昨日は、東京オペラシティで宇野亞喜良展を観てきました。
https://www.operacity.jp/ag/exh273/
とにかくすごい展示ボリューム。90歳の現役アーティストの、若い頃からの作品群がスペース内にぎゅうぎゅう詰め。しかしあれでも、ほんの一部に過ぎないんだよな。
同行した友達(昔からの宇野亞喜良ファン)によると、宇野氏は描く速度が驚異的で、下描きなしで完成形に持っていけたりするので、それが膨大な仕事量につながるのであろう、と。
あの特徴的な描線や人物の造形で、作品は見ればそうと分かると思っていましたが、目的に応じてタッチを変えているときもあって「あ、あれ見たことあるけど宇野さんだったの!?」みたいなのも。
舞台美術のお仕事はぜんぜん知らなかったので、デザイン画と舞台写真や立体物が同じ部屋に展示されているのとかも面白かったです。
個人的にいちばん「あるといいなあ」と期待していたのは、今江祥智作品の挿絵原画。特に好きだった『さよなら子どもの時間』のがあって嬉しかった。グッズも買いました。
一部を除き撮影も可。照明の映り込みとかどうしても入ってしまうので、あんまり撮れてないけど。