中身スカスカ！骨組みだけの屍怪盗さんです。
日々、素敵な中身を集める肉体コレクター。

既に死人であるからこそ　命の尊さに弱く、人間が紡ぎだす有限の美が何よりも素晴らしい！というタイプのデッドマンである。
筋骨隆々の刑事さんに追い掛け回されているし、彼の肉体は盗むまでもなく完璧だと豪語しておられる

元々死んだ身の上故、多少身体の部位が足りなくても全然平気。無敵の身体である。
故に多少肉体引っぺがすくらいなら全然容易いのだけれど、わざわざ予告状を出すのは決まって刑事が自分を追いかけてくるから。
やはり肉体というものは機構が噛み合い目まぐるしく違巡り働き動く様が美しいよね、とのこと。

追いかけてくる刑事さんには病弱な娘さんがおり自分の肉体を分けてあげられたらと日々苦悩しておられる。
肉体コレクターのデッドマンが許せないのもそのため。
人間の生命を愚弄する者の存在が許せない。命の理から外れたデッドマンをいつか殺す者として立ちふさがる生きた人間。

とはいえ、刑事さんも半分は八つ当たりみたいな感情もあり、刑事という仕事を全うすることで自分を正当化している訳ですね。
事実オッチンダリアス氏の手があれば、その技術とコレクションにより娘を救うことは容易い訳で。自分の信念を曲げれば救うことができる…というバランスの関係です。
ちなみに娘さんはオッチンダリアス氏の隠れたおしゃべり仲間。

デッドマンさんの生前は研究者や技術者タイプのマッドサイエンティスト。命の理に反する存在やらそういうタイプの害悪存在なのですが、本人は好きでデッドマンになった訳ではなくその原因はうっかりです。
便利な身体を得たもんだから余暇がてら趣味に目覚めてパフォーマーとして活躍中（その結果がこの悪趣味な怪盗稼業である）
様々な人に追いかけられる人気者です。
#nkmns

RE: https://misskey.yukineko.me/notes/9byve60sgu