タイトル通りの話だったのって1巻1話1pまでだったのだろうかね。
告白されたのでなんか負けた気がする彼女が色仕掛けして相手より優位に立とうとする。風呂上がりに:バスタオル自撮りを送ったら、それで見抜きしてもいいか？と許可を求めてくる。
ただそれから際限なくエスカレートしていて最新6巻ではSEXについて悩んでおる。
毎日50回やって男はへとへとになるけど彼女は物足りながってる。さてどうする？って話で1巻。
最高に唯一無二なことは、男はその悩みを父親に相談しているんだよね。しかも実父と義父に。この手のに親がこんな感じで登場するのすげえな。宇崎ちゃんも親が絡むけどSEXに関しては2人でなんとかしてたのに。
ということで頭のおかしいマンガです。
こんな真正面からSEXを取り上げて10代童貞以外にはチンチンにこなそうなマンガなところもわけわからん。乳首開発しあってるのにエロくないマンガってなんだよ。

メイドインアビスも筑紫あきひと絶賛ってのが分かる、完成度と業の深さ。
ファンタジーね。雇われ冒険家の魔獣系マッチョ。大人にならない呪いをかけられてる（と言い張ってる）幼女とともに、竜の図鑑を大刷新するために世界中を取材するって話。
「空挺ドラゴンズ」と全然アプローチがちがってておもしろい。
竜がそこにいる、だからまわりのひとはこんな生活をしているってことから「文化」や生活まで語っている感じ。そして冒険活劇もたっぷりある。
と、徹頭徹尾描きたいものを描きたいだけ描きまくるって自由を感じる。でもそれはすなわち業でもある。
そこんところメイドインアビスに似ているわ。
描きたいがために一級のエンタメを丁寧に積み重ねていく感じも。

道中の食事を丁寧に描いていくのはとりわけメイドインアビスなあ。

異世界転生ものもゲーが出るほどあって、あらゆるバリエーションが作られているゴールドラッシュの真っ只中で飽和通り越したと思ってるのにまだまだ飽和しきってないのすげえよね。
江戸時代のサムライが異世界転生するなんてベタ中のベタかと思いつつ、まず、作画の鮮烈さに心を撃ち抜かれ、武士道を貫いてるという異世界の住人が畏怖するような存在に感心し、それに負けてない異世界のキャラや世界の作り込み、そしてまた絵に返ってくるという。
突き抜けている。あらゆる点で。
血なまぐさいがポップ。それでいて迫力も十分だし、それぞれオリジナリティがある。
最新3巻はやや説明巻ではあったけど4巻からの大活劇に期待している。

落ち込んでいるサラリーマン。黒ギャルが話しかける。落ち込んでるの？おっぱいさわってみる？ってなる。
で、なんていうかな、密着ギャグとか、エロハプニングありの、正当なギャルラブコメみたいな感じだなと思っていたら、巻がすすむにつれて普通にラブコメになっていくのがおもしろい。ラブコメのラブが進むとエロが引っ込むのね。
そいでラブがちょっと行き詰まった3巻終わりあたりに満を持して乳首解禁と。
まあベタでマンガらしいリアリティの薄いちょっと昔ながらのラブコメなんだけど、最初サラリーマン男から、陽キャ100%で鬼のスタイルなのに恋に対して免疫がなくて純情なキャラの黒ギャルさんを掘って描写していくのが不思議だなと。
そいで4巻ですごくらしい展開。
なんか安心して誰にも感情移入したり入れ込まないでみてられるなあと。
社会人とJKが真面目に交際するって1巻では考えられないよなかんじなのもまたよし。