急な発汗はおさまったけど、なんか怖いな。
見かけたポケモンGo民のうち一人は自転車。歩くより遅いスピードで地面を蹴って進んでたけど、スマホ捜査に夢中になるあまり、壁にこっつんこした瞬間を目撃してしまった。
「五代くんみたいなwwww」
と思った(歳がバレる)
さっき路地裏で山高帽にコートのおっさんが通話するでもなくスマホを操作しながらスマホに向かって
「止まろう、止まろう、止まろう」
と懇願しており、マグリットの世界に迷い込んだかと思った。
意味がわからんくて、実は外国人で
「トゥモロウ」
だった可能性も考えたけど、それでもやっぱり意味がわからんな…
と思ってたら、そのあとふたり、たて続けにポケモンGo民(たぶん)を見かけたので、ようやく把握した。
レアキャラでも出現したんだろう。
止まって欲しかったのか。
リアルに声が出るくらいに。
ああ、散歩だと不要不急の外出になっちゃうか。
じゃ、お金おろして公共料金の支払いと買い物に行こう、だな。
今回の森の発言も、明らかな差別ではあるのだけど、
「女性はおしゃべり」
という二千年は全世界で語られ続けたステレオタイプ概念であるので、オリンピック中止の口実にはできても森の政治家生命に傷をつけるほどのものにはならないだろうし。
すごく、計算が見え隠れしてるように思える。
森喜朗のアレは計算づくじゃないかと思わないでもない。
オリンピックを中止にする、いい口実を提供してあげた、という。
森と言う男が、あの地位に上り詰め、影響力を行使できるのも、アホを演じてババを引く能力があるからだと思っている。
本当のアホなら、あの地位まで行くことはできない。
アホを演じ続けられるのは、天才で、かつ、タフな精神の持ち主に限られる。
中途半端な天才は、どこかでボロが出て、実は頭が良いことがバレてしまう。
たとえボロが出ないほどの注意深い天才でも、一生アホだと思われ続けることに耐えられる精神的マッチョは、そうはいない。
原始仏教(釈迦の仏教)って結局、
前提)この世は苦しいことばかり
原因)他者や世界は自分の思い通りにならないから。というか自分自身すら自分の思い通りにならないから。
対処)現実は嘘だと思いなさい。自分も自分じゃないと思いなさい。
……であって、これ、まんま、統合失調症の患者が出来上がっていく過程じゃね?こんなん教えて大丈夫?みたいな。
というか釈迦自身が、たまたま社会に適合できた境界線上の統合失調症患者だったのでは?
多重人格という概念が希薄な時代に、その人格の切り替わる様子が神がかりのように見えた可能性がある。
「……携帯も触りたくないくらいだった……」
「わかる。そういう日もあるよね」
「……おっぱいも触りたくないくらいだった……」
「い、医者だーッ!医者を呼べーッ!早くッ!」
「……『絶対に押すな』と書いてあるボタンも触りたくないくらいだった……」
「残念ながら、手遅れです」
「そんな!」
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『どっから見ても波瀾万城 第6話:小田原城』(2010)|桝田道也|pixivFANBOX https://mitimasu.fanbox.cc/posts/1880768