2024-06-03 09:50:35 @kyotoshohisen@threads.net
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消費者庁の子ども安全メールです。

加熱式たばこ は、たばこ葉やそれを加工したものが入ったスティック等を専用の器具を使って電気的に加熱し、エアロゾル(霧状)化したニコチン等を吸入する製品です。加熱式たばこの消費が拡大する中、消費者庁・国民生活センターには、加熱式たばこを誤飲したという事故情報が医療機関から寄せられています。

・「屋外のテーブルの上に置いた加熱式たばこの箱が風で飛ばされて落ちてしまった。その後、近くにいたこどもがたばこを口に入れているところを目撃し吐かせた。医療機関を受診したところ、X線検査で胃内に薄い金属プレートが認められ、マグネットカテーテルにて除去された。」(1歳)

・「こどもが加熱式たばこを口に入れているのを保護者が見つけた。すぐにかき出したが、声を出して泣き、顔面蒼白となったため救急受診。X線検査で胃内に加熱式たばこの一部が確認された。自然排便での排出を試みることとなった。」(0歳11か月)

Photo by 京都府消費生活安全センター on June 02, 2024. May be an illustration of ‎child, diaper and ‎text that says '‎سحة 提供:消費者庁 消費者庁 提供‎'‎‎.
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2024-06-04 15:29:57 @kyotoshohisen@threads.net
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消費者庁の子ども安全メールです。

子どもの歯みがき中に、歯ブラシ をくわえたまま転倒したりぶつかったりして、のどを突く事故が起きています。東京消防庁管内では、5歳以下の乳幼児が歯ブラシで受傷した事故により、令和4年までの5年間で182人が救急搬送されており、特に1、2歳で多く発生しています。

消費者庁・国民生活センターには、歯ブラシがのどに刺さる事故などの情報が医療機関から寄せられています。

「歩きながら歯みがきをしていた際に転び、歯ブラシで口の中を突いて出血した。上あごに深さ7mm程の傷ができた。」(2歳)

「椅子に座って歯みがきをしていて、歯ブラシをくわえたまま転落した。のどの上部に筋肉に達する傷を負い、入院が必要となった。」(3歳)

「子ども用の歯ブラシ(曲がらないタイプ)を使って自分で歯みがきをしていた。一歩踏み出した際に転倒して顔を床に打ち付け、口にくわえていた歯ブラシが上あごに突き刺さった。全身麻酔をして、気管挿管・人工呼吸管理下で歯ブラシを抜いた。抗菌薬治療を行い約1週間後に退院した。」(2歳)

Photo by 京都府消費生活安全センター on June 03, 2024. May be an image of sleeping and text that says 'いんこ AW m O হয়া 提供: :消費者庁'.
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2024-06-04 15:30:06 @kyotoshohisen@threads.net
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<事故防止のポイント>
○保護者がそばで見守る中で、床に座って歯みがきをさせましょう
 歯みがき中やその前後に、動き回って転んだり、椅子やソファなど不安定な場所から転落して事故が起きています。床に座らせるなど安定した姿勢・場所で、準備が整ってから歯ブラシを持たせ、歯みがきが終わるまではそばで見守りましょう。周囲にも声をかけてぶつからないように注意を促しましょう。

○子ども用歯ブラシは、のど突き防止対策を施したものを選び、保護者が仕上げみがきをする歯ブラシと使い分けをしましょう
 歯ブラシの先端が曲がるものや、奥まで入らないようにストッパーが付いたものなど、のど突き防止のために工夫された歯ブラシが販売されています。対象年齢を確認し、使用前には不具合がないかよく確認しましょう。

○細長いものを口に入れたまま、持ったまま、動くことはやめさせましょう
 歯ブラシに限らず、箸やペン、ストローなど、口に入り長さがある物であれば、のど突き事故が発生するおそれがあります。保護者が見ていないところで持ち出すことがないように、子どもの手の届かないところで管理しましょう。