食べることは、イタリア人にとっては芸術、フランス人にとっては恋愛、中国人にとっては人生、日本人にとっては宗教。ではイギリス人にとっては「栄養」ではないか?という話が入江敦彦さんの本『女王陛下のお気に入り』に出てくるんだけど、「日本人にとっては宗教」ってところが上手いなと思う。
ふと思い立って砂糖断ちにまたチャレンジしているんだけど(ついでに言えば小麦も食べないでいる)、ネットで情報を探していると、ビミョウな苦行感とか「これで新しい私になれる!」みたいな期待感とか、宗教っぽいなと感じる。何を食べて何を食べないかは、当たり前かもしれないけど、男女問わず宗教論争みたいなところがある。(私がゆるくでもヴィーガンやってるのは健康のためではもちろんなくて、倫理面からです。)