アニメ見てたら語学やる時間なくてなんだかな…
ギリシャ語講読して:
韻文→文の構造が単純だが語彙が難しい、単語の形も詩特有のものも多い
散文→語彙は基本的なものが多いが、文が複雑になりがち、構造をしっかり把握しないと読めない
対格(accusative)も,ギリシア語の αἰτιατική はαἰτία「原因」に由来するのに,αἰτιάομαι 「責める,非難する」からだと誤解してラテン語が causativus ではなく accusativus (< accuso「告訴する,責める」)に訳してしまったのが尾を引いている.
@ncrt035 スラヴ語の文法でgenitiveを「生格」と呼びますが、それはロシア語のродительный подеж(「生む(者の)格」)の訳だそうです。(参考: https://nixenekomemo-blog.tumblr.com/post/114321990783/ )
英語版Wiktionaryをみるとродительный (подеж)はgenetīvusの翻訳借用だと書かれていました。 ( https://en.wiktionary.org/wiki/%D1%80%D0%BE%D0%B4%D0%B8%D1%82%D0%B5%D0%BB%D1%8C%D0%BD%D1%8B%D0%B9 )
属格はギリシア語で γενική で「類」(γένος)を表す格であるのが,ラテン語で casus generalis「類の格」ではなく casus genetivus「生まれの格」と訳された経緯があるので(cf. 高津春繁『言語学概論』p.18; 風間喜代三『ラテン語とギリシア語』pp.80-81),「生格」は casus genetivus を忠実に訳した感じかな.
以前ギリシャ語の授業で(属格のことを)生格と言ってしまったことがあり、根に持ってゐる。
https://twitter.com/nixeneko/status/469427338996744194