21:19:30 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
icon

RTA in Japanに出てくるゲームちょいちょい気になるのある。『Ruina 廃都の物語』面白そう

14:05:24 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
icon

これでもなおシラスウナギって食えるのかな…?と思ってしまうのでこれだから人間は
スペイン料理にシラスウナギのアヒージョがあるらしい。ほとんど蕎麦に見える…
でもやっぱり値段高騰しているので最近ではタラのすり身のカマボコで代用しているらしい
es.m.wikipedia.org/wiki/Angula

13:34:32 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
📚 海部健三『結局、ウナギは食べていいのか問題』
icon

面白かった!

・ウナギは卵からの養殖方法が確立していないので、養殖でも天然のシラスウナギ(稚魚)を獲ることになる
・養殖に用いても良いシラスウナギは各国で上限が決まっているが、実際には届かないくらいの数が上限となっているので意味がない
・シラスウナギの漁獲量は報告が必要となっているが、報告された量より多く養殖場に入っている。計算上、約7割のウナギが無報告・過少報告か、密漁・密売・密輸の関わったもの
・指定業者への販売を義務付けている県もあるが、指定業者への販売価格は市場価格の1/3〜1/2にしか満たない場合がある(のでそりゃ違法でも得する方に流れるわなという状態)
・放流も特に効果があるという結果は得られていない。現時点ではマイナス要素が大きいのでやらない方がいい。最近話題になったウミガメと一緒だ

正直者が得をするシステムにしないとなかなか改善できず、ただ一筋縄ではいかないためなかなか手をつけられていなくて…みたいな現状っぽかった。最終的に安易な行政批判じゃなくて水産庁の人が足りていないって話がリアルだった…。

エーゼロって会社が持続可能なウナギ養殖について予備審査を受けて課題事項が明確になった話とかは進んでいる感あって良かった。
store.gurugurumeguru.jp/
あとイオンがウナギトレーサビリティ方針出しているらしい知らなかった。

個人ができることについては、ウナギの情報を得る時は執筆者の立場も見よ(業界関係者だと利害関係があり中立ではない)ってのも、足元の説明で良かった。

ウナギいきのこりすごろくやろう
nacsj.or.jp/unagi_game/

エーゼロ自然資本事業部 オンラインショップ
Web site image
ウナギいきのこりすごろく
13:14:43 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
icon

これすごい面白そうだったので読んでしまった

元々このサイトでまとめていたことの加筆・再編集らしい
kaifu-lab.r.chuo-u.ac.jp/wp/

ウナギいきのこりすごろくてのがあった!!!!めっちゃ減る!!!!
nacsj.or.jp/unagi_game/

Web site image
ウナギいきのこりすごろく
13:11:45 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
2023-07-30 17:11:00 トム :blobcatbook:の投稿 tomnyancat@fedibird.com
icon

このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。

02:39:37 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
icon

絵かわいいのに結構ダークだな。カルト教団運営ローグライクゲー
🎮 Cult of the Lamb
s.famitsu.com/news/202208/1127
store.steampowered.com/app/131

Web site image
『Cult of the Lamb』見た目はカワイく、中身はダークでクレイジー。いろいろとデンジャーな邪神教団運営ゲーをレビュー | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
00:21:30 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
icon

なんで読んだかというと池澤夏樹編世界文学全集でディネセンの次の巻だったからです。あと南部ゴシック小説というものがよくわかっていないけど、ディネセンと同じ方が訳していたので読んだフラナリー・オコナーも行けたので行けるやつだこれとなった。

00:14:48 @katakori@korikata.hostdon.ne.jp
📚 ウィリアム・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
icon

読んでしまった。長かった…。ずっと行ったり来たり、同じことが延々書き続けられる。語り手や視点が変わって事実らしきもの?が追加されたり、ほとんど妄想で話が作られたりする。後半なんてこれはTRPGか…?というくらいの応酬だった。
でもこれは読めるタイプのやつだとなったので読めた(読めないタイプのはもっと即ギブアップする)

アブサロムというのが旧約聖書で近親相姦を犯した異母兄を殺す人物らしいので近親相姦ものが出てくるんだなと思って読んでいると、わりと早々にそれと同じことが行われたことがわかる。
ただ未遂なうえ弟と妹は知らなかったらしいので、何も殺すことはあんめえとも思ってしまうが、それは序盤までの情報に過ぎない。
後半になって近親相姦は悩み抜いた末、突き進む結論になっている(弟は、異母兄にも実妹にも愛情を抱いてしまっているため異母兄と実妹をなんとか結婚させ自分もつながりを持ちたかったという背景もある)
そこまで行くのに、異母兄が黒人の血を引いていたということが発覚した瞬間、南北戦争中の南部の人間には拒否しか選択肢が無くなるのがすごい。というこれを書いていて思ったが、それを小説に構成し切っているのが本当にすごいんだな。
しかも呪いのように3世代に渡って同じ関係性が繰り返される。

途中で出てくるけど法や礼儀作法などというものは肌の触れ合いの前にはたやすく乗り越えてしまうという一節があり、それを南部側の人間が思うというのがまた意味あるんだろうなあと思った。割とすぐ越えられてしまう壁なのに、家と南部のことを考えると主-従の関係は絶対に越えられない。
なんとなく掴んだのがそれくらいで、ただ全然理解していないとは思う。終盤のこれが印象的だった。この空気は他の地域の人間にはわかりようがないだろうな。
>カナダの人間は敗戦した祖父や解放された奴隷たち(それともぼくの聞きちがえで、じつは解放されたのがきみたち南部人、負けたのが黒人だったっけ?)あるいは食堂のテーブルに残された弾痕とかなんとかいったような、昔を忘れないようにつねに思いださせておこうとしているようなものにかこまれて暮らしているわけではない。あれはなんなんだい、きみたちがそのなかで生き、呼吸している空気のようなものは?

あとこの部分も記憶に残ったというか浮いているに近かった。色んな人物に語らせながら生きつ戻りつして話を浮かび上がらせるのがフォークナーの手法らしいので、ここだけそれを指している感じがした。
>古びたトランクや箱や引出しから挨拶文も署名もない手紙類を見つけだしてみると、そのなかでは、かつては生き生きと息づいていた男女たちがいまでは単に頭文字かニックネームにすぎなくなっていて、それがどんな愛情から出た呼び方なのかわからないために、まるでサンスクリットかチョクトー語みたいに聞こえるわけだ。するとわしらの目にはそういうひとたちの姿がぼんやりと見えてくる──わしらがそのひとたちの血と種のなかに微睡みながら待つうちに、彼らはこの幽界の希薄な時間のなかでいまや英雄にふさわしい巨人の姿を帯び、その単純な感情と単純な激情にかられた行為を、時間を無視して不可解にも演じ始めるのだ

他の作品もほぼ全部世界がつながっているらしい。縦軸と横軸の練り方凄まじすぎる…