まぁ、なんというか。Mastodon自体、投稿データの販売とか広告とか、そういう旧来のSNSに対するアンチテーゼとして生まれたと思うんだけど、そう言うのを抜きにすると収益にはなりませんよ、ということが改めて立証された感じなんじゃないんでしょうかね。
そのつながりでTogetterをマストドン対応したいねーって話を聞いてたんだけど、なんでできなかったかっていうと、TwitterみたいにDisplay Requirementsさえ守っていれば投稿を使えますよ、みたいなのが無かったので、コンプライアンス的に厳しかったらしい。
あと致命的なのが、投稿の利用ポリシーがあんりはっきりしていなかったところがあるんじゃないかなって。実はMastodonでドワンゴに引き抜かれる前はTogetterでバイトしてたんだよね。
それぞれのインスタンスでコミュニティができるのもそれはそれで悪くないっちゃ悪くないんだけど、ぶっちゃけMastodonでそういうコミュニティを作るメリットって流行に乗り、その名前を借りて人寄せができたことしかないから、もう話題にも上らなくなった今更そんなものを採用するメリットなどない
だから、ユーザーはLTLでチャットするようなものだと勘違いしてそれぞれのインスタンスでコミュニティを作り始めるし、そうすると、他のインスタンスからリモートフォローが来るのに拒否感を覚えるようになる。
Mastodonの良くなかったところは、連合SNSであることのデメリットをなるべく緩和するような作りになっていなかったことなんじゃないかなと思っていて、例えば、フレンドを探そうと思っても、インスタンスをまたいでユーザーを探すまともな手段がなかったりとかする。
@nalgami この現象、メールがGMail一強になってるのと現象としては似てると思うんですよね……。どんなに一極集中しても、サーバーを跨いでやりとりできるというメリットは相変わらず持ってはいるという点でも。まだ、分散を推すようなフェーズではなかったと感じています。