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2025-01-26 09:40:27 うえの :fedibird1:の投稿 utan@fedibird.com
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休日の朝にびわ湖の青をどうぞ

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『ブッダという男 ——初期仏典を読みとく』清水俊史, ちくま親書1763, 2023
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075949/

ブッダに限らず、2500年前の人物を資料を読むときに、現代人はつい自分の理想を投影して解釈してしまうので、本当は言っていないことを解釈に含んでしまう。
しかし、古代人の言ったことを歴史的資料として読むだけでなく、「現代的なイメージとして」教祖の言ったことを解釈するのは、生きること・社会活動に取り組むうえでのエンパワメントとして有用であり、それが宗教の意義であると思った。(たとえばインドのカースト制度撤廃(1950年)には現代的に解釈した「階級差別をしない」ブッダ像が大きく寄与している)
読書タイミング的には
アメリカの🃏に慈悲を説いた牧師が思い出される……

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『ブッダという男』清水 俊史|筑摩書房
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トランプ氏に主教が「慈悲」求める 「ジェンダーは二つ」や移民に関する発言めぐり - BBCニュース
12:10:49
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(承前) 文中で笑っちゃった仏教の現代的解釈:
「ブッダは同性愛に寛大だった」という現代的解釈に対して、
「現代的な視点で見たら2500年前のインド社会でそんなわけはなく、ましてや仏教ではそもそも同性愛であれ異性愛であれ性愛は取り除くべき煩悩である」という指摘(p.210)

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中村元の仏教学を先に読んで「ブッダってウィトゲンシュタイン的な不可知論的な視点を持ってたのか〜面白いな〜」って思ってたら、本書(『ブッダという男』清水俊史)で「そうは言ってないで」って手のひら返されて良かったので、オススメです。

12:47:58
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私の面白エピソードではなく弟の話になるのだが:
京都への修学旅行の班行動で道に迷って誰かに道を聞こうとしたところ、キリスト教系の学校の校門の前で先生が聖書を配っていて、
「そういう『人生という名の大きな道』に迷ってるんじゃなくて京都駅への道に迷ってるんだよ!」と心の中でつっこみながらそれはそうとして聖書は持ち帰ってきた話がある (口語訳の新約聖書だったと思うけど詳細忘れました)