「この動画は再生できません THE MOVIE」を見て来ました。ネタバレ無し感想です。

ヒントは全て映像の中にあり、注意深く見ていれば謎を解くことも不可能ではないという「映像考察系ミステリ」ジャンルの作品だ。

主人公は映像編集を職業にしており、心霊映像の解析を頼まれることも。
今回の映画は1本の自主制作映画のDVDから始まる。

見る前は何か一つくらいは違和感に気付きてぇな〜と思っていたのだけど、惨敗だった。もう1回見て、「あぁほんとに映ってるわ」というのを確認したい。
途中までは全く関係のない要素がどんどん散らかっていくだけに見えて、これこの残り時間で全部繋がるの……?と思っていたのだけど、終盤全てが見事に1つに繋がった瞬間は爽快だった。ミステリの醍醐味はこれよ、という感覚。

良い意味で映画を見ている気がしなかったというのも印象に残っている。
役者さんの演技があまり演技らしくないというか、実録っぽかったというか…。本人役で出演している方がいたこともあって(アキラ100%さんとか)、これってフィクションなんだよな?と、実際にあった事件なんじゃないかと錯覚しそうになった。
終盤、プロジェクターに投影された映像の前で犯人が自白するシーンがあるのだけど、真正面からそのカットを映されると、本当にスクリーンに投影された映像の前で人が喋っているように感じた。

テレビドラマシリーズの映画化という事で、自分はドラマの方を知らなかったのだけど、映画だけ見ても十分に楽しめる作品だと思う。
後でアマプラでドラマの方も見ようと思う。

後でネタバレ有りの感想も書こうかなと思っているけれど、ほとんど何も気付けなかったのが結構悔しい…。
写真は上映後の悔しさに包まれながら撮ったみなとみらいの夜景です。

最近の日記。AIにヨイショしてもらう図。

少し遠ざかっていたけれど、最近また文章を書きたい欲が強いので、ちまちまとSSを書いたりしている。正確に言うならば、書いた物を公開しても良いかなと思うようになったというか。

そこでふと、そういえば自分の文章の強みってよくわからないな…と思い、AIに読ませて感想を貰ったりしていた。
欠点とかを聞くとへこむので、あくまで良いところだけ教えて!という、自分に非常に甘い感想をAIに頼んでいる。
いくつか過去に書いた物も含めて読ませて、返ってきた感想は、描写や表現力が良いというものが多かった。
何を読ませてもAIはこう言うんじゃないか?と思わないでもないけれど、とりあえず素直にこの点については自信を持っておこうと思う。
調子は乗車料がかからないものな。乗れるなら乗っとけばよいのだ。

あとは、そういえばAIは文章を元に書き手をプロファイルする事はできるんだろうかと思い付いて聞いてみた。
すると、まぁまぁ当たっている内容が返ってきて感心した。特に職業をバッチリ当てられたことについてはAIの優秀さを実感する。
規則正しい生活という点については全く違いますけれど。

おまけはAIに読ませた文章の一つで、先日の中秋の名月に書いたSSです。
動物の言葉がわかる男と、死後も男に添い遂げるために三味線になった猫の話。

週末の日記。止まっていた花火の時間に気が付いた。

先週末は友人とグランピングに行って、その中で友人の結婚祝いをして来た。
1年以上前に聞いていたので今更という感じはあったのだけど、友人達とそれなりに時間をかけて準備していたプレゼント等は喜んでもらえて良かった。

キャンプ場の炭火のバーベキューは夜間は使用できないのが残念だったけど、コテージに備え付けのコンロと鉄板でやるバーベキューは他のお客さんに気を遣わずにのびのびと食べる事ができて、そこが利点だと思った。

夜は手持ち花火をやった。
そういえば手持ち花火なんて何年もやっていなくて、かなり久し振りにやった気がする。
ビニールのパッケージを開けた時の火薬の匂いがとても懐かしかった。
煙が鼻に入った時のツンとした感覚、スマホの画面なんて比にならないくらい鋭い明るさの炎、燃え尽きた時の呆気なさ、鉤爪のように丸まって焦げた燃えかす、バケツに張った水に投げ込んだ時の「ポシュウ…」という音。それら全てが、そういえばこんなんだったな…という体験だった。

まだガラケーだった頃、打ち上げ花火を動画や写真に撮ろうとして、肉眼で見た物とは全く違う見え方に愕然とした記憶がある。
レンズと目は同じ物ではないと知った経験だったように思う。
その経験があってから、花火は写真や動画で撮れない物だと無意識に決め付けてしまっていた。
ダメ元でスマホのカメラで撮影してみたら、もちろん肉眼で見る物とは違うが、あの頃よりはずっと綺麗に撮れるようになっていた事を知った。
最近のカメラはすごいと思っていたけれど、今までで一番強くカメラの進歩を感じたかもしれない。
特に線香花火は動画に撮ったらすごく綺麗に撮れた。

あとはコテージの中でアナログゲームをやった。
これも決め付けなのだけど、友人は自分の趣味に興味はないはずだと思い込んでいたけれど、意外と付き合ってくれるものだね。
「ソクラテスラ」という、手札に配られた歴史上の偉人の右腕・胴体・左腕を組み合わせて、最も強いキメラ偉人を作るゲームだ。
強さは関係なしに、単純に名前の面白さの傑作選が写真です。
自分は「始皇ン」が好きです。