https://fedibird.com/@utan/114455204138346649
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蛇足を承知ながら万葉集について言及されていたのでちょっと…。
332番歌の「象の小河」は吉野の川のことで、作者の大伴旅人はかつて「昔見し象の小河」を詠みこんだ歌を吉野で詠んでいる。過去に歌に詠んだあの吉野の川をもう一度見たいから、命が常にあるだろうか、と弱気にうたってるんだね。
むしろ神南備山を詠んだ歌としては、山部赤人の324番歌がいいんじゃないかな。
でもこれも山の霊威を主題としているというより、飛鳥旧都をしのぶ内容だったり。