2023-08-17 18:22:06 yosomiの投稿 ys2o3i@kmy.blue
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庵カヲシンの話

渚カヲルは別にシンジくんのことを傷つけたいがために使徒として握りつぶされたわけではないが、その愛情があまりにも深過ぎる+表現がわかりにくすぎて、当のシンジくんは「裏切ったな!!」と思ってしまうのが歯がゆくも美しいすれ違いだなと改めて思った。

シンジくん「僕を理解してくれるっていうのなら、ずっと傍にいて欲しかった」
カヲルくん「僕が傍に居ても居なくても、君のことを理解しているヒトが存在した事実は変わらない」
この愛に対する認識の差がTV版では大きいんだな。

初めて見た時はこのあたりがわかっておらず、私からしてもカヲルくんの愛情表現ってよく分からないものだったんだけど、メタ認知が強いな〜。それはそれとしてさみしいっていう側の視点も忘れたらいけないだろ👊👊👊と思うので、ディスコミュニケーション感が拭い切れない。(そこがいい)

庵カヲシンの話はカプかカプでないか

昔はカプだし恋愛だよ!だったんだけど今は「汝隣人を愛せよ」ってふたりだなあと認識が様変わりした。
とはいえ相変わらずカプなんだけど、ブロマンスとするにはお互いに心が通い合ってなさすぎるので(愛情の贈与が平行線すぎるように見える)、相互理解からスタートして頂けませんか?という思いが強い。とはいえかたや人外、かたや14歳にそれを求めるのは……酷すぎ〜!そう……14歳なんだよなシンジくん……。
それはそれとしてなんも考えずに恋愛も見たいのでカプとする。します。

これをTwitterでだら〜と話してて、だから私はシンジくん推しだったんだね……っていう気付きがあった。どっちかというとシンジくんの気持ちが自分のことのように分かるという意味ではなく、単に彼が求めているものが何かすぐ察知できてしまったので、自分にとってわかりやすかったんだと思う。10年前くらいの、当初の目線が同情だとすると、今は共感的理解に見方が変わってる。

TV版のカヲルくんからシンジくんに向けられる感情内訳はおおよそ「君が優しくて思慮深く、誰よりも人の痛みがわかる人間であると理解しているから、例え大勢が君を理解しなくとも、僕は君の味方であり続けよう」であって、やっぱ相手の要求・要望を汲むものではなさそう。