23:58:24
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人造人間100、味方に振り切った人外(俺ぁ人間じゃね〜し人間の理屈を理解したいとも思わん暴力最高〜)がいるおねショタおね漫画です

23:56:27
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人間とは全く別の理で生きてる人外が好きなお嬢様方に人造人間100勧めたいけど、まだ序盤3話の試し読みしかないんだよな…

20:31:56
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BLEACHの巻頭詩、下手なプロフィールより解釈の参考になるからすごい

20:31:23
2023-07-18 20:30:29 高瀬さめ🦈の投稿 tantantakase@nijimiss.moe
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20:29:40
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BLEACHの巻頭詩、言葉の機微がずっと良い

20:29:00
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BLEACH巻頭詩、「わたしの心に指をいれないで」がすき

20:27:54
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白崎一護さん、全部知った後だと「伝え方が悪りぃよ」となるからかわいい

20:02:23
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ウィッグの絡まりを一瞬で解く能力があったら言い値で買う

20:01:33
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ウィッグの絡まりを取るには休日1日が必要

20:00:02
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NARUTOのOPED選曲センス良すぎ

18:57:54
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俺は新時代をやってるから、「作者はそこまで考えてないと思う」も「作者以外の解釈は全部誤読」もやらねぇんだ!!!みんな、ごめんな!!!!!新時代:saikou:

18:56:10
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「作者はそこまで考えてないと思う」←お前は平成に置いてきたはずでは…?!

18:53:30
作品解釈 ちくかも
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作品に向き合おうとする行為を「作者じゃない人間が行うものはすべて誤読」とするの、
この世界にある「物語」の中には、儲けの向こう側で、作り手が祈りを託し私たちに投げたものが(たとえ稀にだとしても)存在するのだ、という想像がついた時にちょっと出来なくなっちゃったんだよな
だから、私はその経験を踏まえて、「作者じゃない人間が〜」論を振りかざす人に対して「そういう想像がつく出会いが無かったんだな」と思わざるをえないっていうか…

18:47:04
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「作者じゃない人間によるものはすべて誤読」
そっか……としか言えなくなってしまう

18:45:30
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さびしくないか?←悪口を極力排した良い言葉

18:45:05
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アニメ批評ってオタクと相性良いと思うのに「儲からない」って言われてるの、
結局批評が二次創作的な「作者じゃない人間によるものはすべて誤読」に回収されちゃうからなのかな…
それって、なんか、さびしくないか?

18:42:45
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批評が二次創作と同じものと思われてる、みたいな話を聞いて、オタク友達と作品の解釈、誤読まわりの話をするときに感じる違和感がちょっとわかった気がした……にゃるほどです……

17:27:13
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デミアン、ミァハ、槙島 の系統の美形に人生めちゃくちゃにされたい

17:20:59
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改めて読み返すと下敷きにしたハーモニーがこれでもかと透けてて笑っちゃったな
ハーモニーが名著だから怪文書もハーモニーの「良さ」が滲み出るのは当たり前体操

RE:
https://nijimiss.moe/notes/01H4V5YA46RP9P16B45WB8CBJ6

Web site image
タチバナメグミ (@wakaranai_chan)
17:04:11
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:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:​​:taikin:

17:02:38
君たちはどう生きるか を経た私怨 
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君生きに関してはCWルールを己に課したせいで宮崎駿に対するおきもちにもCWが必要ということに気がついた くやしい
(君生き、どれだけ頑張っても俺の宮崎駿観に影響してしまうので)

17:00:01
君たちはどう生きるか ネタバレ
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君たちはどう生きるか、最終的に
「俺はお前んことぶん殴らなきゃいけね〜が、今は、ギュッと抱きしめさせてくれ」
になるので怪作

16:57:54
2023-07-14 20:44:14 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
君たちはどう生きるか ネタバレ
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これだけは言えるんだけど、
未見でこれ開いたオタク君は下手に情報入れずに見に行ってくれ〜〜
映画、高いが!!!

16:57:43
2023-07-14 21:32:57 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
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私は某作に対し
広報を徹底的に行わなかったので、みんながみんな「見どころ」を見つける体験ができる(事前情報による無意識刷り込みがないのでスーパー手探り)
という状況を作ったことを「マジですごいな」と思っているので、
なるべく多くの人に可能な限り真っ白な状態で視聴体験をして欲しいと思ってる

16:57:40
2023-07-14 21:26:44 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
君たちはどう生きるか 視聴を判断したいお嬢様へ 視聴するか否かの判断材料にできるだけの匂わせはある 事前知識多少は欲しい人向け
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・分かりやすく乗りやすい起伏があるわけではない
・アート映画を見る感覚が近かった
・小さいお子さんと見るのは、ハードル高いかもしれん
・これだけの監督の長編映画を、こんなにも事前情報なしで見られる機会はたぶん今後ない そういう意味で記念で見に行くのはアリ
・事前情報がないってことは、「見どころ」すらも自分で探すという得難い視聴体験ができる
・たぶん、今後の人生で、いろんな人が「見どころ」を手探りで探した感想がネットに溢れるなんて機会ないと思う

16:56:30
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君たちは〜が一般層にどれだけ響いてるか知らんかったけど、
千と千尋越えしてるのはマジで凄いことだよ…

15:51:59
???「イェーイ!オタク君見てる〜???」
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Twitterおすすめ「これは3年前のお前の鍵垢での投稿です」

15:48:14
2023-07-18 15:47:41 ほく猫の投稿 hokuhokukoneko@nijimiss.moe
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15:37:38
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Twitter、いつのまにか「人にはあまり見られたくない私生活の愚痴とかを垂れ流すアカウント」の呼び方が裏垢から愚痴垢になっていて、裏垢がNSFWな意味になってたの、いまだに許せねーよ

15:34:37
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「Twitterの鍵垢」という世界で個人情報爆漏れツイートしてる人々のツイートが好き

15:33:53
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「Twitterの鍵垢」という世界に住んでいる人間のツイートが好きだから、Twitter滅びないでほしい

15:14:43
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セルフ密告管理社会マンがディストピアSFのオタクなら、
私も金属のプレートに謎ペーストとカロリーメイトが載ってたらテンション上がっちゃうタイプのディストピアSFオタクだから同類なんだよな

15:11:21
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密告マン、まじでなんで勝手に密告管理社会を一人でやってるのかわからん。そういう性癖の人なんかな?

15:10:05
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「〇〇さんが悪口言ってましたよ」みたいな要らん報告する人のこと、セルフ1984って呼んでる
https://www.amazon.co.jp/一九八四年-新訳版-ハヤカワepi文庫-ジョージ・オーウェル/dp/4151200533/ref=nodl_?dplnkId=fdaccf46-6e67-469a-a615-f86b6faad9cb

Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン
15:03:18
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今日に限っては「太陽みたいな存在」という褒め言葉が酷い悪口になる

14:49:09
2023-07-12 16:32:49 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
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「じいさま、これはなぁに?」
「これは昔あった大戦の犠牲者を祀る慰霊碑じゃ…かの大戦で里も山も焼け野原になってしまった。こんな悲劇を繰り返してはいけないんじゃ……」
「そんなことが……その大戦はなんと呼ばれているの?」
「きのこたけのこ戦争」
「きのこたけのこ戦争」

14:47:08
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しばしばとよくあるの間には何があるって言うんだ

14:46:08
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あぇ?よくある、なの?
ワイはもうだめです

14:45:12
2023-07-18 14:41:52 谷伏リュマ:nijimiss::koin_yurayura::blobcatbaby:の投稿 Ruematany42@nijimiss.moe
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[ サロメ嬢で学ぶ貴族英語「頭に『お』をつけて敬語にするのは『Mr.』である程度再現可能」「お弾→Mr.Bullets」 - Togetter ]
https://togetter.com/li/1898260

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サロメ嬢で学ぶ貴族英語「頭に『お』をつけて敬語にするのは『Mr.』である程度再現可能」「お弾→Mr.Bullets」
14:41:43
NSFW 天使禁猟区
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天使禁猟区のえっちが読みたくてao3見に行ったよ
ao3にはえっちがあったよ

14:38:16
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oftenて「しばしば」なんだ

14:37:55
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簡単な単語で「あ!これってそういう意味なんだ!」って言ってるから周りから訝しがられるの悲しいな

14:37:15
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複数言語習得お嬢様はわかってくれると信じてるのですが、
外国語の単語の意味をなんとなく感覚で掴んで使ってるから、日本語に訳されると「あ!そうなんだ!確かに言われてみればそうだ……」って新鮮な驚きがあることないですか…?日常でよく使う単語ほど俺はよくコレになります……

14:31:20
2023-04-18 21:18:54 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
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推しカプ、「お前との熟れた春がずっと続くと信じていた」片割れと「熟れた春が静かに腐り変質し、美しかった春も憎んだフリをした」片割れが、一生あの日の青さを悼んでいます

14:31:18
2023-04-18 21:21:02 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
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「この屈折に手を差し伸べる誰かがいたこと。それが貴方だったこと」
「わたしの暗闇に差した光が私の身体に反射して、いつか貴方に届く祝福になればいい」
推しカプ概念です

14:24:25
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きのこたけのこ戦争を裏で仕切る戦争屋株式会社明治を許すな

14:22:51
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きのこたけのこ戦争が不仲営業?!!
じゃあ、我々アポロ特戦隊は壁に向かってライダーキックしてたってことですか?!!!!

14:16:26
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太陽くんは所詮当て馬なんだから黙ってろよ:kisアッ?!!!!アツィッ!!!!!!!!!!!!!

14:12:48
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夏の新たな季語 太陽破壊

14:11:22
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毎日酷暑僕太陽嫌悪

太陽爆破壊滅破壊絶許粉砕

13:56:36
2023-07-18 12:42:05 :koukokunoshina: ぽろぽの投稿 poropo@misskey.io
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12:23:37
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褒められると、うれしいね…:ablobfoxhyper:

12:06:06
2023-07-09 01:39:13 工場勤務の投稿 wakaranai_chan@nijimiss.moe
イーロン美少女化百合夢小説   終焉 うぃる^^b
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「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。 
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。



イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。



今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。

08:34:01
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暑すぎて頭痛くなってきた
夏キショい

08:30:29
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夏暑すぎ
出る杭は打たれるぞ

08:28:54
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推しはロー
ガチ恋してるのはコラソン
ローはガチ恋枠ではなく、俺の弟枠です

08:22:09
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休日君、別に遠慮しなくてもいつきてくれても良いからね…
もうホント
今日来てくれても良い 毎日いてくれて良い

08:10:57
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太陽のこと、愛せない

08:09:10
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:ohayoh:​​:atsu:​​:musclebunny_is_always_watching_you:​👊🌞