光る君へ招かれざる者までの覚書
icon

ダブルミーニングかなと。一人目の招かれざる者はまひろの家を訪ねてきた道兼。恐らく兼家が花山天皇を退位に追い込む一手として送り込んできた。まひろにとっては母の仇。道兼に心を振り回されるのはもう嫌だと気丈に耐える。その心にはまひろを信じると言ってくれた道長の言葉がありました。もう一人は直秀。まひろと道長のキューピッドであり昼は散楽の役者。夜は義賊の顔を持つ。打毬の際、道長は牽制していたものの直秀は盗賊として現れてしまった。牽制されても彼の芯はブレない。と言うかそうせざるを得ない理由がありました。直秀と対面した道長のなんとも言えない表情が見事でした。