広告のありようって、その国の企業が、ユーザーに対してどのくらい誠実に振る舞うべきなのか、というのが如実に現れる箇所だと思っているので、モラルのない広告の跋扈には強い危機感を覚える。
そういう広告を作っているところは、ある程度顧客を騙しても構わないと思っているし、顧客を騙すような振る舞いをしても利益が得られるだろうというふうに今の社会を見ている。
広告のありようって、その国の企業が、ユーザーに対してどのくらい誠実に振る舞うべきなのか、というのが如実に現れる箇所だと思っているので、モラルのない広告の跋扈には強い危機感を覚える。
そういう広告を作っているところは、ある程度顧客を騙しても構わないと思っているし、顧客を騙すような振る舞いをしても利益が得られるだろうというふうに今の社会を見ている。
つまり、多少不誠実な振る舞いをしようが国民はそれを気にしないだろう、というふうに大手企業が考えるように変わってきているのだとも思う。その背景には、安倍政権以降顕著になった、政府の不誠実な振る舞いと、それを許容する世論の影響がある。
いま、日本の商品の品質が虚構によって支えられていたことが明らかになるような事例が相次いでいる。メイド・イン・ジャパンはもう誇るべきブランドとしての価値を失いつつあって、それの現れが広告や商品の劣化として顕在化しているんだろうなあ。