ローカルタイムラインは流れが遅いし伺か関係に絞られるので良い(伺かの話だとは言ってない)
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エンジニアはこういう制御盤見ると、子供か!とツッコミ入れるハメになるぐらいがっちゃんがっちゃん触り始める。
子供と違うところは、勘でおおむね正しい手順の操作をしてしまうことだ。
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ところで、こういう「大規模プラントの古めかしい操作パネル」が生き残るのは理由があって、裏で使われている部品が代替可能な低集積度のやつばっかりだから、まあ壊れても直せるし、やたら場所を取り操作性・一覧性も悪いデメリットに目をつぶれば、信頼性を必要とする実運用環境でもどうにかなるわけです。
いまどきは産業用PCいくつか並べて終わり、故障したらまるっと交換、で済んでしまうけど。
黄色と青が2本の母線(たぶん独立した2台の発電機につながってたはず)、そこから整流器通してオレンジの直流電源にいったん変換し、バックアップ用のバッテリーを通し、インバータを通って、緑の制御電源系に入ってる。
ばかでっかいUPSですな。
「おとこのこがすきなやつ」をよく見たら、スクラム指令用のでっかい赤ボタンとか、炉心高圧スプレイ用、格納容器低圧スプレイ用の赤スイッチがならんでるECCSパネルとか、割とすきなやつ度が倍プッシュなのです。
管理が厳しくなった今、本当に貴重な場所なので、ぜひ正しい科学的見識を抱いて見に行ってください。行き着くだけで大変だけど価値があるはず。
とはいえばかでかい放射性廃棄物なわけで、つまりここ、「ついでだから科学館にした廃棄物管理施設」なわけです。
お察しください。
まあそもそも格納容器までさえそれなりの距離がある割とでかいやつなので、建屋代わりのこんな場所から眺めたところで、自然放射線量からまるで上がらんわけです。試しにガイガーカウンターあたり持っていったらきっとがっかりすると思う。
※注釈
・ガラスもふつうのものではありません
・周囲遮蔽物で固めまくりです
・そもそも燃料ナシの健全な原子炉なので、適切な遮蔽があれば安全です。
・たとえガラスにべったりくっついたとしても、ラドン温泉とかのほうが放射線量はでかいでしょう。
つまり、燃料装荷してないとはいえ、なにかしら放射化したりして汚染された「ホンモノの原子炉」が展示物なわけです。
ガラス越しだけど見放題なわけです。
たーのしー!!
下北半島のしかも町中から離れたファッキン田舎に科学館があるのもなんとなくお察しである。
つまりここ、「むつ」の改造で「捨てたもの」の保管場所なのだ。
操作盤群はいうまでもないが…
『原子炉を捨てた』
という記述にも気づいたことだろう。
もちろんあります!!
たぶん日本で最も軽率に原子炉に近づける場所です!!
擬人化して考えると、心臓のある周辺の胴体をまるごとぶった切って別のに交換したという始末なので、とってもグロい。
[R-18G指定]
通常船への改造メニュー
・まず「むつ」の船体を3つにぶつ切りします
・真ん中の原子炉区画をまるごと捨てます
・工期短縮のため前と後ろを別の船渠で改造します
・当然動力部は総とっかえなので後ろ半分はほぼ新造レベルです
・くっつけます
・海洋調査船「みらい」のできあがり!!
すっかり忘れていたけれど答えは「むつ科学技術館」でした。
日本で唯一(たぶん今後も)の原子力船試験船のうち、通常船への改造で要らなくなったものを展示しております。
ただのディーゼル船への改造だから、船橋の各機器はもちろん、機関制御室もまるごとお払い箱になったわけ。
なお、この操作パネル群のごく一部は動く。具体的には制御棒引き抜くやつとか。
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