おはあずにゃん
結局PDS Providerがデータを握ってるんだったらPDS Providerが勝手にまったく新しいツリーを作ったとしても署名し直せばいいわけだし、削除耐性も何もない気がするけどなぁ
あとBlueskyに限って言えばBlueskyは巨大なRelayとして動いており、このRelayに対するクエリの形でBluesky Appが実装されていると思ってるんだけど、Relayが実際に何をやるか(特に特定のポストをなかったことにするなど)はBluesky社が干渉し放題だと思う
PDSの操作ツリーに関しては改ざんして署名も偽装できるとはいえ、たとえばあるポストに対応する署名がある日突然変わっていたらさすがに気付く人が出てきて不信を招くのであんまりそういうことはしなさそうだけど、Relayレベルならなんでもできそう
BarragのAboutからリンクされてるOyezってやつ、U.S. Supreme Courtでの裁判を録音した音声とその簡単なまとめを提供してる団体なのか。すごい
> The Supreme Court installed an audio recording system in 1955 and began recording its proceedings
らしい。やっぱりアメリカはこういうとこすごいな
著作権、大まかに言って「人間の創発的な行為に基づく成果物はその創発性により価値があるので、結果だけ勝手に使っちゃだめだよ」が骨子だと思っていて、その点でAIだからどうを論じるのは筋が悪そうに見える(社会通念としてはまだAIに創発性を認めてないので)
AI生成物を直接的に著作権で裁けるとしたら「①AI生成物には恒常的にこういう特徴があり、②これは人間の創発性と同等だと理解できるので、(発表を前提として)③AIにこういうことをさせてはいけない」のようなロジックになると思うんだけど、①→②の論証も、そもそも②の定義もめちゃくちゃ難しそう
生成AI周りの議論の進み方見てると、著作権をハックしてソースコードに対する作者の権利を保護しようとしてるフリーソフトウェアの方針がだんだん無理筋っぽい気持ちになってくるんだよな
憲法学者の役には立たんだろうが、知ることに意味はあるのでむやみに藁人形へ噛みつきに行くのも違うと思っています
法の構成に本質的な興味があるのなんて法律家だけだよ みんな自分の手元にあるものを守りたいから仕方なく法律の話してるんだよ
よく考えると集合論をやっても分かるのは集合の数え方だけで、現実の「もの」への同型は別の枠組みで考える必要があるな
数独、一昨年パズルコンテストにハマってたときめちゃくちゃ練習したけど、どうも勘でガンガン入れてくっぽい上位勢に勝てるビジョンが見えなくて諦めた
「降って」の「て」を独立した品詞として扱うかは諸説ありそう。MeCabは「降って」を動詞として形態素解析している
数独にしろスリリンにしろ、コンテストに出てきたりニコリに載ってたりするやつは理詰めで解けるようにはなってるけど、速解き勢は50:50を当てたら正義で決め打ちしてくるからね。一方だとするとつまらなすぎるからもう一方みたいなメタ読みも結構あるらしい
MeCabが「降った」を動詞として形態素解析してくるのは短単位を基準としている(らしい)IPA品詞体系に基づくものらしいが、IPA品詞体系の定義が見つからない https://clrd.ninjal.ac.jp/unidic/glossary.html
> また「形態素」解析と呼んでいますが、日本語の形態素解析は一般に、 入力文字列を「形態素」ではなく「単語」に分割した上で、その品詞や活用などの文法機能を同定する処理と見なされています。
https://clrd.ninjal.ac.jp/unidic/glossary.html
なるほどね。語として意味をなす最小の単位である(学術的な意味での)「形態素」とは単位が違うのか
どれくらい原典に忠実なのか分からんが、IPA品詞体系 (THiMCO97) の一覧がChasenのドキュメントにあった https://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/~mine/japanese/nlp+slp/NAIST-JDIC_manual.pdf
IPA品詞体系はマジで体系を定義してるだけで、具体的に品詞が割り当てられるべき単位を規定しているわけではなさそう?IPA辞書 / Unidicが短単位を基本単位として採用しているのが直接的な理由か