六花のパーカーを吸っているところを本人に見つかってどう弁明したものか考えあぐねていたら「目の前に本人がいるんだからさ」と吸わせてもらえることになった
六花のパーカーを吸っているところを本人に見つかってどう弁明したものか考えあぐねていたら「目の前に本人がいるんだからさ」と吸わせてもらえることになった
六花(もっと言えばさまざまな人間の)自分から見えない部分や見せようとしない部分、あるいは見せることを選んだ部分といったものに恋い焦がれているのかもしれない
自分が「過去」についての話題を出すときまって向けられる笑顔が取り繕われたものであることに気が付きこちらの情緒を悟って以降はそれを仄めかすことすらなくなった結果それが六花なりの優しさだとは分かっていながらも却って心を閉ざされたような気になりたいなんてそんなそんな
小春さんにお茶しないかと誘われて少し期待しながら喫茶店に向かったら幸せそうな様子で惚気を聞かされてただただ苦さしか感じられない珈琲を啜りたいとかない