ヘ音記号のここ:投げ祭で来日したベーシスト・アシュレイさん(little black dress / 作者 小町さん)と奇祭を主催したやばいレーベルに所属しているベーシスト・青野くん(Drive to Pluto)のワンシーンを頂きました。
作品ページ:
https://misskey.design/notes/9mou3ayqsu
感想:
・異国に独り放り出されて「じゃああと宜しく!」じゃなくてよかった 皆に構われていていいなあ
・拓人くん……
・口が達者な人同士の日常風景が良〜ですね
・小町さんの作品は、たとえ恋愛ではない間柄の2人にもロマンティックかつドライな親密さ(このドライは「あっさり味」ではなく「淡麗辛口・度数強め」という意味合い)が特長だと思ってるんですけど、
今作の人選はぜったいにロマンティックな味わいにはならず、淡麗辛口の部分だけが味わえる感じがしつつ、
しかしそれも風情が豪勢な感じではなくファミレスに留まっていて、
やっぱり「東京のスナップ写真」を見たときに感じるドライな心地よさを感じて嬉しいです
私はドライな味が好きなので
・っていうか山川が混入すると小町さんのロマンティック味が無効になる説あるけど、
呪われて肉体を失った骸骨と悪役ばかりの舞台俳優がワルツを踊る話はヤバかったのでアイツだけヤバい説はあった
でもあれ「ロマンティック」ではなく芸術史の「ロマン派」の方だと思う ゴヤとかルドンとかの絵
・話を戻して、「ファミレスのレジ脇のプラスチックのおもちゃの指輪」という軽やかだけど物悲しさのあるアトモスフィアが、やっぱり淡麗の方の「ドライ」さを感じて良いです
・『とおりゃんせ』に話が着地するのは横断歩道モチーフ(ビートルズのAbbey Roadオマージュ)の Drive to Pluto ロゴに寄せているのかなと思って、もし偶然の一致だとしてもありがと祭りがここに極まれりでした
walking nekochan
・これはタイミングのせいですが、
同じタイミングで風野湊さんから『Cipher』のファンフィクションを頂いた( https://misskey.design/notes/9mot9b8iml )ので、本作の
“なんか上手く言えないけど、この男はベーシストの役が似合うなって思う。”
のフレーズが、こちらの作品(ゼロ年代東京の世界)ではそこに諦念が混ざっていたとしても「しょ〜がねえなあ」的な温かみを感じられて良かったです。
一方そのころCipherは……
とてもありがとうございました。ヘ音記号のここ:も沢山お土産に持たせるので、バンドメンバーや事務所の皆さんに配ってくださいね。関税には絶対引っかからないと思う(記号は概念だから)
あわせて紹介:
以前別のきっかけで書いていたアシュレイさん&青野のクロスオーバーネタはこちら
小町さん作 https://twitter.com/srxxxgrgr/status/1603022074083442689
山川作 https://twitter.com/mtn_river/status/1604285874253881344
ありがとうございました!