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Former editor, now a reluctant worker at humble civil society fund. Muttering restless something in Japanese.
And if you shake one end, You're gonna rock the other. It’s the same boat, brother.
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兄から連絡が来て、いよいよ家処分もあと一息になってきたことを聞かされる。
そもそも郷里の土地屋敷も雇人も失って久しいわが家なんて、かつて経営したり相続したりするものだった「イエ」ではなくなっていた、とうの昔に。
親の代までは、そういう幻想にまだ執着があったのだろうけれど、私たちの世代は、イエを支えるために一所に住んで生計を立てていけるような土地との結びつきは作れない。そういう家族は作れない。そういう生き方はできない。
身軽な生き方は爽快であるいっぽう、雇用されて日銭を稼ぐ生き方しか残されてない、家賃を払って住む場所を借りるしかないというのは……まあ、そんなものか。歴史でシャッフルされるたびに、ダメなほうへと下降していくんだよね。。
だから、現代の金持ちは、きっとみんな悪いことをしているに違いない!!という偏見とルサンチマンを持っています(笑)。
実家整理で、父親が多感な時期に書いた日記とか同人誌(昭和ですから文芸誌です…)が出てきたが、整理作業に時々参加してる兄の息子が長時間読みふけっていた。
詳しくは詮索してないけど、まさに多感な時期の彼も、いろいろ進路に悩み中らしい。で、父の文章類は彼にあげちゃった。
死んだあと自分の書いたものがどうなるか…という、怖い話。でも父もしばしば売文をなりわいにしていた人だし、これはこれで異存ないだろう。
私は私で子孫もいないが、多感な時期の日記を山ほど保存しているのは一緒。でも、今はもういない十代の女の子が何を考えてたのか、みたいな読まれ方なら意外と誰かの役に立つのかもしれないね。
と思いつつ、たぶん捨てるぞー。蔵書も過去の思い出も永遠に保持するなんて無理だって、しみじみ実家の整理で身に染みたから。
@noki104
系統立てたものがあるかはわかりませんが、いろんな文献に、エピソード的な感じで散発的にぽろっと出てきたりしますよね。読み終わるとすぐ忘れてしまう怠惰な一般読者ですが。。
@noki104
失礼。第二次大戦中の国民教育に加担した文学…というふうに誤読いたしました。
学生運動と文学のかかわり、というのが再考されたかどうかは、ままったく知識がありません。高橋源一郎の「さようならギャングたち」もそうだと言われてもわかんないしなあ。すみません。
当事者がまだまだ元気(そろそろやばいかな…)なので、小熊英二とかに分析されても「違うわい!」とかやってるみたいですが、私も真面目に読んだコレという書目がないです。。
@noki104
逆にご教示いただき、ありがとうございます!
思いっきりジャーナリスティックで俗な本ですが、立花隆の『中核vs.革マル』は、運動末期の悲惨な内ゲバ時代の話ですが、ほぼリアルタイムで書かれた記録なので、当時の大衆がどんなふうに運動を物語として消費していたのかという、時代の感触が何となく伝わってくる感じがします。「運動ワナビー」だったexの書棚から借りパクして読みました。
さらに下ると赤軍の時代になるのでしょうが、山本直樹の『レッド』はちょっと読んでみたいかも…と思いつつ未読です。
https://www.bookbang.jp/review/article/744364
私よりちょい上の世代だと詳しく知っているような話でも、もう私には文脈が取れなくなっています。当事者の体験を、外部の人間が分析的に言語化できる最後のチャンスかもしれませんね。
@pica_pica
いつも見掛けるヒヨドリと、わざわざ見に行かなければ会えないタゲリです。声聞くと笑っちゃうカイツブリも好きです。