14:28:18 @nixeneko@nixeneko.info
2018-07-23 13:28:04 あっきぃ / C104(月)西さ-25aの投稿 akkiesoft@social.mikutter.hachune.net
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なにこれ / ロシア人ハッカー「スべトラーナ・小百合・べレフスカヤ」による人工知能、機械学習入門。5秒で学習を始められる、Python×動画×オンライン実行環境によるAI入門者、機械学習入門者向け学習コンテンツ paiza.jp/works/ai_ml_lp

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【CV:上坂すみれ】Python×AI機械学習入門 画像認識、概要編|paizaラーニング
16:30:40 @nixeneko@nixeneko.info
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冬休みなくしてその分夏休みを拡張しよう。

20:33:05 @nixeneko@nixeneko.info
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PCリセットするか。バックアップ用にHDD購入しなきゃ…。

20:34:47 @nixeneko@nixeneko.info
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漢字が子の名前に使へるかどうかを引ける様にしてみたいが、字形差まで含めると面倒っぽいんだよなあ。

21:14:10 @nixeneko@nixeneko.info
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2018年7月14日(土)開催のアジアンライブラリーカフェno.004「文字を支える書字材料−パピルス・羊皮紙・紙・活版印刷−」について軽まとめる。
#文字を支える書字材料

21:34:24 @nixeneko@nixeneko.info
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パピルスの作り方。紀元前2550年ころのパピルス文書が見つかって居る最古のもの。
パピルス草は多年草で、日本の気候では冬には枯れるが翌年になるとまた生えてくる。エジプトに自生するものは高さ5m、人の腕ほどの大きさになり、1本からA5~A4程度のパピルス紙がとれる。
茎の皮をむき、その内側の部分をうすくスライスして、水に1週間ほどつけ細胞壁を少し壊し、縦・横の2層に並べてプレスし、乾燥させる。壊れた細胞壁がからむので接着剤がなくてもくっつく(ただし、水につけるとはがれてくる)。
表裏がある(繊維がどっち向きで書いてくかは忘れた)。
#文字を支える書字材料

21:39:27 @nixeneko@nixeneko.info
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羊皮紙の作り方について、まず毛をはがすが、古代には糞をつかって脱毛したりして居たらしい。7世紀に消石灰を使った方法が開発され、pH12~13ほどで1週間位漬けておき、その後毛をとりのぞく。木枠に張り、三ヶ月型のナイフでうすく削っていく。
行程は1ヶ月ほどで、A4用紙6枚程度とれるとのこと。
#文字を支える書字材料

21:57:06 @nixeneko@nixeneko.info
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次に、世界を席巻したアジアの紙の話。元来「紙」の字はpaperを意味するものではなかった。文字は古来竹簡等を編んだものに書かれ、安価であるが重かった。また「紙」は絹のシート状のものを指し、軽いが高価であった。蔡倫が麻やぼろ布を原料に紙を作り、元々は「帋」(巾なので布に関連)の字で表した。その後「帋」の字が廃れ、「帋」で表されたものも「紙」と呼ばれる様になった。
#文字を支える書字材料

21:57:34 @nixeneko@nixeneko.info
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途中、編んだ竹簡のレプリカが回覧されたが、高さが現代のA4用紙ほどで、いつの人間にとっても使用しやすいサイズは同じである。編まれた竹簡の様式はそのまま現在の原稿用紙に残って居る。
#文字を支える書字材料

22:25:32 @nixeneko@nixeneko.info
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紙は全世界を席巻し、情報伝達に革命を起こし、大航海時代が始まった。
地域によって使用される紙の素材等は異なってくる。
西洋の芸術家が和紙を重宝して使ったって話があるが、和紙はもともと筆に墨で書いたり木版印刷に最適化されたものであり、西洋美術の木版画や筆で描く用途に合致した。ヨーロッパの書字材料としての紙はペンにインクでガリガリ書くためのものだったので、木版印刷や筆向きに作られた和紙が芸術家に評価されたのは当然だった。
#文字を支える書字材料

22:34:04 @nixeneko@nixeneko.info
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また、基本的に前代に使用された書字材料は高級なものとして重用される傾向がある。
唐では、格式の高いものや人名を左右するものには竹簡や絹を使用し、そのほかは紙(麻紙、藤紙)を使用するとの史料がある。
宋元時代には、麻紙が高級、楮紙が中級・一般紙、竹紙が低級の大量消費用の紙であった。
清代には、楮紙が高級、竹紙が普通、藁紙が低級となった。
#文字を支える書字材料

22:35:16 @nixeneko@nixeneko.info
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また、この様な紙の序列は、周辺諸国にも影響をもたらし、ベトナムや日本でも同様の紙の序列がみられる。
#文字を支える書字材料

22:45:42 @nixeneko@nixeneko.info
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最後、活版印刷の黎明、グーテンベルク聖書について。
活字は父型・母型・鋳型から同一の活字を大量に作るものだとされるが、グーテンベルクによる『トルコ教書』(1456年)のiの文字をクラスタリングしてみたところ、非常に多くの字形に分かれた。父型・母型による活字鋳造は本当か?
また、同様にインキュナブラの同じ印刷物の異なる本を校合してみると、ページごとに一度だけ印刷初期の段階で修正が入っている。羊皮紙版は必ず修正後のものが刷られる。
など。
#文字を支える書字材料