光る君へ望みの先にまでの覚書
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高貴な男に自分の女である光子を取られたと思い込んだ伊周は相手の男の顔を見るため隆家と共に屋敷へ向かう。隆家は威嚇射撃を仕掛けるもその相手は花山院だった。しかも花山院が通っていた相手は光子の妹儼子だった。人違いで前天皇に矢を放ってしまった事態に焦った2人はその場から立ち去るも光子と儼子の兄である斉信は早々に道長に報告。道長から報告を受けた一条天皇は激怒し伊周と隆家に謹慎を申し付ける。為時は淡路守に任命されるもまひろは漢詩や宋の言葉を解する父の赴任先は越前が適切と考え、父の名を騙って道長に文を送る。筆跡からまひろの意図を汲み取った道長は帝に伺いを立て為時は越前守に変更となる。自分の知らないところで事が上手く行き過ぎていることに疑問を感じた為時は娘に道長との関係を問い、まひろも過去に終わった恋だと打ち明ける。土御門殿では伊周に追い討ちをかけたい詮子が父兼家のように呪詛の自作自演を仕掛け一条天皇は伊周と隆家の左遷を決める。兄と弟の不手際により追い詰められた中宮定子は検非違使の刀を奪い髪を落とし出家してしまう。