https://x.com/jadarap/status/1804362716339147059
これは割とそうだなと思う（ドラマはちゃんとわかんないけど、二次創作BLとかにもそういう”型”がある） 家事労働を積極的に行うことが愛情表現や支配的な男性性の低減につながるということもあるだろうけど、根本として「ご飯を共にするのは親交を深める最良の手段だよ」みたいな価値観もあるような気がしてて、最近はその辺の価値観をなんかもっとねりねりできないだろうかと思わんこともない ツイ主は多分「BL作品のメジャーシーンでのパターン化が著しい（なぜなら異性愛作品より数が少なく不自由だから）」ということを言いたいんだと思うけど
ツイ主の意図するところで言うなら、今少年漫画や少女漫画や青年漫画と分類されている作品群に”ふつうに”同性愛表現が出てくるようになればいいよな、と僕も思います
私自身はご飯を食べたり作ったりすることが好きだし、食事を介した愛情表現にも一定の納得があるけど、でも食事にばかり愛情を担わせるわけにもいかない/愛情にばかり食事を担わせるわけにもいかない という気持ち
それを言うと酸素は弱った相手に食事を用意してくれる、という「風邪引きさんにお粥作ってくれる」的な愛情描写と似たことをしているのに、行動がちょいちょい不可解、何を考えてるかわからない、淡白すぎて感謝の念を抱きにくい、食事内容も適切ではあるが簡素、って感じで、いい塩梅だなあと思う
適切な世話だし支配や暴力性との結びつきは弱いが、それはそれとして愛情描写とは言えない、みたいな
誰かの世話をする描写をしっかり淡白に描かれているのが……良い……
それで言うとロキへの愛情描写に食事を使えそうだけど、ロキにご飯をあげていたのはチキン齧らせてたときのみで、それよりも強く愛情表現と言えそうなのは”眼差し”なんだよなあ 何か自分から影響を及ぼして庇護することではなく、ただその有様を見つめ考えているのが一番愛情深いなあと思う
反戦や反差別の意思を”わざわざ”表明することへ、危険思想へ片足突っ込んでる、かつての過激派と同じ思想だから怪しまれて当然、という風な言い方をしていて、なんて卑怯な言い分だろうと思う なんというか、わざわざそんな”道徳”みたいなことを掲げなきゃいけないのって、社会全体でそれが共有されないまま国が傾いてるからなんだけど、もっと他に怖がる人がいるんじゃないですか
反戦・反差別ですよね？って聞いたらきっと大勢がうんって言うけど、「そうは言っても他に優先したいことがあるので、優先したいことの邪魔になっちゃう場合は反戦・反差別を掲げられたり知らしめられたりするのって嫌なんですよね」みたいな振る舞いをしていて、憎しみ
便利で大好きなものを買うとき、安くて美味しいチェーンで物を食べるとき、夕飯の材料を買ってるとき、労働するとき、寝てるとき、少しでも不快感を感じたくないから戦争や差別を意識から排したくて、そしてその気持ちはわかるし、その気持ちは醜い
醜い人間なので、あえてストレス値の高いニュースを見ることで精算しようという気持ちが確かにある
エモという言葉の指す意味合いが、なんとなくの感傷全体というよりは、パターン化された特定のシチュエーションを指してきているように思う 自分の中で
「あ、これってエモだね」というとき、自分の感傷は別のとこで、これをエモとする一般論を想定して喋っているということがだいぶある
美少女ヒロインに愛される俺的な作品のシチュエーションに安心する気持ちがあって、それはみんなが「こんなんあり得ん」「オタクの幻想」と言っているお墨付きの高純度フィクションだから、いくらその類型を擦っても感情にリアリティがないとかわかってないとか言われないからで、それがなんかほっとするかも、ということを考えていた
恋情がむずかしいから、”生活感””生きてる感”のある恋愛感情を軸としたフィクション作品を鑑賞する、あるいは語ったり作ったりするとき、「これであってるのか？」「どういうことだ？」となってしまうこともあって、それが困っちゃうんだよな
最初から空からアンドロイドの美少女がドーン！俺に惚れていつの間にか海外出張中で両親のいない家に上がりこんできて同居することに…！？の「ワハハ」感にほっとする
別に特別好きかと言われるとなんだけど、そういうフィクションを見るときの構えなさはある
エロも非日常ご都合世界観の方が好き わかりやすいから
リアリティのある恋情と呼ばれる描写のルールが難しくて、「はいこういうことですんでね」をやるわかりやすい方に傾倒してしまう フィクションを楽しむ者の中でもかなりあるあるな現象
Help the Palestinian People with a Click | arab.org
https://arab.org/click-to-help/palestine/
デイリー
１日１クリックパレスチナ支援だょ
スヤスヤしてたら海ステージで人魚たちと話す夢見た その海ステージでは人魚たちと戦うようになってて、普通の人魚の他にでけえボス人魚がいる 見た目はそうでもないけど雰囲気はかなりセイレーンちゃんに近い
ボス人魚も「おかあさん」に歌を捧げていて、全知ではないのでおかあさんでないとわからないこともある おかあさんって海そのもののことなんだろな……
有村麻央さんの話題、見聞きするだけでしんどさあるな～というか、不用意だよな、と思う
こんだけデカいシリーズコンテンツになったんだから当然ジェンダーアイデンティティ、ジェンダー役割、ジェンダー表現に悩みを抱いてる（いた）Pなんて山程いるのに、その辺りの倫理意識をクリアしないままなんとなくふわーっと触っているんじゃないか、菊地真をもっとマイルドにしただけの、根本では変わっていないシナリオなんじゃないかと思えてならない 自分に引きつけて考えてしまうプレイヤーが大勢いるだろう中にそんなシナリオをぽいっと投げたら、怒ったり傷ついたりする人もそりゃあいるよな…という気持ち…
「歌劇に憧れて王子様役を舞台プライベート問わず振る舞っていたが、背が伸びなかったり童顔のままだったりで”かわいい女性らしい”容姿への成長に悩み、プライベートで王子様然とした振る舞いをしつつアイドルを目指したところ、プロデューサーからの『自分の特徴を愛せなければトップアイドルになれない』という指導のもと”かわいい”アイドルを目指す練習をし、無事自分の特徴を受け入れてトップアイドルになる」みたいな、どうやらそういうあらすじらしいんだけど、まずこの「かわいい容姿」「かっこいい容姿」で役割や属性が振り分けられることを当たり前として描いてるのがグロ…になる アイドルなんて大抵そういう側面があるのだろうけど、にしたって「置かれた場所で咲きなさい」すぎる…
アイマスはなんか、マニッシュな振る舞いをすることに対して理由が必要だと思いがちというか……そのあり方は歪で”本当”ではない、素のあなたがいるんですよ、 みたいな描き方しすぎでは…？
元々男性向けコンテンツであるから女性アイドルを自然体でマニッシュに描くことができない制約とかあるにしても、もっとやり方あるだろ そんな半端な意識で今の世に出してるの、どうなんだ……まあでもチャイルドスモックとかを出してるし今更ですか…？
”女の子”が”王子様”を目指すのは、相応の心の傷や環境や歪みがあるからだ、っていうことをずっとやっている気がする そうかなあ……世間一般的にはそうなんですか？僕は存じ上げませんが…
マニッシュな振る舞いと、多少大げさに誇張された”王子様”を結びつけがちなのもキモいっちゃキモいが その辺で言うとミリの昴さんはかなり自然体にボーイッシュな振る舞いをするキャラではあるんだよな
そういうのはもしかしてウマ娘とかの方で取り扱ってるのかもしれませんね ウマ娘はなんか元ネタがオスでもメスでも美少女にするとことか、競馬自体の倫理のアレさを覆い隠すエンタメ性とかで距離を置いちゃってるんだけど、伝え聞く話ではなんか良いって噂
競馬のアレさっていうのは賭博行為というかは動物倫理の方です 馬を人為的に交配させたりレースを走らせたり商品として高額売買する（当然その裏には馬への非道な行為がある場合たくさんあるでしょう）行為が厳しくて、それを物語でコーティングしてみんなでエモ消費してるのがこわい〜っていう感じ もしその辺クリアしてるって情報あったら教えてほしい
「本当はそんな性格じゃないが、理想の自分になるために仮面を被ってそのように振る舞っている」というキャラ設定で言えば黛冬優子だってそうというか、少し前から”ぶりっこキャラ”にそのようなバックグラウンドを持たせて「努力していてかっこいい」という印象をつけるの流行ってる感じあるけど、マニッシュさを求めている少女にはそれは許されないのだろうか
ふわふわしたガーリッシュな姿を求める少女は「腹を括って仮面をつけている凛々しい女」のキャラ付けがなされるのに、ボーイッシュな姿を求める少女は「まだ自分が何を求めているかもわからない不安定な少女」のキャラ付けになっちゃうのかなあ……
それはボーイッシュやマニッシュやニュートラルな姿を求める少女が「夢見がちで思春期の一過性の憧れに振り回されて本当の自分を知らない」と思われることと無関係とも言えないんじゃないのかな、とかね
そして社会からの視線に合致した姿を選んだとき、社会は驚くほど寛容で好意的で肯定的で、その居心地の良さを”本当の自分”に選んでしまう、ということが発生してるんじゃないか、という懸念を常に感じている
もちろんジェンダー表現は色々だし本当の自分も何もよくわかんないもんだけど、でもやっぱりなあ……ねえ……
まあ結局はいろんな作品の中に多様なジェンダー表現が出てほしいなあ、ということでした。まる。
「なりたい自分」を手放せば受け入れてもらえる、というストーリーの、とてつもない悲しみ
それを言うと諸星きらりも（色々条件は違うけど）同じようなもので、たとえば彼女に「自分のかっこよさを受け入れて、愛してください」みたいなことを言っていたら結構モヤるのもわかるかなと思う
諸星きらりは女の子らしくてかわいい姿を求めていたから物語の中でも歓迎されるが、有村麻央はそうではない
アニメの菊地真はたしか「Pが自分の”かわいくありたい姿”を肯定してくれたから、かっこいいアイドルとしてもがんばれる」みたいな物語の造形をしていたような気がするが、有村麻央のなりたい自分はどこかで肯定されただろうか わかんないけど
「振る舞いが自分のイメージに沿っていること」がたとえフィクションでもアイドルの条件であるとしたら、やっぱりアイドルって嫌な商売だな、という気持ちになる
そもそも他人の有り様にケチをつける行いが好きではないんだけど、アイドルという構造って未成年もできる垣根の低さに対して、「自分で飛び込んだ業界なんだからジャッジされることも受け入れなさい」的な自己責任論がまかり通る土壌もあって、それがめっちゃ嫌っていう
線香を横置きにするタイプの香炉？を買った かっこいいし灰が吹き飛ばないね
ただ炉に対して手持ちの線香が短いのですぐ終わっちゃう 長めのやつ買おうかな
なんだかんだ香をちょくちょく使っている 楽しいし素敵だしいい匂いがするので（いい匂いが好き）
香道のセットとかを眺めてはウフフ……と思ってる そのうち買ってるかもな
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フィクションへの論じ方で「キャラクターや物語の在り方は作り手や現実社会の都合で変わる傾向にある」みたいな考えと、「キャラクターは作品世界において自我を持ったイチ個人で尊重すべきである」みたいな考えとでレイヤーが違くて、違うレイヤーで話してて不毛なときがまあまああるよな
私は結構前者の「そういう描き方や動かし方をした作り手の意識に不満がある」みたいなことが多い
キャラクターは結局のところ作者の意向で動かされているものである認識はずっとある、というかそうでないと安心して消費ができない
だからといってキャラクターの存在は空虚という考えでもないけど 現実社会に存在する作り手の考えを反映して、そして二次創作も含めて多くの人がそれを”読み解こうとする”ことでそのキャラクターそのものに限らず読み手や作り手の意識も深めていくような装置に近いな、と思う
Twitterでもなんでも、無害そうな顔して「似合ってれば服なんて何着てもいいんだよ！」って言葉が割と無邪気に拡散されてたりして、有村麻央のストーリーへのヤダさはそれを見たときと似ているかもしれない
似合ってなければそんな服を着ているのはおかしいと平気で言われる、そして似合ってるか似合ってないかは大衆が作り出したルッキズム基準で判断されて、「似合ってないんだから文句を言われても仕方ない」みたいな意味不明な正当化までされる
似合ってなくても服なんて何着てもいいはずなんだけどね
君に似合う服はこれだよ、なぜなら性別が/顔貌が/肌の色が/髪の色が/体型が/身長がこうだからねって平気な顔して言わないでね
「どんな服を選んだらいいかわからない人にとってはそういう指針も大事」という論もあって、それ自体はそうなんだと思うけど、似合う/似合わないの基準は上記のような有害な基準の押し付けにとても簡単に接続してしまい、その基準を強化する効果も否めないと思うから、やっぱり慎重に取り扱ってほしいと思うよ
そもそも似合う/似合わないと感じるのはなぜか、ってところから考えてみてもいいのではないか
もさい女をビューティ大臣が見事に変身させてあげる！みたいなストーリーも、その似合う/似合わない、美しい/美しくないという意識は社会に蔓延したルッキズムによって構築されたもので、それを唯唯諾諾と鵜呑みにして他人に上から”教えてあげる”のって、どうなんですか、みたいなことをよく考える 口が悪い
「もさい/ダサい女はそれを脱したいと望んでいるんだからいいじゃないか」という意見も多分あって、ある側面では願望の成就なんだけど、「異常者を社会に適応させる」ストーリーテリングとして見ると、やっぱりそこには暴力性を孕んでると感じる
中年の男性に見える人が脱毛などをせずに主に女性が着用するかわいい服を着ると「差別とかするつもりないけど、こんな似合ってない着方したら服が可哀想」みたいな意見を言う人もいて、それは、差別ですよ
ふりふりの服をノーメイクで着ている女性に見える人にもそういうこと言う人いるけど、ノーメイクでどんな服も着る権利があるし、それになんのかんのと理由をつけて「着るな」と言う行いは、酷い行いだよ
なんだか不愉快だなあと思う心までは制限できないししてはいけないけど、それを罪悪感もなく堂々と発言するような人間に……みんななるな……！俺だけ見てろ……
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「本当の自分」「ありのままの自分」を良きものとして語るときに薄さを感じること多し
大衆と比べて違和感を覚えやすい格好をしている人に「変」というシナリオ自体は、現実に即して考えるとそうおかしくはないかな、と思う 「変なの」という評価を無邪気に言う人は全然珍しくないし、その無邪気な「変」がどんどん削っていくというのも、それは、そう……
あとこれは混ぜっ返しの意見にはなってしまうけど、今日日マニッシュな格好とか大きめの上着とかは別にそう変でもないだろ
そう変でも珍しくもないし、イラストの感じも似合ってないわけでもないし、女子からモテる的なキャラ性が付与されてて、”かわいい”が一番似合うんだよあなたは、みたいな話運びに説得力がない せめて丸いお目々の149cmとかならまだわからんでもないかもしれんけど
「このキャラクターがそういう選択をして満足してるんだから良いことなのに否定するなんて」という言い方は、否定する人の結構な数が「そういうストーリー展開にした作り手側の価値観」の方を嫌がっていることをわからないか、意図的に見ないようにしている
キャラが勝手に動くなんて言うけど、作者なしで勝手に動くわけないからね 作者の脳みそありきの存在ですよ
