それでも駄目なら、何かしら混ぜて誤魔化す方法を考えよう
巨大な鉄の扉の前に沢山の人々が整列している。彼らは扉の向こうに行くために集められた。私はそれを少し離れたところで眺めている。
扉が開き、扉の向こうが見える。扉の向こうは屋外で、砂漠のような場所に砂岩で造られた崩れかけの建築物が建ち並ぶ、空虚な都市が広がっている。
人々は追い立てられるように扉をくぐり、都市へと出ていく。野次馬をしていた私も巻き込まれ、外に放り出されてしまった。
立ち上がり周りを見渡すと、先程までの人々は既にどこかへ行ってしまい、舗装されていない道にはまばらに人影が見えるだけだった。振り返ると既に扉は閉ざされている。
事情を話して中に入れて貰おうと考え、門番を探すが、門番の姿はない。たとえ門番が居てもこちらの話に耳を貸してはくれなかったかもしれない。
途方に暮れて都市を歩いていると、会社の上司2人に出会った。これで帰れる、と安心する。
帰りの算段がついたので、気持ちに余裕が生まれ、観光気分で周囲を眺めながら上司達と歩いていく。上司の1人が舗装された道に細かな切れ込み入っていることを指摘した。日本とは気候が大きくことなるこの場所では、独自の工夫をしているようだった。
上司達と話す中で、同じ部署の人がこの都市に居ることが分かった。もしかするとその子供にも出会うかもしれない、と上司の1人が言った。
場面が切り替わり、薄暗いホテルの廊下。緋色の絨毯が敷かれ、甲冑が飾られている。
同期と談笑していると、先週、東京に行かなかったかと聞かれた。行っていないととぼけたが、家族で東京に行った気がする。
あの時、同じ場所に同期が居たと思うと、急に恥ずかしい気持ちになった。
#夢日記
Soapbox FE v1.3: The Cryptocurrency Release | Soapbox | Social Media Server - https://soapbox.pub/blog/soapbox-fe-v1.3-cryptocurrency-release/
何らかの異常事態が起きた日。
赤い絨毯の敷かれたホテルの一部のような廊下に居る。
廊下の壁には油絵が飾られていて、風景画や怪物、不安をかき立てるような抽象画の、どこかしらに文書が描き込まれている。
文書は語りかけるような軽快な口調で、何が起きたか、生き残るにはどうすれば良いかを曖昧に示している。
その絵を左に見ながら先を急ぐ。
#夢日記