世界的にみても日本の司法の拘束度合いは異常だと思う。警察・検察が拘束したがるだけでなく、裁判所がその暴走のブレーキ役を果たしていない。裁判官がまともに判断をしないことの弊害はとても大きいと思う。
有罪率の高さは裁判官が雑に検察を信じる弊害にも繋がっている。検察の「有罪率」を目標に掲げるのはやめさせたほうが社会のためだ。
『大川原化工機えん罪事件』 司法の責任は

@tiidori@fedibird.com よく知らないマイノリティについて、想像に基づいて不安を述べたらそれは普通に差別煽動なんですよ。
大抵のトランスジェンダーは、その性別らしく見えるように工夫しているし、自分がどのくらい性別以降をしているか気にしながら暮らしています。
日本人について語るときに日本人としては珍しい行動を取る人を事例にはしないですよね。なのに、マイノリティについては「中にはそう言う人もいるだろう」みたいな感じで極めて稀な存在を元に危険視されます。よく知らない人はそれを聞いて「トランスジェンダーというのはろくに性別移行もしないで権利だけ主張してくるのがいる」みたいな偏見が強化されてしまう。
トランスジェンダーがどういう存在かについては「トランスジェンダー入門」が入手しやすく読みやすいです。

@tiidori@fedibird.com 想像の中のトランスジェンダーを不安視する前に、こう言った書籍をあたって、そういう人がどういう人間なのか知ってください。

@tiidori@fedibird.com 騙りなどが問題になっているときに、騙られている被害者への偏見を煽るならそれは差別主義者以外の何者でもないですね。
警官を騙った犯罪があったときに、警官を騙るひとと警官と見分けがつかないって言わないでしょう。調べればわかることですから。トランスジェンダーだってそうです。調べたらそれなりにわかることです。
ところが、そういう現実の運用の実態をよく知りもしないで「そういうふうに語る人がいたら」みたいに言われるわけです。それが差別以外の何者でしょうか。
性犯罪を犯している人がいる、あるいは、性犯罪を犯しそうだという人がいたなら、それは普通に通報されますし調べられますよ。当事者はそういう事態に遭わないように日常気を遣って「わきまえて」生きていかざるを得ないのが現実です。
それでも、無知からくる偏見でこんな人がいたら怖いだのどうしたらいいだの、言われてしまう。

@tiidori@fedibird.com 有象無象の嫌がらせに、どうしてわざわざマイノリティをあげつらう必要があるのか、という話です。
女性スペースの安全の問題は、トランスジェンダーにとっても重大な問題です。少なくないトランスジェンダーがトイレなどで暴力に遭っているという事実があります。
そしてそういう暴力は、トランスジェンダーは危険であると言ったような偏見が煽って生まれているんですよ。被害にあってからでは遅いのは同じです。

@tiidori@fedibird.com そもそも自称すれば性別で分けられたスペースに入れるようになる、というのが、差別煽動者が仕掛けたフレームなので、その差別煽動行為そのものを批判すべきなのです。
現実にはトランスジェンダーはさまざまな性別移行の工夫をしていて、その状況に合わせて日々難しい選択をしながら生きています。
そんな中で、「偽の可能性がある限り怖いんですけどぉ～っていうのを否定されるのはきつい」て言うのは、あたかも何一つ性別移行をせずに自称しているだけで入ってくるトランスがいるかのような印象を周りに与えるわけです。
百田とかが「自称して入る」みたいなことを言っている、あれがまず差別煽動なわけです。そしてそれをまに受けて嫌がらせ行為をするのは、差別の実践部隊ですわな。で、その差別煽動のフレームに乗っかったまんま「見分けがつかないのは怖いよね」と言うのは、それは百田の差別の援護射撃のようなものなわけです。
この一連の流れの中で、現実のトランスジェンダーは一貫して差別を受ける被害者にすぎません。
ああ言うのは、偽トランスとかではなく、単純にトランス差別者の一形態に過ぎないわけです。
不安に思うのは仕方がないことです。ですが、それを「不安だよね、不安になって当然だよね」みたいに触れて回るのは、それは差別煽動だと言われても仕方のない行動だと思います。