メディアが駆逐になる
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頭の中を通過させる情報の流量を上げずに、いくらか確度の高い情報にありつく確率を上げる手段としては、それはそれで正しいし、盲目的に信じる人々を批判はしづらい。
「すべてを等しく疑う」って、科学者的な考え方と何か確固としたスタンスが決まってないとできないし、情報の流れは1桁2桁レベルで上がるからそれに耐えられる訓練ができてないと厳しい。
なので、そこまでのスキルを持たないなら、どうしてもそれなりに権威のありそうなメディアを信用してみる、というのが有効な生存戦略となりうる。それが本当に正しいのかはさておき。
よく「情報が溢れかえる情報過多な・・・」みたいに言われるけど、そういう工学の知識も情報だし、そういう判断力をつけるにもより情報が必要なので、情報を減らそう系のメディアリテラシーってそういう意味でも微妙かも><
たぶん、有用な情報を選り分けるトレーニング(実際には単に切り捨てて減らすやり方を教えてる感)だけじゃなく、単純により多くの情報を扱えるようになるトレーニングも併せて必要なのかも><
超シンプルに言うとゴシップ記事を読まないでになってしまう系のメインストリームなメディアリテラシーって、「なにも信じないぞ!」かつ「なにも結論を出さないぞ!」に等しく、「私は自分では何も考えないぞ!(権威の発言をひたすら待つぞ)」になってしまう><
「検証ってそうじゃないでしょ?><」感があるし、ワイドショー番組に出てくる地位はそこそこまともでも発言がまともでは無いテレビ向け謎評論家の話を鵜呑みにする事にも繋がってしまう><
東日本大震災直後、1F原発の報道で建屋が爆発したシーンはまだ記憶に残ってると思うけど、あの時テレビで識者がしたり顔で「爆破弁」を使用したのかも、なんていうトンデモ説を披露してたのを思い出した。
当然冷静に考えるとそんな建屋が吹っ飛ぶほどの超危ない代物をクリティカルなプラントの中に置くはずがないから、見て10秒ぐらい考えて即時却下したし、他で騒がれていた「放射性物質が爆発」も物性からやっぱり即時却下したけれど、このへんはさすがに工学の深い知識がないと切り分けに手を出せない…
パニックモードだと情報があまりに溢れかえりすぎるので熟慮する時間もないし、なんとなく勘と他情報比較とで超高速に「これはダメ」「これは怪しい」「これは確かかも」にざくっと分けた上で統合していくスキルが必要。
とはいえさすがにこれを多くの人に身につけてもらうのは多分無理。
世の中の一般的なメディアリテラシー論、基本的には「誤った情報に騙されないで」、「未確定要素があり曖昧で不正確な情報に振り回されないで」、「少ない情報で結論を出さないで」みたいな考え方が多いと思う><
オレンジのメディアリテラシーの考え方は全く逆で
「基本的に多くの情報にはエラーも含まれる>< 行政等の公式や権威があるものでも><」
「情報が少ない情勢から効率よく情報を集めるには、信頼出来ない情報源からの情報からも有用な情報を抽出する必要がある>< 特に『どう誤解し誤った情報を発信したのか?><』という情報は、表面的な情報よりもとても多くの情報を持っている事が多い><」、
「"結論"は、その時点の情報に照らし合わせて『最も妥当であろう』というものであり、固定されるものでは無い>< 情報に対しても、そして結論も、『どのその程度可能性が高いか?』という確度の情報と根拠をセットにして『であれば、こうであろう』という形をとるべきかも>< 常に新しい情報を得よう、"結論"が正しいか検証し続けようと考えるのであれば><」