやっとわかった。
ラストがあれなら魅とあかりは恋愛抜きのバディでも良かったんじゃない?と思った事もあったけど、二人がロマンスを含む関係性だったからこそ「これ二人がくっついても苦しい事何も変わらんな」「結ばれなかったけど幸福な結末だったな」→差別の問題なので愛で解決しないし恋愛が成就しなくても差別が解消されつつあるなら幸福な結末になるというのが可視化されて私にとっては良かったなと思った。
進撃の巨人、私は「心臓を捧げよ」的なノリが最も美化されて激しく流行っていた頃に一回読むの途中脱落してて、最終回直前の一挙無料公開で久しぶりに読んだら「心臓を捧げよ」的なノリが流行っていた頃に感じた嫌さとは全然別の雰囲気の話じゃん……!?てなって最終回まで追いかけて読んだ読者