『秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)』米澤 穂信
図書館より。上下巻構成！長編だ！前作ラストでお別れした二人、早速復縁するかと思いきやそうではない。ラスト間際まで二人は接触しない。しかし一方で、2つのカップルが成立する。高校生の初々しい、でもいびつなカップル。小山内さんも大概だけど、小鳩くんがだいぶ人として終わってて笑えた。瓜野くんはまあ、ちょっと……かなり都合よく踊らされてた感がある。小山内さんに、あるいは作者に。
謎解きの場面では、瓜野の推理の内容とそれがハズレであることはわかりやすかった。真相は想像よりはるかに上で、驚いた。この感覚が気持ち良い。続きでたばっかりなんだよね。借りれるかな。買おうかな。
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