16:26:31 @sukekyo@mstdn.jp
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気がつくと、TYPE-CでライトニングとかMagSafeとか増えてきたけど、コンセントの方は昔ながらのUSBってのが多くて地味に不便になっている。

これ、新築で家を建てて、埋め込みコンセントにUSB端子もつけてるやつら徐々に詰むんじゃねえか?おれも3年遅かったらそうしてたかもしれない。

17:58:30 @sukekyo@mstdn.jp
旅は愛いもの甘いもの ももしろ/三月トモコ(文藝春秋)
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献本。
30の派遣社員。社員に二股で本命とちゃんとつきあうからって理由でフラレる。
そいで傷心旅行。そこで謎めいた年下イケメンと出会う。
旅先で出会い宿まで一緒で晩ごはんをいっしょに。そいで「時間があったら旅につきあってくれませんか」とお願いされる。小説家でネタになりそうだからってことで。

と、こういうシステムやパターンが出来上がってるのに、それにあまり乗らねえなってのが1点。
やろうと思えば毎話読み切りのスタイルであちこちいって名所名物押さえて彼氏とキャッキャウフフかドキドキ要素入れて1パッケージにする。
本作ではシステムになかなか入らずにそれぞれの事情や日常を取り入れつつ旅行は2箇所。
きちんとロケハンつけて背景もしっかり描写してるけど各キャラもえらいしっかり描写している。

もう1点は主人公をふった二股男。彼の回想とか出演シーンが多い。これがまた合法クズというかひどいやつだけど断罪するほどじゃないギリをついてる絶妙ないやなやつ。後半はちゃんと嫌なやつになり逆に惜しいと思ったが彼や彼の今カノを絡める理由があるのか?と。

18:12:05 @sukekyo@mstdn.jp
冒険者絶対殺すダンジョン 道満晴明(メディアファクトリー)
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ま、道満晴明氏はね、なにがあっても発売即買いだからね。
時代に即した異世界転生モノ。死んだらダンジョン管理スタッフになったJK2人のギャグ。そいでタイトルになる。
冒険者を敵として殺すための仕掛けをして成功したり失敗したり下ネタをいれたりギャグをいれたり、そのなかでシリアスがあったりと。
ふと、藤子・F・不二雄氏がご顕在で異世界転生モノを描いたらどうなるんだろうって思いを馳せる味わいもあります。
3話でもはやアニメ化をあきらめるようなアナーキーな攻めは健在。
スプラッタ度は過去イチじゃないかな。主人公等も含めてズバンズバン死んでいきます(彼女らはダンジョン内だと何度でも蘇生できる例のシステムだから)

いやでも道満晴明氏の作品をアニメ化しないのまちがっとるよ。これじゃないにしても。

18:34:25 @sukekyo@mstdn.jp
恋とか夢とかてんてんてん 世良田波波(マガジンハウス)
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帯に「初期衝動全開の話題作」と

絵描きの夢もあきらめて社員食堂で働いてる三十路の主人公。たのしみはイケメン社員に社食をてわたすこと。で、調べた裏アカで彼が大阪転勤に鳴ったから、自分も勢いで引っ越しする。

この主人公の勢いがすごい。わりにドツボドツボの行動ながら彼女の目にはすべてが光り輝いてるんだよね。彼女の「お気持ち」でみる世界描写は圧巻。これが初期衝動なんだなと。

でも、痛いんだよ。心にくるから。体調悪いときに読むと持っていかれるパワーがある。