@pokarim GUIでファイルをポインティングするとき、その「背景にある空間」としてのファイルシステムがある、とはSmalltalk的には考えなさそうな気がします。たぶん実態としてもツリー状のファイルシステムを背後に抱えることを想定していたわけでもないとおもいます。ディスク上の位置の表現としてパス記法でのディレクトリ構造を考えたのはUnixファイルシステムだとおもうのですが、これに対してUIをくっつける、という考えになると、実体と仮象みたいな分離をしてしまうことになりそうだなとおもいます。
プレーンテキストに、「人間にとって形のある存在」というのはまさにテキストが「見えている」ことが重要だということをおっしゃっているのかなとおもうのですが、Unix的な世界観でテキストの可視化を進めたのはディスプレイ全面を使うエディタの登場を待つようにおもわれ(それまではラインエディタを中心にしていた?)、これがviだとおもうのですが、このviがSmalltalkに影響を受けていたというのをどこかで読んだのですがおもいだせない...。