> ウクライナを本拠とするELEEK社は、過去10年ほどこの製品を製造し、世界中で販売してきた。侵攻が始まると同社は、すぐに戦地での活用の可能性に思い当たったようだ。担当者はワー・ゾーン誌に対し、「このモデルのバイクは、在庫すべてを無償で軍に譲渡しました」と語る。(...)市販仕様のeバイクが戦場に持ち込まれると、兵士のあいだで大変な好評を博した(...)5時間の充電で最大150キロまでの航続距離に対応する。自重は70キロと比較的軽量ながら、150キロまでの荷重に耐える。兵士1名が乗ったうえで、重さ数キロの66ミリ対戦車砲を携行してもなお余裕がある。(...)大型の可搬バッテリーとしても機能する。戦場では電源確保に苦労するのが常だが、(...)駆動用バッテリーからUSBポートと220Vソケットを経由し、外部に電源を供給できる。これも、現場の兵士からのリクエストに応える形で追加された機能だ。
ウクライナ軍、電動バイクを投入 最高時速90キロの特注品で無音移動|Pen Online