三崎はもう蝉が鳴いてたよ
"その先" を頑張っている人たちからすると、自分だけの怒りを全面的に理解してくれることをひたすら求めている人は幼く見えてしまうかもしれないが(特にその人の言語化能力に難があったり、とにかく同調することばかりを要求され続けると、相手する方も疲れてしまうしね)、まず自分を最優先に大切にしていいんだと思えないと、誰も "その先" へは進めないから。
『先生の白い嘘』、原作はマジでキツいのでまったくおすすめはしないのだけど、「女が本当に怒る時は ひとりで怒るのが一番つよいんだよ」という台詞はとても好き。
”その先” には、連帯があった方が強いと思うけど、ひとりひとりが自分だけの怒りを持っていること、それを互いに尊重できることが大切なんだと思う。理解や同調ができない部分があってもね。