冬休みの課題読書を決めた。でも読まないかもしれないので、まだ秘密。
青空文庫版をKindle で読んだ。
鎌倉殿が終わってしまって物足りなかった先週の日曜に思い立って読み始める。
なんとこれが全部鎌倉殿のキャストで脳内再生されて、読みやすいことこの上なし(吾妻鏡の引用は飛ばし飛ばし読んだのは内緒)。馴染みの登場人物がみんな出てくる。実朝が生まれる前の話も結構あって、この人も出てきた、あの人も、と浮かれながら読む。
人物像の想定も大筋において大河ドラマと変わりなく、違和感なし。実朝も義時も泰時も尼御台も和田義盛も大江広元も。三浦義村の扱いがちょっと可哀想だが笑える。
太宰治と三谷幸喜の協奏を味わえて幸せ。