こっちは悪ふざけなのに!!!!
のあさんも10枚握手20枚ツーショットです。
25枚でなふさんのあさん+オタクくんのスリーショットです
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4XCPN7XBS9EYJMB2TP47KER
わかった。こうしよう。
一枚500円でなふさんのチェキ売ります。ランダムで直筆サイン入りチェキ入ってます。10枚で握手 20枚でツーショです。
「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。
*
イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。
今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。
キャンメ、使いやすい上に流行も抑えてくれてるからアイシャドウとかはキャンメが安牌説はある
キャンメから出てるアイシャドウ下地使えば色持ちも良くなるし
アイシャドウや眉をどうこうする前に、自前の肌と骨格の工事から始めるお嬢様より
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4X7A9QVSZEBXT37HFVSFR0E
メイク、マジでカラーにたどり着く前の下地部分で半分以上勝負が決まるところあるから、
余裕があるならスキンケア〜ファンデは金かけた方がいいですわね…
スキンケア、デパコスをびしゃびしゃ使うの勿体無くてSUQQUを夜だけ使って、
朝はアクアラボにしてるけど、全然安定してますわね。
夜だけデパコスでケアして朝はササっと安いので、も全然やって良いと思う
NARSの粉はオススメですわね…
夏だからヒンヤリする粉使ってますが、冬はNARS使ってますわ。なんか知らんけどマシュマロお肌になれる。魔法?
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
デパコスファンデで評判が良いランコムも使ってたけど、shuの方が肌質に合いましたわね
ファンデは最終的に肌質と相談だから、とりあえず塗って試してもろて
実際、shuは薄付きでもめちゃくちゃ毛穴カバーしてくれる。薄づきでどうにかなるってコトはヨレないってコトだッ!!!!!!!!!
気の良い美人ネキに「肌キレイっすね?!」って聞くと「shu uemura(なぜかドヤ顔)」って返ってくるから、俺も気の良い美人ネキになりたくてshu使ってる
チークとハイライターはシャネルですわ
特にハイライターはめちゃくちゃおすすめで、こいつを肌につけるだけで鼻が何故か高くなり、俺自身が反射板になれる。
https://www.chanel.com/jp/makeup/p/130440/poudre-lumiere-highlighting-powder/
下地、ファンデ、化粧落とし→shu uemura
粉→chacotのフィニッシングパウダー 夏のひんやりするやつ
化粧水、乳液、美容液→SUQQU
アイシャドウとかのポイントメイクはキャンメの流行の色のやつ使ってますわ〜
デパコスだと、shu uemuraの化粧落としは定番ですわね。化粧落としながら洗顔不要。
shuの化粧落としとSUQQUの化粧水シリーズでマスクしてても一切肌荒れしませんでしたわ〜
今日は特別仕事で疲れていた。だから、彼と約束した自炊を諦めてしまった。焼肉弁当が、美味しそうだったのだ。
1人分の弁当を入れた袋を下げて家の扉を開けると、私の帰りを待つ彼の姿があった。愛おしい、彼の姿が。
「……あれ?」
彼の腕が。右腕が。肘から先がバッサリと切断されていた。血は、出ていなかった。今朝まであった体積が、ぽっかりと空いているだけだった。
「ああ、おかえり」
彼は腕がない事を全く気にしていないようなそぶりで私を迎えてくれる。いつも通りへとへとで帰宅した私をハグしようとして、右腕の先がないことに気づいたようできまりが悪そうに腕を下ろす。
「ああ、お弁当、買ったんだ…」
「ご、ごめんなさい!まさか腕が無くなるなんて…」
「気に病まないで。疲れてたなら仕方ないよ」
彼は優しく笑って慰めてくれる。君が抱きしめて、と彼は上目遣いで乞うので、堪らなくなって抱き上げる。小さな彼を。もう両足がなくなってしまった、彼を。
「君が自分を責める必要は無いよ」
彼の優しい言葉が苦しい。肯定はできない。けれど、否定もできない自分の卑しさを見たくなくて、抱きしめた彼の首筋に顔を埋める。そんな私を彼は抱きしめ返してはくれない。彼の左腕は既になく、右腕はさっき、切り落とされててしまったから。今晩食べる焼肉弁当と引き換えに。
「ごめんなさい」
私は小さく呟く。彼の右腕は、少なくとも今月末までは生えてこない。肘から先のない切り株のままだ。
彼の腕は焼肉弁当になってしまった。うっかりビニール袋まで貰ってしまった。
私がお金を浪費するほど、彼の体積が減ってしまう。消えないでと願うのに、私が節制できないから、彼が減ってしまう。損なわれてしまう。今朝の時点で既に、両の足と左腕は無く、右手の指はほとんど無くなっていた。私が、使い果たしてしまった。
「大丈夫。また月末になれば、元通り生えてくるから」
私はその言葉に頷くことは出来ない。給料、減るの。不景気だから。同額じゃないと貴方の体、元に戻らないじゃん。
「ごめんなさい」
何に対してかは、言えない。きっと来月も、私はこうして浪費してしまうのだ。自炊をサボる。いらないものを買う。タクシーを使う。そうして、彼をどんどん小さくしてしまう。こんなに好きなのに、愛してるのに、大切にすることだけが出来ないのだ。
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
chatGPTでも業務的な内容のメールが作れるのに、通報欄でお気持ち書くのってchatGPT以下
匿名、面白がって送るけど返信ノートにはリアクションするから匿名の意味ない
サービスを破壊してる
「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。
*
イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。
今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。
オタクはより強い幻覚を見たほうが強いは「そう」なんだけど、アニメスタッフが幻覚をガチるのは反則じゃん?
EDで夏五がキッッッスしてるという噂を聞きつけ調査に向かった探検隊だったのですがいやあれなにあれ…
キッッッスしとるやんけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!キッスキッスキッスやーーーいキッスしとる!!!!すけべ!!あれ、あの距離、もうダメです!!!あれでキッスしてないほうが「ガチ」感あってなんかやだ。まだキッスしてるほうが「じゃれあい」の余地があるよ、な、五条!!!!!な?!!!!!!!
刺さっててごめん!貴方が捉えた意味で言ってないけど、確かにそう捉えることが可能な言葉選びをした!ごめん!!!!
「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。
*
イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。
今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。
イーロン夢、ここ好き
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。
*
イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。
今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。
虐殺器官の映画、安楽死装置の話が完全に省かれてたのが悲しかった
あの経験があるからこそ、あの結論に至るわけで(ろくろ回し)
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イーロンを御冷ミァハ化した夢小説がこちら!!!!!!!!!!!!!!!
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4V5YA46RP9P16B45WB8CBJ6
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円城塔、芥川賞作家ですしね… (円城塔が芥川賞取った時の選評は何度見ても笑えるので、見て)
円城塔 芥川賞 選評 検索
円城塔、文学が難解すぎてよく分からんけど、SF的な風呂敷広げと畳み方はめちゃくちゃ上手いっぽいんだよな
ゴジラ見るまで気づかなかったけど…
円城塔、小説だと超難解異常文学になるけど
アニメシナリオだと超面白異常脚本になることがゴジラで分かったから
いっぱいアニメ脚本書いてほしい
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イーロン夢、起きて読み直して「なんだが?」となったから、
何回かしていくわよ
クソ長いのであんまり読んでもらえなさそうがあるけど
イーロン夢、ここ好き
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「全部終わらせるの」
イーロンから久々に通話の通知が来た。突然のことだった。
画面の向こうのイーロンは長い髪を乱雑に纏めて化粧もしていない姿だったが、相変わらず目が覚めるような美人だった。線が細いのも変わらずではあったが、少しだけやつれたように見える。それもそのはずで、彼女は丁度買収したSNSサービスの対応に忙しなく働いているまさに渦中だ。1人の経営者として、そして技術者として、買収した(詳しくは知らないが、させられた、と言った方が正しいかもしれない)サービスは、利用者としての視点だけでは見えない大きな問題をたくさん抱えていたらしい。
「どうしたの、急に」
疲労が溜まらざるをえない状況ということは想像に難くないが、イーロンがこうして突然連絡をよこしヤケになったことを言うのは今までに無いことだった。
「全部、終わらせようと思って。あなたに一言伝えなきゃって思ったの」
「……疲れてるのね。睡眠と食事はちゃんと取れてる?」
「だから、ちゃんと繋がって、よかった」
私の言葉に答えず、イーロンは続ける。どうやら今日の彼女は、こうして一方的に話をしたい日のようだった。これは、たまにあること。面倒臭いけど可愛らしい、私の大好きな彼女の一面。
こんな時は彼女の話に相打ちを打つ役に徹した方がいい。
「ええ、ちゃんと繋がった。運良く私は今あまり忙しくないタイミングだし、話しましょう」
どうしたの? と先を促すと、イーロンは少しだけ口角を緩ませて話し始める。
「貴方は、今のTwitter、どう思う」
Twitterとは、先述したイーロンが買収したSNSサービスの名称だ。どう思う、と聞かれたが、下手に答えるべきではなさそうだ。
「なんて、聞かれても困っちゃうよね」
答えに迷っていると彼女は呆れたように笑いながら呟いた。
「インターネットなんて、みんなやめてさ。家族や友達と会話して、外に出るべきだよね。『書を捨てよ、街へ出よう』だっけ、貴方が教えてくれたの」
そうだ。劇作家だった寺山修司の著作だが、今やこのタイトルだけが一人歩きして、向上心だけが先走った中身のない人間が人々を啓蒙しようとする時に使われることがあり、誰よりも本を読み知識を蓄えた寺山だからこそ説得力がある言葉を、大して書を読まず知識の蓄えもない薄っぺらな啓発に使うことが己の薄さを露呈している、という悪口を、イーロンに滔々と語った夜があった気がする。なぜ、今さらそんな話を掘り返すのか。
「書は人間に叡智を宿してくれる。でも、インターネットは?SNSでくだらないやり取りや気持ちの表明だけして、何にも結実しない時間の浪費しかしないなら、インターネットこそ捨て去って、街へ繰り出すべきだわ」
――どうやら、彼女は相当疲れているらしい。
いつもより数倍も面倒なモードだと分かるや否や、どうすれば当たり障りなく通話を切断できるか脳が検討を始める。
「でも、人間は自分からインターネットを離れられない」
「だから、終わらせるの?」
私は、この通話を終わらせたくなっていた。が、イーロンには気取られないよう努めて冷静に返す。
「インターネットは、終わらない。暮しは、終わらない。世界は終わらない。だけど、インターネットを終わらせようとすることを終わらせることは、できるわ」
「何を言いたいの?」
「私はもう、それをやるしか方法がないと思った。一番、論理的に正しい選択だと思った。立ってひとつの冴えた選択」
イーロンは私の問いが聞こえないようなそぶりで話を続ける。対話を求めてきたくせに勝手に喋る態度は最初と変わらないが、少しずつ、言葉の端々にあった緊張がほどけて行っていることを感じた。イーロンの身勝手に付き合う経験を重ね、だんだんと彼女の感情の機微を見抜くスキルが身につくほど、自分に呆れ、そして同じくらい、彼女のことを可愛らしく思ってしまう。
「インターネットに存在する、秩序のない論争もくだらない炎上も、私の愛するものだった」
イーロンはかつて、誰よりもインターネットを愛していた。ミーム画像で著名人を煽っていた。喚くアンチ共を、叩けば鳴るオモチャのように扱っていた。論争と炎上の喧騒を誰より楽しむことができた。誰よりもこの公園でうまく遊ぶことができた。
けれど、変わってしまった。
いつからだろう。きっと、Teitterを買収したあたりからだ。いち利用者として遊んでいた公園の管理人となり、最初こそは歓迎されたが、彼女が行った全ては悪手と批判され、非難された。ともに公園で遊んでいた人々から礫を投げつけられた。イーロンは、変わってしまった。
イーロンは決してその心中を言葉にすることはなかった。彼女はインターネットを憎んでしまったのか。Twitterという公園に裏切られ、へそを曲げて、すべてが嫌になったのか。
内容のつかめない言葉の連なりではあったが、ひとしきり喋れたことに満足したのか、イーロンは画面の向こうで柔らかく微笑み、こちらを見つめている。
ふわり、と彼女の雑にまとめた髪の一房が揺れた。
――全部終わらせるの。
途端、いやな想像が頭をよぎる。
「あなた、いまどこにいるの…?」
イーロンはうっそりと笑みを深める。恐ろしい、と思った。
「不思議なこと、聞くのね……私はここにいるよ」
イーロンの背後の風景が揺らぎ、切り替わる。木漏れ日さす山林に。オーロラが降る夜空に。暖炉のあるリビングに。本が所狭しと並んだ書斎に。
「ここって、どこよ……」
画面から聞こえる音が、切り替わる。炎の中でパチパチと木が爆ぜる音に。鳥の鳴き声に。工場に響く機械音に。
「インターネット。私はインターネットにいる」
イーロンだけが変わらないまま、画面の景色が、音が、変化していく。すべての場所に、すべての音に。
「人々はもう、インターネットは辞められない。Twitterがなくなっても、instagramで Facebookでthreadsでmustdonで、人々は生き続ける。私だって、そう」
森へ、山へ、里へ、都市へ。農場へ、工場へ、教室へ。外へ、家へ。
「私もインターネットを辞められない。何度裏切られても、いくら罵倒されても、インターネットを愛しているから」
「イーロン、やめて。はやまらないで」
宇宙に切り替わる。宇宙には、音がない。静まり返る。イーロンは相変わらずこちらを見つめ、静かに笑っている。
「私はインターネットになる。いや、なった、の。秩序ない議論が、くだらない炎上が、ここにはある。真実も嘘も、同じ量だけある。私の体も、心も、やがてインターネットに溶けて消える。私は、イーロン・マスクは、インターネットで生き続ける。
私はインターネットになるの。
だから、ごめんなさいって、言いたくて。私がインターネットになること、あなただけには伝えなきゃって思ったの」
「そんな、どうして」
「どうして、かな。でも、こうすべきだと思ったから。インターネットから離れられないなら、こうするのが正しいと思ったの」
「だからって、インターネットになる必要なんて、なかった……」
「ごめんなさい」
「私を選んで生きていくことは、できなかったの?」
喉の奥から引き潰したような声が出て、ああ、やってしまった、と思った。
私とイーロンの繋がりは、互いが互いの杖になり支え合うようなものではなかった。海を漂流する、たまたま似た形をしていただけの救難信号。形を見せ合って、身を寄せ合って、なお、飢えて凍える二艘の小舟。互いを選び取って生きることは決してない、けれど居心地の良い二つの孤独。「選んでほしい」という欲が、やがてこの孤独を分かつものだと知っていたから、決して言葉にしなかった。のに、してしまった。選んで欲しかった、なんて、適わないことを。
「ごめんね」
イーロンの細く美しい声が虚しく響く。静かだった。イーロンの背後から痛いほどの無音が声を上げ、泣き喚く。これは決別だと理解した。最悪の決別だ。今すぐ泣きじゃくって、ごめんなさいと喚き立てたかった。小舟が波に揺られ離れていく。似た、けれども違う形をした救難信号が、海霧の向こうに消える。飢えが、寒さが、沈黙が、私の世界を埋め尽くす。
「さようなら」とイーロンの唇が動くが、声は聞こえない。沈黙。静寂。孤独。
音もなく、さいごの通信が切断された。
*
イーロン・マスクはインターネットになった。インターネットミームに、フリー素材に、なった。性差の議論を外野が揶揄するときに、炎上した投稿へのレスに、イーロンは使われた。
イーロン・マスクは、インターネットになった。
かつて彼が愛し依存したようにインターネットを愛し依存する人々の中で、生き続けている。それが良いことなのか、悪いことなのか、果たしてイーロンがそれを望んでいたのかは、もうわからない。インターネットは中庸で、多様だ。イーロンはもうインターネットに溶け出して、様々な人の解釈の中を揺蕩うだけ。
Twitterは、結局、死ななかった。今もなお、人々は思い思いに呟いている。それを眺めるたび、私は彼らに問いたくなる。イーロンは間違っていたと思う? 正しかったと思う? 彼女は、インターネットになったの。
頭が良すぎて、誰も彼女の手を取って引き止められなかった。だから1人で行ってしまった少女。
Twitterは壊れなかった。インターネットは壊れなかった。私の人生も、壊れなかった。何の致命傷にもなれないまま、彼女自身が壊れてしまった。
でも、これは彼女に限ったことではない。インターネットには、イーロンのように、何の致命傷にもなれないまま1人で壊れてしまった人たちが、揺蕩っている。彼らもまたインターネットの中でミームとして在り続けている。インターネットは、彼らの仮想死が溶け出した昏い海だ。最初から、そうだった。イーロンがいなくなって、やっと私はそのことに気がついた。
イーロンが消えて、私は彼女の後を継ぐように実績を上げ、のしあがった。彼女が生きていたらこうしたであろうことをし、経験し、学んだ。
モニタには文字と記号で埋め尽くされた景色が表示されている。これは、全てを終わらせるための呪文だ。私がイーロンに成り代わることで手に入れた技術と権限を全て注ぎ込んだ、魔法だ。
イーロン。これは、あなたのための、魔法の言葉だ。
このプログラムで人は死なない。インターネットも、壊れない。ただ、私が、人々が、インターネットになるだけだ。誰も死なないまま、私たちはインターネットになる。イーロン、貴方が行ってしまったところに、私たちも行くよ。きっと明日も変わらず日常が、論争が、怨嗟が繰り返すだろう。堆積した情報の泥に塗れて人々は生きる。でも、それは現実世界ではない。インターネットだ。インターネットが、次の生存の現場になる。
――それだけだ。
人差し指がキーボードをなぞる。重みは、無い。生殺与奪の質量も、尊厳の感触も、感じない。こんなものか、と思う。私たちの生活は、結局、何も変わらないのだ。
ふと、思い立ってスマートフォンを開く。見慣れたTwitterの画面。投稿フォームを開いて文字を打ち込む。
イーロン、貴方は見ているかな?
くだらないことを、貴方とずっと呟いていたかったよ。
投稿完了を見送るとスマートフォンを裏返し、モニタに向き直る。さようならは、必要ない。それはもう済んだ。エンターキーに載せた指を深く押し込む。
今はもう存在しない星が一つ、光った気がした。
集合知、助けてくれ…
Twitterのサークルツイートだけを検索して削除する方法 教えてください…
傷だらけの拳掲げ酔う こわばる心
震える手は殴りたいものがある それだけさ
穴の修理に(I'll spend all bank account)
請求睨んでも(starving under the sky)
殴っていけるのは壁と物だけ それだけさ
強くなれる理由を知った 全て壊し進め
どうしたって!
消せない痕も 止まれない暴も
誰かのために強くなれるなら
ありがとう 怒りよ
コンクリに打ちのめされて 折れる痛みを知った
紅蓮の拳を振り回せ! 賠償を超えて
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にじみす因習村 竜の腰掛岩
村に日照りがあった時、巫女がに祈ると天が割れ、大きな雷鳴と共に竜が現れた。竜は
であった。
は巫女に日に5つの性癖語りを命じられ、巫女はそれを承諾した。
が天に帰られると、忽ち空は黒く曇り、大雨となった。その後村は日照りに悩まされることはなく、その年は豊作だったという。
村はこれを祝い、が日に5つの性癖語りを聞くための腰掛岩を用意し漆で塗った。
ちなみに、現在まで村に伝わる伝わる「ざうるす」がの本来の名であるかは謎が多く、「ざうるす」とは、腰掛岩の元の名である「漆座」が訛り、崩れたものではないかと言われている。
にじみす因習村 禧乞神楽(よしごいかぐら)
村を護る四神の人柱であるに奉納する神楽である。その舞は独特で、特に股を大きく開き腰を落とした姿勢(所謂がに股である)のまま左右に機敏に移動する踊りはこの村以外で発見されていない。なお、現在伝わっている神楽の名は、「幸せ(禧)を乞う」ことから「禧乞」と伝えられているが、真相は不明である。
にじみす因習村 温泉伝説
ある日善良な村人が山菜を採りに山へ入ると、
が光の中から現れ、「お主の性癖語りは見事であるから、褒美を与えましょう」と申され、翼を地面に当てられた。するとそこから白い水柱が立ち上がった。
はこの温泉を『潮吹き温泉』の名付けるように伝えると再び光の中に消え、二度と姿を現すことは無かったという。
「にじみすに居着く前にID確保だけはしといた」って感じだから、本格的に支社化するから検討中なんだなも
実はioとcoffee breakとdesignにも垢は持ってるんだなも。みんな wakaranai_chan でID確保だけはしてるから、支社住所が被ってるお嬢様いたらヨロなんだなも。
他鯖お嬢様へ→一回この垢からフォロー飛ばして、明日インポート情報から一斉フォローしますので悪しからずばすば
のべるすきーに支社建てました。明日整えますが取り急ぎ
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4R607KVWNXVSHVY8FBYBCBY
明日なふさん宛にコントローラ届くから、一回それも未使用で質に入れるかBOOKOFF送りにしていいです。俺はマジで気にしません。タップに比べたら少額だけど、何とか足しにしてくれ頼むー!!!!!!!
なふさん一回俺が干し芋したオーディオ用タップ質に入れよ?!!!?!!!俺全然気にしねぇから!!!そういう時のための干し芋だから!!!!!!!!!
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:0:⚪
非課税でいっぱい
お金ほしい
#おねがいごと
https://nijimiss.moe/play/01H4Q3S44G2RXRCM6SVEG4A5KW
私が「全部私が悪いんでしょ」って喚いたら「そんなことないよ」って言って優しく抱きしめてください。あと、1日最低5回は「私のこと好き?」と聞くので、適宜状況を踏まえ適切な返答をしてください。頼みましたよ?
夏油傑は本当に「お前さぁ〜」な奴なので、私のような立派なメンヘラと交際して一時幽閉しといたほうが世のため人のためなんだよな。
私は夏油傑と付き合えてハッピーだし、世の人々は夏油傑を私というメンヘラ牢に確保してるから被害者が出ない。すごく社会貢献になる。
というわけで、夏油傑くんにはこれから1時間に一回わたしに所在地と一緒にいる人を連絡してもらいます。連絡がない場合は鬼電します。私が限界に達したらフォークでお前を刺す。
snowdrop hyde 画像 検索
五条見たときにまず思ったのが↑だから、五条のイメソン中にsnowdrop入れてる
デッド寿司は、感動超大作です!!!!!!!!!!(知らんけど)(酔った勢いで予告も見ずに告知したが)
イベントの話、した…?
明日21時からB級寿司映画ウォチパします…
ひとりぼっちは悲しいから、気軽に来てネ♡(アマプラ登録必須)
キタニタツヤ様
青のすみかで学校のチャイムをリフレインするの、やめてもらっていいですか…
オタクより
https://open.spotify.com/track/12usPU2WnqgCHAW1EK2dfd?si=fd1xG_o_QbyLJrSoroYlVQ
ソラ運、狂った途端に連載終わっちゃってケド、
連載の終わり方の圧が強すぎてニッコリしちゃったんだよな
ついこの間まで客が流れまくっていたのにアウトをしたのは私です の看板抱えて廊下立ってる
この姿、目に焼き付けておいて
この満身創痍でマポロ先生の新作を受け止めなきゃいけない https://twitter.com/mapollo3_off/status/1675127167183888384?s=46&t=tQWxdZspAUgCuJwiRIFh2g
全人類が夏油傑のオンナになっちゃうじゃん(つまり、全人類で束になっても悟坊ちゃまの屈託ない信頼は散らされてしまうってワケ…)
呪術廻戦2期、オタクに対しての「貸せッ!!!幻覚を魅せてやるッ!!!!!!」がすごい
誰がここまでやれと?
五条悟のこと、悪い男に捕まった令嬢だと思ってる節があるから、長身クズイケメンである事実に対して毎回新鮮な驚きがある
仕事ちょっとしてきた
危うく正気を失くすところだったが、夏油傑への腹立たしさと恋心でなんとか無事に帰って来れた
五条が夏油のチンの大きさを知ってるのは1000歩譲って理解できるとしても、実際言われたら「浮気してんの?」となりそうで嫌
五条に「傑のちんちんデカいよね」って2人になったときにサラッと言われそうで嫌だな
なんか、嫌だな。
キタニ兄貴!崎山兄貴!!!あ!日食なつこ姐さんまで!!!!もう、夏油傑やっちまいましょう!!!!!!鉄砲玉なら俺に任せてください!!!!!!
自分で言っといてナンだけど、めちゃくちゃ腹立ってきたな
マジでずっと「私が悪かったんだと思う」「素敵な人だったよ」って言ってそう
だからモテる 腹立ってきた
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4PW046VABWJNTQ61BY9Z3XR
「キスのひとつでもして、これを恋にしてやれば、お前はどこにも行かなかったか?(いいや、そんなことはない)」の感情の五条を推してるんですが、まさか、キタニ兄貴も崎山の兄貴も同じテンションですか?
夏油傑、「振られちゃったけどまだ好きなんだよね」みたいな顔ずっとしてる
今までの女どもに対しても同じこと思ってそう
住む 棲む 違い 検索
↑俺だけダメになってるのは許せないので、みんなダメになってほしい
近づけるのに届かなかった祈りと言葉を抱えて坊ちゃまは生きてかなあかんのだぞ
夏油傑聞こえているか
分かってるのか?
人間の純情を弄ぶな
夏油傑に片想いしてる人格があの初恋に呻いてるし、五条悟のばあや人格が五条悟の可愛らしさに深く頷き夏油傑に向かって弓を引いてる
推しカプイメソン(頭がおかしくなり、イメソン集を分けるしかなくなった)
五夏五の五
https://open.spotify.com/playlist/3lt7eIK8ldzlZfyBd0zwBC?si=t88MnC73TdWpzkutlSzJEQ
五夏五の夏
https://open.spotify.com/playlist/5kNXiorefX24pbR5DMc2oj?si=LQKRsdHEQ1qei2BGslipDQ
推しカプ、「お前との熟れた春がずっと続くと信じていた」片割れと「熟れた春が静かに腐り変質し、美しかった春も憎んだフリをした」片割れが、一生あの日の青さを悼んでいます
影法師を確信誤字してるから恥ずかしいけど、俺の夏五カプ観はこれです
多分、勝ちです。
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H47M38S1B7EKK4C3NNNGHR59
夏油傑を迎えに行く五条悟ーー!!!
五条悟が着く頃には止む雨!!お前はいつも光の中に!!!!!!2人で歩く雨上がり!!!!!←現実もこうだったらよかったね
今知ったんだが、「青のすみか」の英題「where our blue is」なの?
our?????our???????????????????あわわ…
ていうか、五条悟と夏油傑の青の始まりの翌日が七夕ってヤバくないですか?!!!!!!!!!!!!
俺に才能があっても懐玉玉折をして「青のすみか」やね^^とはならなかったと思うから、キタニタツヤの兄貴は偉大だよ
世が世なら征夷大将軍になっていただろう
キタニの兄貴、言ってやってくださいよ!!!!え、あ、「青のすみか」?あ……なんか…スンマセ…
OP観たんすが?!!!!なんだあの幻覚しらねぇ!!!!!!OPでこんなに夏五の「確かにあった青」を盛られると思ってなかったな!!!!!!完全にノーガードでした?!!!キタニの兄貴の波動にだけしか覚悟してなかったから、あの?!!!!あ……
あのさ……
OPさ…夏油傑が常に五条悟の前を歩いてるのさ、完全に「そう」じゃん。五条悟にとっての善悪の指針って、「そう」いうことじゃん、前を歩くお前ってことじゃん、とアニメスタッフに理解らせられましたね…完敗です……あの青い景色、五条悟の心の故郷…「青のすみか」…青のすみかってタイトルがもうヤバくないか?改めてOPに映像がついた結果、「青のすみか」が夏油傑と五条悟の過去を一言で表したときの最適解になっちゃったな。あの2人の青は、いつまでもあそこに… ぼっちゃま、夏油傑の呪霊に座してる時、信頼しきったワンチャンの目をしてらっしゃる……夏油傑…この…
この泥棒猫ーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!許さんからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!キーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪💣🔪
うわーーーー!!!性格わるい!!!いいぞ!!!!!デスゲ相性よし!!!!!!!!!!!!!!!
4話まで見たんですが、潔くんは高尾君なんすね
解説役もできるし漫画上手上手じゃん
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夏のあちちの盛りになったら、非公式でぃすこでにじみす百物語回やりたいわね
もちろん、漏れは零感や^^
君が代は、著作権、フリー!!!
みんなも推しのイメソンに採用しよう!!!
RE: https://nijimiss.moe/notes/01H4MPNXF658MXCFKSCYAWFX6J
この流れの主人公の特性、「パスサッカーしまぁす!」になりそうなんだけど、ここから何を…?
ブルロ、あまりにもダロ?!みたいな話をゴリゴリに押してくるからハラハラするわ…
いがぐりくん、ヘイト溜めまくってるけどどう処理するの?普通のデスゲならいがぐりくん処理入るけど
一話の主人公両親や監督を見てるからこそ、2話の強火サッカーオタクの「「「「狂」」」が理解でき、怖い
蜂楽?!!!?!!!!!?!!!!!好きだが??!!!!!!!!!!!!エッ?!!!エッ?!!!!!!!!エッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(確信)
「一生寺の坊主!」←一生寺の坊主にならない方法、たぶんめちゃくちゃある!環境からの脱出方法が発展途上の子供
これ、質疑応答に備えてプレゼン資料用意してたのかな…デスゲーム主催者の段取り力(ちから💪)すげえ
ゴメン、ヨシゴイだったワ😅🤚
きょう ゆかで ねなきゃ。。。
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奈須きのこはたぶん覆面アカウントでSNSはやってると思う(ブログの内容に「捕捉」を感じる)けど、
「奈須きのこ」名義でやると不幸な事故がたくさん起きると思うわ…
大喜利しようとして勢いでNSFWワード伏せずに投稿しちゃうの、あるあるなのでちゃんと伏せようね(経験者より)
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会社の人に「インターネットぽいよね」と言われたこと、めちゃくちゃ引きずってる。へへ…クリティカルだぜ…
こんにちは😃Twitterから来ました!
にじみすチャン❤️には与謝野晶子👩やレターパック✉️はあるのカナ⁉️恥ずかしがらず🤦♀️オヂサン💀に教えて欲しいナ‼️❤️ナンチャッテ😆✌️
みんなー!地元のお天気情報を公開する時は気をつけろよーーー!!!まあ、私は異界に住んでいるので関係ないですが(紅茶グビ)
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トラファルガーロー、お前の前で今から俺は喫煙をする
そしたらお前は、できるだけ強めの言葉で私を嗜めて欲しい
手加減はいらない
頼めるか?お前の力を…貸して欲しスパーーーーーーーーーーーーーーーー
祖父が骨董品が好きでよく市でのやり取りを聞いたりするんだけど、「5千円で売ってる壺にケチつけて千円まで値引きした」みたいな話してるから、何もわかんねぇよ(原価絶対数百円だよ、それ)
「呪物の相場がわかんない」←番組内で出てきたコメントなんだけど、そんなん誰も知りたくないんだよな
これ、定期的に思い出しては「自分すげえな…俺の人生からこの言葉を選んでこれたら、もう人生1億点満点だろ…」になってるわね
RE: https://nijimiss.moe/notes/01GVWKJ69XN2BRYH50RF43GERR
「同じように繰り返す諦念に折れたくなくて、綺麗事を盾に地べたを這いずって足掻いた道程。そこに報いなどない予感に『それでも良いさ』と開き直ってみせた虚しい強がりを嘆くことすら飽きた日々に、どこからか貴方が飛んできてわたしの人生のこれまでとこれからを祈って笑ってくれたことが、私の人生の報酬だった」、推しカプの攻め概念です
「来る日も来る日も編んだ祈りが、本来なら当たり前にひしゃげて絶望と諦念に変わるだけだった憧憬が、ある日たまたま貴方に見出されてしまったので、わたしはクソッタレな人生を貴方に報いるために続けるしかなかった」、推しカプの受け概念です
推しカプ、「お前との熟れた春がずっと続くと信じていた」片割れと「熟れた春が静かに腐り変質し、美しかった春も憎んだフリをした」片割れが、一生あの日の青さを悼んでいます
「この屈折に手を差し伸べる誰かがいたこと。それが貴方だったこと」
「わたしの暗闇に差した光が私の身体に反射して、いつか貴方に届く祝福になればいい」
推しカプ概念です
俺の推しカプ、お互いがお互いの運命じゃなくてもいいから、
「報いなど無くとも構わないさ」と強がった鬱屈の先で見つけた暖かい祈りの形をしていてほしいよ
人生を諦めて狂えたら楽だったのに、理性の強さとあの日見つけた星の光が眩しすぎたがために「ここ」に居座り続けるしか選択できなかったけど、普段はそんな鬱屈なんて感じさせず飄々と生きる真面目で面倒な美しい人間〜!!!
好き男→愛を知っている聡明で美しく面倒くさい真面目男
好き女→救世主にだって成れたけど自分のエゴのために悪性を選べる聡明で美しい女
基本吐き出すのは男男CPの二次創作だけど夢も女女CPも男女CPも嗜むゆるゆるオタクお嬢様
幾原邦彦監督はアンテナ張ってるからあなたのノートも補足してるわよ
一時創作→ピン止めでまとめてる
好きキャラ10↓
ホークス(ヒロアカ)
心操人使(ヒロアカ)
夏油傑(呪術)
トラファルガー・ロー(ワンピ)
日野運(PPPPPP)
殺生院キアラ(fate)
不死川実弥(鬼滅)
亜左弔兵衛(地獄楽)
ヴィクトル・ニキフォロフ(YOI)
ジーナ(アンデラ)
基本LTL生息ですわ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!よろしくお願いしますわ♡
好き男→愛を知っている聡明で美しく面倒くさい真面目男
好き女→救世主にだって成れたけど自分のエゴのために悪性を選べる聡明で美しい女
基本吐き出すのは男男CPの二次創作だけど夢も女女CPも男女CPも嗜むゆるゆるオタクお嬢様
幾原邦彦監督はアンテナ張ってるからあなたのノートも補足してるわよ
一時創作→ピン止めでまとめてる
好きキャラ10↓
ホークス(ヒロアカ)
心操人使(ヒロアカ)
夏油傑(呪術)
トラファルガー・ロー(ワンピ)
日野運(PPPPPP)
殺生院キアラ(fate)
不死川実弥(鬼滅)
亜左弔兵衛(地獄楽)
ヴィクトル・ニキフォロフ(YOI)
ジーナ(アンデラ)
基本LTL生息ですわ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!よろしくお願いしますわ♡
イーロンがmixiや個人サイトを経てTwitterやってたら、あんなにTwitterに振り回されて病んで煽り散らかすことも無かったのかなって思ったら悲しくなった。
インターネットぽたくレベルが低かったばかりに。。。かわいしょ。。。🥲
せっかくにじみすに来てくれたならLTL楽しんで欲しい〜と言う気持ちもあるけど、楽しみ方はそれぞれだからね……マッテルネ……
わりと特定の人がりのーとしてるからその人のりのーとをミュートするとかなり平和なるよ
推しと好きなタイプが被ってるから、推しと同じ人を好きになると推しと私で生きるか死ぬかのになる
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チャンネル投稿をみんなに見て欲しい時は、リノート押すと
チャンネル内リノートとリノート がでるから、普通のりの〜とを選んでくださいまし
なふさんが前ににじみすは独自カスタマイズが多いからブラウザ推奨って言ってたけど、アプリでも動きますね
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あと、忘れちゃいけない気持ちとして
私が新規だった時に色々教えてくれたり嗜めてくれた先住民族お嬢様
がある
俺の気持ちは
・新天地仕草ちゃんとやってこう
・どの鯖もチャンネルも「人間社会」でムラだから、合わなければそっと離れて新天地探そう
・お前は自由だ 好きにやれ
なんで
ここ最近ちょくちょく見るけど、チャンネル投稿でも過去の流れを多少遡って定住者がどんな配慮や使い方をしてるか等の確認は各々頼む!!!!!!!新天地仕草、
週刊少年ジャンプならチャンネルがある!!他は知らん!!!チャンネルに投げといて貰えると、俺がお前をできる!!!!!
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隠さないより隠した方がリアクション来たりすることある気がするから
みんな袋とじ見たいんだなって思ってるよ
あと、皆すけべだから、隠されてる内容ほど覗きに行きたくなるんだよ…へへ…お前の袋とじも開けてやろうな……
にじみすお嬢様方はアンテナ使ってCPの話題を捕捉してるので、
・CP名 キャラ名は検索避けせず
・語り内容はCW
で運用してるお嬢様多めですわ〜
ご新規方!すぐに反応来なくても時間差で来ることもあるので、諦めずに推しを語ってくださいな!
鳥は公式情報と胡乱漫画考察と趣味の国際情勢ウォッチが重だから、こっちより口も趣味も治安も悪い
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怖い話あるけど不思議な話でもあるのと
身内の話だからなーという気持ちがある
通話とかなら話すくらいのやつ
わりと特定の人がりのーとしてるからその人のりのーとをミュートするとかなり平和なるよ
推し男と男のタイプが完全一致してるから、推し男が俺の好きな男のことを好きになられると詰む
推しのような崇高な男に勝てるわけがないので
今後の人生で規約読まない/規約無視は8割がたどこかで痛い目見るから、いい勉強になったと思って反省したほうがいいよ
好き男→愛を知っている聡明で美しく面倒くさい真面目男
好き女→救世主にだって成れたけど自分のエゴのために悪性を選べる聡明で美しい女
基本吐き出すのは男男CPの二次創作だけど夢も女女CPも男女CPも嗜むゆるゆるオタクお嬢様
幾原邦彦監督はアンテナ張ってるからあなたのノートも補足してるわよ
一時創作→ピン止めでまとめてる
好きキャラ10↓
ホークス(ヒロアカ)
心操人使(ヒロアカ)
夏油傑(呪術)
トラファルガー・ロー(ワンピ)
日野運(PPPPPP)
殺生院キアラ(fate)
不死川実弥(鬼滅)
亜左弔兵衛(地獄楽)
ヴィクトル・ニキフォロフ(YOI)
ジーナ(アンデラ)
基本LTL生息ですわ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!よろしくお願いしますわ♡
新規で来た方で鯖の雰囲気(みんながなんとなくやってる配慮とか)に馴染めないなら他鯖探した方がいいと思うよって思うよって思う
「規約でOKなら許される」のは前提としてあるけど、規約に書くほどではないけど皆がやってる暗黙のルールをわざわざ言語化して喚起してるのが今のLTLだから、その内容に納得いかない/矛盾をいちいち見つけてモニョモニョするなら、多分長く居着くのはお互いにストレス。
ここはインターネットだけど中にいるのは人間で、人間が集まってる限りムラ社会的な部分は切り離せない。法律に明文化されてない暗黙のルールは人間社会に死ぬほどあり、それはインターネットでも同じことなので…
むりに居着こうとするより、肌に合うコミュニティを求めて放浪をした方が、精神的にも良いよ、多分、知らんけど
でもこれは俺の考えでしかないから、納得できかねるならできかねていいと思うし、あとは勝手に自分で考えて人生をやってください……人生、人間、がんばろうな
# 拡散希望 # お嬢様と繋がりたい # オタクでも引かないよって人リノート # 実は腐女子 # 姫女子 # 夢好き # 雑食
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ごめん間違った
「7年」熟成kiriです。
お嬢様の名誉を傷つけてしまったことをここに深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
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好き男→愛を知っている聡明で美しく面倒くさい真面目男
好き女→救世主にだって成れたけど自分のエゴのために悪性を選べる聡明で美しい女
基本吐き出すのは男男CPの二次創作だけど夢も女女CPも男女CPも嗜むゆるゆるオタクお嬢様
幾原邦彦監督はアンテナ張ってるからあなたのノートも補足してるわよ
一時創作→ピン止めでまとめてる
好きキャラ10↓
ホークス(ヒロアカ)
心操人使(ヒロアカ)
夏油傑(呪術)
トラファルガー・ロー(ワンピ)
日野運(PPPPPP)
殺生院キアラ(fate)
不死川実弥(鬼滅)
亜左弔兵衛(地獄楽)
ヴィクトル・ニキフォロフ(YOI)
ジーナ(アンデラ)
基本LTL生息ですわ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!よろしくお願いしますわ♡
好き男→愛を知っている聡明で美しく面倒くさい真面目男
好き女→救世主にだって成れたけど自分のエゴのために悪性を選べる聡明で美しい女
基本吐き出すのは男男CPの二次創作だけど夢も女女CPも男女CPも嗜むゆるゆるオタクお嬢様
幾原邦彦監督はアンテナ張ってるからあなたのノートも補足してるわよ
一時創作→ピン止めでまとめてる
好きキャラ10↓
ホークス(ヒロアカ)
心操人使(ヒロアカ)
夏油傑(呪術)
トラファルガー・ロー(ワンピ)
日野運(PPPPPP)
殺生院キアラ(fate)
不死川実弥(鬼滅)
亜左弔兵衛(地獄楽)
ヴィクトル・ニキフォロフ(YOI)
ジーナ(アンデラ)
基本LTL生息ですわ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!よろしくお願いしますわ♡
コンドルが混んどる!!!!