昔出張帰りの新幹線でパック寿司を開けたら隣の外国人観光客にOh...!って言われたことある。ジャパニーズはシンカンセンでもスシを食うのかというと食う
昔出張帰りの新幹線でパック寿司を開けたら隣の外国人観光客にOh...!って言われたことある。ジャパニーズはシンカンセンでもスシを食うのかというと食う
半導体も作れないが、野っぱらに放られたら農作や木造家屋の組み立てもできないんだよなあ…とことあるごとに考えてしまう。無力
図書館の紹介コーナーで見かけて読んだのだが、そうだったんか!となりまくった。
設計製造すべてやる企業と受託生産メイン企業の違いとか、工程が死ぬほどあるとか。
一時期はトップだった日本の半導体の凋落や、日米半導体協定など、聞いたことはあるが…レベルのこともくわしく書かれていてよかった。
半導体製造装置は今も日本がかなりシェアを占めているが、維持・成長に注力しないと二の舞いになるかもという危惧とか、TSMC熊本の件など最新の話もあった。
筆者はずっと半導体産業の人だったので製造現場の話もある。
これもう錬金術だろと思った部分
>まず、ドラフトチャンバーの中でゴム手袋をし、透明なフェイスシールドで顔を覆い、取っ手の付いたテフロン製の容器にフッ酸と硝酸とヨード入り氷酢酸の混合液を調合し、その中にウエハーをパラパラと投入します。すると、茶褐色のもうもうたる煙と、鼻を鋭くつく刺激臭が生じます。
>こうしてウエハーのダメージ層がエッチング除去された時点で、エッチング作業を止めなければなりません。ここが問題なのです。なぜなら素早く混合液を「純水」に置換しなければならないのですが、この作業の途中でウエハーが少しでも空気に触れると、ウエハー表面がモヤの掛かったように曇ってしまい、そのウエハーはおシャカになるからです。
各メーカーの特徴を書いた付録も、中にいた人ならではだなあと思った。投資する人にも参考になるかもしれない。
しかしこの本読んでいると、ノイマン型コンピュータしか知らんのはもう完全にオールドタイプだな…と感じた。
昔(紙の時代)は社会人になってからもそこまで急激な技術変化もなかったのだろうけど、今や10年どころか3年弱くらいで知識がゴミになるのほんとキツい世の中だよな…。意識的に自学自習してきた人でも脱落するレベルの速さに思う。
色んな分野の人と仕事をする上で最低限の知識をそろえておくのは有意義だと思うし、社会人にもうるう年周期くらいで勉強の年とか入れてくれんかな。
ちなみに2020年頃の半導体不足は2023年からモノ余りに転じており、不足時に新設した工場が2024〜2026年一斉稼働しはじめるため値崩れが起きないか懸念ありとあった。これも知らんかった。
これだけ爆速化する時代でも、工場新設はやっぱり3〜5年はかかるし時差出るよなあ。他業界もコロナ初期は新工場の話をしていたけど最近消えたとかわりとある気がする。
#読書
Judas Priest来るのか
愛知・兵庫・岡山・神奈川ってシブいな
https://www.creativeman.co.jp/artist/2024/12judaspriest/