18:41:20
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「ヒエログリフを解け」を読み終わった。
 ロゼッタストーンの解読の話だと言うのに、ロゼッタストーンが登場するまで最初の100ページほどかかる。かなりやきもきした。
 まぁでもそれがこの著者のスタイルのようで、いろいろ関連する事件と人物を散りばめながら話を引っ張る。それでもあまり散漫にならない。読みやすさも損なわれていない。私にしては速く、数日で読み終わった。このスタイルに慣れると華やかで楽しい。
 でも、私にとっての圧巻は、末尾近くのハトシェプスト女王の発見の話だった。文法が思いがけない手がかりとなったというのはまさに求めていた逸話。読みたかったものが読めて満足。

21:59:05
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やきもきしていた間は、今思うと無意識にヒエログリフの文法書を求めていたようだ。副題にも帯にもそんな本ではないとはっきり書いてあるのに。
 そこで、そういえば、そんな本も持ってたな、と思い出し、大きくもない本棚の奥を探るとありました。よかった、捨ててなかった。
 「ヒエログリフ入門」買ったのは25年ぐらい前か。読み通せてないが、コンパクトながらしっかり文法が説明されて、解説付き例文も豊富、巻末にはミニ辞書としての単語集もある。も一度チャレンジしてみたい。が、すっかり遅読になったからなぁ。

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