19:54:57
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ゼパイルさんに善悪に頓着がないと鑑定されたゴン、さては鳥栖哲雄より岡島緑郎よりやばいやつだな

19:54:14
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袋で売ってる湯田ヨーグルト見かけるたび気になっていたがはじめて買ってみた。うまい
パッケージに書いてあった後味すっきり、本当にすっきりで感動した

18:28:44
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やりたくない仕事は先延ばしにしがちだが、もっとやりたくない仕事をぶつけることで相対的にまだマシなやつを片づけはじめるというパワー系施策で乗り切っている

14:23:58
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更級日記「一の巻よりして、人も交じらず、几帳の内にうち臥して、引き出でつつ見る心地、后の位も何にかはせむ。昼はひぐらし夜は目の覚めたる限り灯を近くともしてこれを見るよりほかのことなければ」の辺りだけ古文とか文法とかを超えてダイレクトにわかるぞ!!!!!!てなる

14:18:14
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漫画版ナウシカ、わら半紙の本で読むから気持ち悪さが増すみたいなところある。旧劇エヴァの鳥葬シーンはフィルムブックのインクのにおいでより気持ち悪くなれる。更級日記の作者も源氏物語の墨のにおい嗅ぐだけでのたうち回ったりしてたかなしてただろうな。電子書籍好きだけど電子はあれがないな

14:08:50
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諸星大二郎読んだことなかったんだけど想像以上に漫画版ナウシカがそっくりで、宮崎駿も庵野秀明も諸星大二郎好きなのが理解できた

03:13:45
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更年期に「ザ・チェンジ」ってルビ振られてたけど、英語だと実際その呼び名なんだなかっこいいね。考えてみると「更年」もかっこいいといえばいい

01:13:12
ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、めちゃくちゃよかった
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フィクションまじりの自伝の、語られるほとんどが痛々しいのに(アルコール依存症、虐待、身内の死など)なぜか軽やかで魅力的だった。

『星と聖人』にあったけれど、他の子たちがすいすい跳んでいく大なわとびにどう頑張ったって入れないと悟る、なんかそういう感じが随所であった。でもまあ言うてなわとびやし一生入れんくても死にはせんやろみたいなところもある。ただふとよみがえったときに楽しい気持ちにはならない思い出ではある。そういう話が多くて、あんまりつづけて読むと摂取量を超えるので一日一編ずつにしておこうとなった。

『ファントム・ペイン』
認知症のある老いた父から、娘(わたし)はチンピラと夜逃げしたのだと聞かされ、チンピラの風体を尋ねたら好みのタイプだと思うのがなんかよかった。父はボケちゃってるしそんなチンピラはいないのだけれど、父娘のなかで娘の像がちゃんと一致しているのだなと思って。

『セックス・アピール』
ここよかった
>たしかにわたしはセックス・アピールが何かなんて全然知らなかった。セックスそのものについては、なんだか怒ることと関係あるみたいだと思っていた。猫はそれの最中ずっと怒っているみたいだったし、映画スターもみんな怒っているみたいに見えた。ベティ・デイヴィスやバーバラ・スタンウィックなんか、獰猛そのものだった。

『苦しみの殿堂』
>〈天上の安らぎ(ヘヴンリー・レスト)〉でも〈静かの谷(シリーン・ヴァレー)〉でもない。チャレルテペック公園にある墓地の名前は〈苦しみの殿堂(パンテオン・ド・ドロレス)〉という。ここメキシコではそれから逃れることはできない。死。血。苦。

実際にあるのかなと思って検索してみたらあった。
en.m.wikipedia.org/wiki/Pante%
中南米の小説にただよう死のにおいと〈苦しみの殿堂〉という名前があまりにもマッチしていて、なんだかとてもなるほどとなった。

『ママ』
がんで死の間際にいる妹と、ママ(ママもアルコール依存症)のことを思い出す話、最後がすごくよかった。
ここもよかった
>ユーモアのセンスは一流だった。それはたしか。物乞いに五セント玉渡して『ねえあなた。あなたの将来の夢は何?』って訊いたり。タクシーの運転手が無愛想だと『今日はずいぶんと内省にふけっていらっしゃるのね』と言ったり。

『沈黙』
子どもの頃の些細な約束破りからのここめちゃすき
>ホープは絶叫した。枝の上で伸びあがり、わたしに向かってこぶしを振りあげながらシリア語でののしった。その後のわたしの人生に起こった出来事は、みんなあのときの呪詛のせいなのかもしれない。そう考えれば納得がいく。

『さあ土曜日だ』
刑務所の中の文章教室の話、とてもよかった。

ならびもよかったが、とくに最後の5編が好きだと思った。