Twitterの方では1,000票以上の回答を得られてるけど、現時点で正答率が3割未満でやべぇよ…ってなってる https://twitter.com/Umic_Y_ANG/status/1146778625712128000
Twitterの方では1,000票以上の回答を得られてるけど、現時点で正答率が3割未満でやべぇよ…ってなってる https://twitter.com/Umic_Y_ANG/status/1146778625712128000
筆跡の特徴も Inherent factors に含まれるけど、これも生体認証の範疇ですね(身体的特徴だけが生体認証ではない)
TLでGSIという略語を見かけるとき、100%の確率でGeneric System Imageが頭になくてうおぉGSI Helmholtzzentrum für Schwerionenforschung GmbHだ!になる
このアンケートは、多要素認証で用いられる「認証の3要素」について問う問題でした。
認証の3要素とは、認証方式を知識認証・所有物認証・生体認証の3つに大別したものです。
各選択肢で挙げられている認証方式を分類すると、次のようになります。
1. キャッシュカード(所有)と暗証番号(知識)
2. パスワード(知識)と秘密の質問(知識)
3. 指静脈認証(生体)と虹彩認証(生体)
4. 預金通帳(所有)と印鑑(所有)
多要素認証では、このうち異なる2つ以上の要素を用いてユーザーを認証します。
例えば、最近よく見られるパスワード+ワンタイムパスワードによる認証は、知識認証(パスワードを知っていることの証明)と所有物認証(セキュリティトークンを所有していることの証明)の2つの要素を用いた多要素認証となっています。
しかし、2つの方式で認証していたとしてもそれらが異なる要素でなければ多要素認証ではありません。
選択肢の 2, 3, 4 は、それぞれ知識・生体・所有の単一の要素しか用いていないため、多要素認証の条件を満たしておらず不正解です。
よって1番目の「キャッシュカードと暗証番号」が正解です。
「キャッシュカードと暗証番号」について、なんとなくセキュリティレベルが低いイメージが先行して質問の意図を取り違えてしまうのだろうなという感じがありました。
暗証番号が数字4桁と短く、入力する際にショルダーハックされるおそれがあるというのは多要素認証とは別の問題です。
また振り込め詐欺のように、正規のユーザーが正常な判断能力を失ってしまった場合には、たとえ3要素を全て用いた認証であっても無力です。
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
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