Let's go!!!🗼🚅(1週間ぶり二度目)
Let's go!!!🗼🚅(1週間ぶり二度目)
恒例のfingersuitsのネイル💅
色はBlake https://fingersuit-jp.com/products/blake
fingersuitsのネイルチップは大きさが0-15とサイズがナンバリングされているので、箱ごと持っていって全部新幹線の中で装着するのがお決まりになってしまった……
#ネイル
Now playing "Be Free" by BE:FIRST on AWA https://mf.awa.fm/3LawhSq
9/16(土)マチネe+貸切公演を由緒ある日生劇場にて初観劇。アクセスはいいし音響もいいし2階席も観やすいし椅子も長時間の鑑賞に耐えうるしトイレの回転も早いし素敵な劇場だった。
カテコでマザー役の安蘭さんも仰っていたように、今の日本で演る意義の大きい作品だったな……というのが真っ先に思ったことだった。
人種、労働者と資本家、女性、移民、家父長制等現代にも通じる分断の問題がギュッと一つに凝縮されているので一度では咀嚼しきれなさそうで、あと3回分チケットあってよかった!
男性の庇護下にあって自分の意見を言えなかったマザーの決意のナンバー"Back to Before"が一番好き!それだけにマザーがターテと再婚するENDだったのが残念……これはもうそういう時代だったとしか言えないけど「妻」「母」という役割でなく「一個の女性」として生きていくマザーではないマザーが観たかった……。しかし、こんなにフェミニズム文脈が作品で取り扱われているとは正直思っていなくて嬉しい誤算だった。
演出の藤田さんはピーターパンぶり二度目だったが、「未来を生きて行く子どもたちのために我々大人はよりよい明日を手渡さなければならない」という子どもたちへの描き方はとても信頼できるなーと改めて思った。
初報で黒人の物語を取り扱うと知った時は、“ブラックフェイス”に対する不安が脳裏をよぎったが、いざ幕が上がってみると白人の登場人物の衣装を白一色にするという「白人の有徴化」というこの上ない皮肉をやってのけていて、これだけでこの舞台安心だな!と確信した。
所属するコミュニティが同じ人物達の衣装が統一されていて視覚的にも分かりやすかった。
テロリストとなったコールハウスがロングコートを羽織るのと同じくヤンガーブラザーが色のついた上着を着るようになるのも好き。
ラグタイムの軽妙洒脱な音楽に載せて、物語の結末は戦争の足音が忍び寄る過酷な時代へと突入していくことが示唆されているのが大変やるせなく、しかしめでたしめでたしで終わらせない展開に誠実さを感じた。
ヤンガーブラザーのとんちゃんさんが本当〜〜〜〜に良くて〜〜〜〜
私のとんちゃんさん鑑賞歴はスレイジー(Will)、グランギニョル(春林師匠)、マリーゴールド(コリウス)でそんな大して観てないけど、好きな役者さんでスラッとして目を惹く容貌かつ歌唱力も高く作品によって硬軟演じ分けられる素晴らしい俳優さんだとしみじみ思った。
熱中できる物事を探していた若き青年がイブリン・ネズビットの次にのめり込んだのが、友コールハウスの復讐の手助けで、最終的にああいう最期を迎えてしまったというのが切ない……。
投降するコールハウスの一幕はみんな大好きホモソーシャルの熱と崩壊だな〜と思い興奮しつつも冷めた目で観てしまう部分もあり海底火山のような心境に……。