誤植特集号なのでこれは欲しい
「書名を間違えようが人名を間違えようが日付を間違えようが、誰かが死ぬわけではない! どんなに時間をかけて丹念に校正しても誤植ゼロとはなかなかいかないのだ。おお、そうだ、誤植が許せる世界になれば、柔和な笑顔と明るい世界平和が待っているのではないか!」
本の雑誌2021年7月 冷やし飴ぐびり号 No.457 - 今月の本の雑誌 | WEB本の雑誌 https://www.webdoku.jp/honshi/2021/7-210601130005.html
誤植特集号なのでこれは欲しい
「書名を間違えようが人名を間違えようが日付を間違えようが、誰かが死ぬわけではない! どんなに時間をかけて丹念に校正しても誤植ゼロとはなかなかいかないのだ。おお、そうだ、誤植が許せる世界になれば、柔和な笑顔と明るい世界平和が待っているのではないか!」
本の雑誌2021年7月 冷やし飴ぐびり号 No.457 - 今月の本の雑誌 | WEB本の雑誌 https://www.webdoku.jp/honshi/2021/7-210601130005.html
「生の哲学者ディルタイの解釈学的方法を活用し,古代からルネサンス近代にいたる人間学の歴史を,原典を踏まえながら考察した名著の待望の翻訳である。」
哲学的人間学 - 株式会社 知泉書館 ACADEMIC PUBLISHMENT http://www.chisen.co.jp/smp/book/b577163.html
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時給が50円を下回ってないかぎり、12時間悩むよりも即座に600円払った方が特という説もある
「古代以来、有数の巨大経済でありながら看過されてきた、独自の発展のダイナミズムとは何か。地理・気候から商品・技術・知識まで、インドの固有性と世界経済との接続の効果を縦横に論じ、アジアとヨーロッパを結ぶ経済の全体像を浮かび上がらせた、地域史からのグローバル・ヒストリー。現代の興隆への道筋をも示す。」
インド経済史 « 名古屋大学出版会 https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0964-5.html
クソみたいな決定が報告されているが意見を述べる権利はなく,その決定に伴う不利益と皺寄せが全てこちらに来るので本当にクソ
「きちんとした対価を約束させる前に言うことを聞くからナメられる」はそうなんだけど「きちんとした対価を約束させる」ための交渉の一環として迷惑を発生させると“世間”から私刑に遭うというアポリア
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ノーパンしゃぶしゃぶ,主食にパンを食べないしゃぶしゃぶのことなので実質ほとんどのしゃぶしゃぶはノーパンしゃぶしゃぶ
「放せ! 俺は正常だ!!」と喚き声がするので振り返ると警備員に取り押さえられた全裸の異常中年男性が成城石井から…
鑑賞することと研究することとの溝を考えるとき,ハウスマンがホラーティウス『歌章』4巻7歌を講じた後に,この詩は古代文学の中でも最も美しい詩だと思うというようなことを口にして居たたまれずに教室を後にしたという話を思い出す.
鑑賞と研究の溝みたいな話は自著の跋文にも書いたが,割と受けが良かったというか「なぜこれを研究しようとされたのか分かりました」というような便りがあった.
読み返していたら誤植を発見したので正誤表に追加しました
ncrt035/corrigenda: addenda et corrigenda https://github.com/ncrt035/corrigenda
corrigenda はまあ良いとして,addenda はどこまでやるかというのは問題かもしれない…
「6人が接種した時点で用意した原液の瓶6本がすべてなくなり」
ファイザー製ワクチンを原液のまま6人に注射 今のところ副反応なし - ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/20299508/
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版元ドットコムとかで新刊書情報を見ていて思ったけど,画集とかの類は,書影をなるべく書誌情報と一緒に更新した方がよいのではないかという気がした
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三部作最終章『パワーポイントで図と文を詰め込むのはやめなさい』の出版が期待される(?)
「誤植」という言い方は,今日であれば基本的には原著者の誤記・誤変換であろうところ,それをそのまま素直に白状するのもばつが悪いばかりに,もはや存在しない植字工に罪をかぶせている趣がある.
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現代でも印刷所が勝手に〈直す〉ことで起きる誤植があるらしいという話は聞く
フロイト『日常生活の精神病理学』が取り上げられるのだけれど,今の話題に関連して面白い記憶違いの例が説明されている.
フロイト自身のエピソードとしてSignorelliという画家の名前が思い出せず代わりにBotticelliとBoltraffioという二人の別の画家の名前が出てきてしまったケースが語られている.
前者は-elliの部分が似ていることにより,より有名なBotticelliが出てくる「平凡化banalization」現象.このBotticelliが正しくないことは判るがそこから正答を導こうとした結果,「誤った改善disimprovement, Schlimmbesserung」によりBo-の部分からBoltraffioというよりマイナーな名前が出てきてしまう.
誤植(広義)を見るとなぜそれが発生したのか考えるのが楽しい.よって誤植は大好きですが,自分の本の誤植は嫌いです
眼を皿のようにして三校までやったのにそれを嘲笑うかのようにヌルッと間違った文字が入ってくるからね…
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校正の話で言うと,ピロデーモスからの引用につけていた特殊記号が全部めちゃくちゃになって上がってきたので初校がかなり大変でしたね.ギリシア語を極力減らす方向にしていたのでこれでも結構楽になった方だったと思いますが…
大規模な変更は初校までだけれども,初校でそれをやると,細かい部分の誤字脱字や句読点チェックの開始が再校からになり,校正の回数も限られてくるので,三校までやらせてくれたのでもかなりギリギリ感があったのですわよ(というかそのような作業工程の勘所がそもそも分かっていなかった)
念校までやって地獄を見たお話はこちら
共訳ひとり反省会――『西洋古代の地震』翻訳を終えて―― https://www.stromateis.info/zib/20210211.html
「『60億でも鬱』を擦ってるけどまぁ60億では微妙かな…」と思いかけたが,いや60億あったら全部辞めてバックレるわ,高飛び一択.