言いたいことはわかるし共感はした。ただ、同意はできなかった。
共感できた点は、中央集権的な SNS においてモデレーションはユーザーにとって大きなメリットをもたらすこと。
スパム対策とか治安維持をするにあたってユーザーを一括で管理できるのってとても有利だし、ライトに交流したい層がその手間を省けるのはとてもいいことだと思う。
また、個人的にサーバーの維持支援を「推し活」に重ねるのは面白いと思った。過度な商業化を防ぐことができるし、一種のコミュニティにもなっていいことだと思う。
一方で「同じデータが複数のサーバーに保存されるから非効率だ」というのは的外れな批判だと思った。Twitter に対して「自分のサーバーを立てられないのがデメリット」って言っているように思える(間違ってはいないが「それはそういうものだし」としか言いようがない)。
加えて、開発の方向性が開発者に左右されることを不利な点として上げるのは不適切に思えた。なぜならソフトウェア全般に言える話だから(そもそも ActivityPub に準拠さえすれば自前で実装できるという意味で、メリットでさえある)。