『ロナルド様』に恋人のやりかたはインストールされてないんだよな 恋人？退治だぜ……をしてるから
だから読ドに恋人になろうって言われたら自分でやるしかないんだけど 読ドの告白に「ごめん。……演りかたがわからない」って返すロ様ください
「やりかた？」
「ん……。『ロナルド様』に恋人はいねえから」
「？？？ ええと、お付き合いの経験がないってこと？」
「ないっていうか、……いや、そうだな。ないから、わからない。お前の要件は満たせないと思う」
「要件て――」
「だから、やめたほうがいい。……もっと、うん。もっと、お前に見合うヤツがいるさ。俺は上手くできないけど……、」
「ロナルドくん」
「きっといるよ。お前をちゃんと、しあわせにできるヒトが。何百年かかるかはわかんねえから……たぶん見届けてやれはしないけど、な」
#読ドロ
読ドの枷になりたくないんだよな、結局
なにかを残したらいけない、ちゃんと終わらせないといけない、しあわせになってもらわないといけない
なのに好きだって言われて、嘘じゃないこともわかって どうしたらいいのかわからなくなってさ……
とりあえず「そういうの」を求められてるんだと理解して、でも「そういうの」がわかんないから、隣に座るぐらいしかできることはないロ様……
これでいいのかな、嫌がられてないのかな、うまくできてるかな、ってずっとぐるぐるしている…… #読ドロ
ついにロ様の本名知った読ドが木下くん🎶ヒデオくん🎶てノリノリで呼びまくってたら「……お前と会ったのはロナルドだろ」って拗ねちゃうやつください
ヒデオとロナルドと『ロナルド様』が全部乖離してるやつだから、あんまり手放しにかわいいとは言えないのがミソ #読ドロ
読ドはそういうのわかっててほしいなあ 全部の君を愛したいんだから、ヒデオくんのことも私にちょうだいよ、っていう……
ロ様としてはヒデオをなかったことにしたいし殺したつもりでいるから「そいつはもういない。だから、お前が気にすることじゃない」「それとも、浮気がしたいのか？」って言う……
硫酸でも炎でもいいんだけど、とにかく顔が焼け爛れちゃうロ様見たいな 硫酸の場合吸血鬼と組むなんて！っていう元ファン現過激派アンチの人間で抵抗できなかったやつだな……
入院中頻繁に見舞いに来ては甲斐甲斐しく欲しいものはないかとか聞いてくる読ドに「無理はしなくていい」って言うロ様……
「もうお前の好きだった顔じゃない。……だから、別れてもいい」って言うけど目は合わせられないんだよね……
#読ドロ
「私は君の顔だけが好きな訳じゃない。わかるだろ」
「……わかるけど、欠けたのも事実だろう」
「ただそれだけで、君のうつくしさが損なわれはしないよ……こんなことがあって、不安になるのは当たり前だ。そんな君をひとりにする訳にはいかない」
