昨日、妻の姉との会話に向き合ってみて気づいた。妻の田舎の家族のベトナム語が全然わからん理由は
1.家族なので口語やスラングの多い話し方をしている
2.狭い身内なのでこちらに理解できない固有名詞やあだ名(モノに対するもの含む)が多い
3.そもそも会話内容に共通の話題がない
だけではなく、そもそも発音や単語が、北部弁南部弁ごっちゃまぜなんだわ、あの人たち。
妻の祖父母は、1954年、第一次インドシナ戦争が終わってベトナムが南北に別れたとき、「共産化すると宗教が禁止される」という噂を信じて北部から南部に逃げてきた人たちで、同じ境遇の人たちが開拓団的にまとまって移住してるのよ。だから妻のきょうだいも、歳が上であればあるほど方言がごちゃまぜ。妻は末っ子でホーチミン市や日本で暮らしたこともあるからまだわかりやすいほう。