散歩中のいきもの。手ブレとクソ画質!
カモは大体いつも川にいる群れで、猫の方はたぶん地域で避妊処置して餌あげてる地域猫。あったかくなってきたな~
散歩中のいきもの。手ブレとクソ画質!
カモは大体いつも川にいる群れで、猫の方はたぶん地域で避妊処置して餌あげてる地域猫。あったかくなってきたな~
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(解決は前提として)ギスギス英傑子孫組……ギスギス師弟……美味い……美味い……とニッコニコなりました。
テバくんはまあ一度考え出すと他が目に入らなくなる人だし喧嘩っ早い人だから、「自分達の世界が消えるかも」「英傑様はそれを知っていて此方に強いようとしている」と考えが至ったら、一回は盛大にドンパチやりそうだな~という気がします。
「俺に、俺たちに死ねと仰るのですか?」くらい直球で来そう。
そんなワケない、って言いたいけど事実そうだから言えないリーバルだし、そういうふうに突きつけられたくないからテバを避けてたのに向こうから来られてしまって、冷酷な英傑らしい振舞いの台本準備も間に合ってなくて中途半端にキツイ言葉しか言えなくなっちゃって二重に歯噛みしてるといい(願望)
「助けてくれなんて言ってない」で突き放されて、ほとんど絶縁状態でお互いに飛び出して行ってから、テバは受け入れられないなりに「頭に血が上っていたとはいえ年下相手に酷な事を言ったな……」と一旦頭冷やして反省してそうだ。原作メドー戦前に飛行訓練場で準備してたみたいに、間を置けば怒りと現実をある程度切り離して動ける人のような気がする。
ギスギステバ、自分達の世界が消えるのも嫌だけど、自分で戻れる手段がないんならどうしようもないし、それよりも目の前で危機に陥る人を助けずにはおれないから、なんだかんだ戦場には戻ってきそう。「何もしないでいること」が一番できない人っぽい感じする。
「俺が消えたくないとびいびい言って英傑様たちに武器を向けて脅せば、それで消えずに済むと云うんならそうしますが、とてもそうはならんでしょう。仮に俺たち四人ぽっちが結束したところで、今この世界を護る為に集まった軍勢に対抗できるわけはありません」
てぶすくれた顔で言って「ですが、世界を護るために俺たちを踏みつけにして良しとするあなた方を許すつもりはありません」とも言ったのに、リーバルたち英傑に背中をさらして、以前同様に戦場で魔物と戦う姿を見せるので、十代青年リーバルはこの男のことが何も分からなくなって、割り切ったはずの心がどんどんしんどくなっていってほしい(?)
ギスギス中のテバ、拠点には帰ってこないし、作戦行動もしないが、突飛な奇襲作戦とかでない限りは何かいつの間にか戦場に紛れ込んでて魔物を掃討していつの間にかまたどっかの一人野営地に帰るみたいなことしてほしい~。
英傑様に啖呵切って飛び出したのでとても連合軍の世話にはなれんと意地張るくらいがいい
自解釈欲望に寄り過ぎたテバくんはギスギス和解の時に「俺が一番に腹に据えかねたのは。あなたが、俺を信用なさらなかったことです。あなたの世界のために俺を殺して踏み越えていくつもりだと、俺が問い詰めなくともあなたからそうハッキリ仰ってくれるならば、それで良かったのです」とか言いそうだ。
「そう言われたら俺は、『絶対にあなたを許さない』と答えて、それでも変わらずにあなたの隣にあったでしょう」
と顔を歪めてぎらぎらした目で睨みつけながら言ってすぐに苦笑して「大人げないことを言ってすみませんでした。俺は、やはりどうしてもあなたに望みすぎちまう」と言い過ぎた言葉の分は謝ってそう。
リーバルも許してくれとは言わない言えないが、テバとしても許すつもりないし許さない方がこの青年にとってはいいだろうと思ってそう。
「どんな人間関係だって許せないことの一つや二つあるもんです、それはそれとして、俺があなたに憧れている気持ちは変わりませんよ」と努めて平常運転に戻るテバに対して、リーバルは頑張ってもがんばっても中々元には戻れないといい。自分は一度この男に「死ね」と言ったに等しいのに、どうして依然と同じ顔をして憧れの戦士で居られるかって、英傑としての義務感で無理やりメンタル保たせてた分和解後の方が一層メンタルボロボロになりそう。
推しが最後に巻き返して大勝利することを前提として、推しが曇ったり弱ったりする展開は好き。
でも自分がめちゃくちゃハピエン脳なので、自分で推しを弱らせる展開を考えるのがなかなか難しい……どうしても「いやハッピー無敵最強であってほしいんだが!!!??」と雑念が入ってしまう。「面白さ」を追求して冷静な判断でお話づくりができる人たちはやっぱり凄いなあと思う
パラドックス言うたら英傑が生きてる時点でテバたち未来組が消えててもおかしくないので、「此方の世界にいる限りは消えない」とかでも面白い。
ギスギス師弟、メンタル追い詰められたリーバルがチューリの存在を思い出して、うっかり「じゃあ君の家族だけは此方に呼ぼうよ。世界まるごとは無理でも、君と君の大事な人だけなら、此方の世界で一緒に暮らせば良い」とか言い出すのも地獄でいいな~!と思った。
死ねと言われるよりもこっちの言葉の方が怒りに触れたテバかもしれない。
ぶちキレてドンパチやって結局実力では英傑様に負けるから、ケジメとして出ていくテバだけど、最後の最後に背を向けたまま、
「俺があなたに、そんな卑怯な手段で納得するような戦士だと思われていたことが、屈辱です」
と吐き捨てるように言う!リーバルのメンタルにスリップダメージが加算!もう自分が何を言っているのか何をやっているのか分からないくらい参ってしまっている繊細青年。可哀想だな……
ギスギス和解後に「何がなんでもテバ達を無事に彼らの世界へ帰す」という決心に囚われまくって我が身を挺してでも未来組の負傷を防がんと庇いだすリーバルとかミファーたち若年組がいるかもしれない。
せめてもの罪滅ぼしにと自己犠牲心が加速する若者たち。
「そんなことをしたって、俺はあなたを許しませんよ」「もう過ぎたことだとお互いに納得したじゃありませんか」「あなたに庇われるほど俺は落ちぶれていません」とか色々言ってはみるけど、リーバルも頑固だしメンタルがボロボロなままなので全然効果がない。
見ていられないリト達から相談されて自分でも頭抱えながら「……何とかしてみる」と言って数日いなくなるテバ。
リーバルも心配して探し回ったけど、リトたちはテバに言い含められてるのでそれとなく誘導してるしで全然見つからない。またメンタルがガリガリ削れる。
それでようやくテバが帰ってきたと思ったらあちこち泥だらけ傷だらけの身なりのまま、リーバルに果たし状突き付けてくる。「俺が勝ったら、二度と俺を庇うような馬鹿な真似は止めていただきます」て決闘する。
俺にはこういうやり方しか分からん。て笑うテバのリベンジマッチだ!
戦いを通して「気高い戦士としての自信」を取り戻させるのが一番だけど、やっぱりここはテバに勝って欲しい気持ちもあるな~。
「屈辱です」と言うよりも「無念でなりません」くらいの言い方になるかな、どうだろう。普段のテバっぽいのは後者だけど、キレてて言葉を選ぶ余裕が無い感じがするのは前者かもしれない。でも一回暴れて冷静になりつつあるならやっぱり「無念でなりません」かなあ。相手への失望であると同時に、テバの自分自身への悔しさでもあってほしいので。
ワシに乗るカラス?!かわいい!て思って読んだら、ナポレオンコンプレックスって何だ?とか【猛禽類で最も体が大きいワシは、あらゆる鳥から絶えず攻撃を受けている。】(記事引用)とか色々学びがあって面白かった。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO89102820Z00C15A7000000/
【ナポレオン・コンプレックス◆自分の体が小さいことに対するコンプレックス。 背が低いことで劣等感を抱き、その反動で大きなことをしようとして、ナポレオンのように好戦的 ・冒険的 ・権力志向 になるという意味。 「ナポレオンは非常に背が低かった」という俗説に基づく表現】
て出てきたが。
リトの同族戦士たちの中では小さい方なリーバルがめちゃくちゃ向上心にあふれていて自信家なのは、こういうのもモチーフに含まれてたりするのかな?
個人的にはリーバルについて劣等感を抱えたりそのせいで虚飾したりなタイプにはあんまり見てないんだけども。権力志向もそもそも権力に興味が無いタイプのような。
普通の鳥(一般リトの戦士)たちがナポレオンコンプレックス(自分よりデカイ奴にはとにかく攻撃!敵視!)基軸のスタンスなのに対して、「真のノブレスオブリージュを敢行してひたすら強さを追い求める真っ直ぐな強者として立っている戦士リーバル」が異質な存在ゆえにこそ憧憬を集めた……ということなのかも。
鳥の本能のナポレオンコンプレックスを脱した、次世代の鳥人リトの象徴としてのリーバルみたいな。わからんけど!
リーバル、「僕の身体が他のリトの戦士と同じくらい大きければ今とは違うもっと色んなことができるのに!」と悔しい思いはしてそうだけども、それはそれとして、「コンプレックスとかうだうだしてる暇があれば自分に磨ける部分を長短問わず極めつくす!」という完璧主義タイプのような個人的イメージがある。
キャラクター紹介で何度も「絶対的自信」と書かれたり「プライドが高いが、それに見合うだけの実力を持つ」とか丁寧に書かれたりするのは、コンプレックスでくさくさするタイプじゃなくて才能を持ち努力を怠らず芯から自信に溢れた強大な英雄性を持った人物として見せるためなんじゃないかな~と思っている。
ブレワイでもやくもくでも、リーバルの同族と比べた身体の小ささがこれと言って言及されることも無かったし。
コンプレックス系統のキャラクター性はメインの姫様が一番強く担ってることもあって、(他人の目を意識してない筈の)日記で「才能の無い人間の苦労なんて正直分からないが」とか書いてるリーバルをわざわざコンプレックスキャラとして配置することはないんじゃないか。
いやまあ私は「リーバルに最強カッコイイ英雄であってほしい!」という願望フィルターがぶ厚い人間なのでそう見えてるだけかもしれないが。
リト親友なかよし悪ノリかわいい!
よっこいしょで何か親分座りしてるのがめちゃ好きです。成人男性を背に乗せてびくともしないツッコミテバも好き。ありがとうございます(?)
リト親友コンビは幼馴染みで親友でお隣さんでかつ「悪友」ってところが、なんだか味があって好きだな~と思います。単に仲良しってだけじゃないとことか、昔はやんちゃして悪いことも通ってきた大人たちですよ感とか。
無茶したりケンカしたりで怪我した片方をもう片方が肩貸して歩いてギャーギャー言い合いながら帰ってくるイメージある。夕日をバックに。少年漫画?
まあ実際Botwではテバさんがハーツさんが怪我させられた仇討ちにメドーカチコミかけようとしてるしな。
あの二人の人生めちゃくちゃドラマやってそうできそうな背景設定の詰め込み具合なのに、本編サブキャラなの、何か豪華な使い方だあ……って思う。
やくもくでもテバのハイラルチャレンジは何か弓職人の親友をひしひし感じるイベントが多かったし、続編でも何か元気にやってる情報出たらいいな~と期待。
ハーツがメドーに翼を撃たれて撤退してきた時とかテバに運ばれて帰ってきたのかな~と考えると、脚で掴んだのか嘴で襟首くわえたのか、それとも背に乗せて運んだのか……とか色々想像が膨らんで良い。
実際、リト族は人を運んで飛ぶのってどんな感じなんでしょうね。
テバはリンクを背に乗せてたし、リーバルもテラコを乗せてたが。
自分と同じかそれ以上の重さのものを持って動くのは結構訓練が必要そうに思える。
へブラの土地柄、リトの戦士たちは魔物の討伐以外にも山岳救助みたいな仕事もしてそうだし「意識のない要救助者を運搬するための鎧装備」とかもあるんじゃないか?と妄想してる。
なんか肩鎧と腰辺りとに金具とベルト付いてて、背中に救助者や荷物をくくりつけて飛んでいくとか。
やくもくみたいにシーカーワープが普及しちゃったらそういうのも必要無くなっちゃいそうだけど。どうなんだろ
まあ正社員じゃなくバイトだと皆そんなもんなのか……と思うけど。
でもお金もらって仕事するんなら、やっぱり業務内容をやり切るのは最低限度として相応に責任があることないか?と自分としては不安になってしまう。
人員が足りてないとか予算が足りてないとかで絶対に無理!みたいな場合じゃなければの話だが。
水上アクテビティ―特集でおすすめされてるゾーラ装備が軒並み「非売品」「非売品」「非売品」で笑ってる。たった一人の為のレジャー情報
あなたの知らないハイラル
https://www.nintendo.co.jp/zelda/botw/discovery/lanayru.html
あなたの知らないハイラルのヘブラ地方特集記事で、いかにも「リト族代表です」て顔してメイン写真張ってる戦士テバ好き。族長をさしおいても、リト族とはどういう生き物かを体現している生き様の人。
ネコチャンがたくさん流れてきて「そういや土曜日だったか……」て気付くの、曜日を思い出す感覚としてめちゃくちゃハッピーなので良い、嬉しい
飯P、オドナル、リバテバ、憧憬師弟が何やかやで一線を超えることにめちゃくちゃヘキ見出だしてるらしいし、年下にガンガン来られて情で絆されてうっかり許したらなんか最後までやっちゃってた歳上展開ばっかり見てるな……となる来歴ブックマークだった。サイヤ戦士の飯pはもちろん法廷で戦うオドナルも戦いに生きる関係性なとこで通じている
飯には妻子を大切にした上でp師匠にだけは憧憬で理屈ぶっ飛んだ愛着好き好きしててほしいヤツだったし、p師匠にはよく分からんがお前がそれでいいならいいだろうと流されていて欲しかったヤツだし。
養子持ちの未亡人感のナルが過去にオドの師匠の有罪を明らかにした負い目諸々合わせてで飄々逃げるのを、ナルに憧れてきたオドの根性意地で絶対に振り向かせます!てやってるのが好きだったやつだし、二者とも互いに憧れつつ素直になれず煽りまくり意地張りまくりのハッタリベンゴシだし。
リバテバはもう、上記した師弟背徳cpで好んでる味をごちゃ混ぜにしてモリモリ全部盛りかつ顔声キャラデザ最強概念オール刺さりでさらに好きだからめちゃくちゃ変に深く刺さって抜けなくなっとる。この矢えぐい返しがついてるよ~……
@haruneichi
突然すみません。
先日フォロワーさんに移住先選択肢のマストドンのことを紹介するために、ハルネさんのブログのマストドン解説記事も紹介してしまったので、読者数が増えていたのはもしかしたら私のせいかもしれません……。
解説記事の共有だけで、ハルネさん個人についてのことは何も話していないのですが、もしかしたら誰か悪意ある方の目につく切っ掛けになっていたかもしれません。すみません。了解を取るべきでした。
はてなブログの仕様についてよく知らず、詳細は分かりませんが、読者数の急増加に関しては一因である可能性が高そうなので、本当に申し訳ありません。
記事を共有した投稿については即刻削除してきました。ご迷惑、ご心労をおかけしてしまってすみません。
@haruneichi
そうなのですね、一人でテンパってしまってすみません。ご返信ありがとうございます。
最近に自分の失敗が頻発していて、此方でもまさか?!と思い、慌ててしまいました。良くない事のタイミングが被るのは本当に多いですね……。引きずらないように気を付けていきたいです。
また別件になりますが、先日の創作に関連しない新しいアカウント活動の方のお話、始まった暁には自由にのんびり楽しまれることができますよう、ひっそりお祈りしています。
(返信不要です)
好きな作家さんが活動を休止なさるのは寂しい悲しいなあと思うし、作品で幸せを貰った分のお返しができていない自分の無力が申し訳ないが、何よりもご本人様の健康と幸福な生活が一番だから、せめてどうかのんびりハッピーに暮らしていてくれたら良いなと祈るばかりですね。
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@haruneichi
こんばんは!新しい試みを始めている最中に、こちらまでご連絡いただいてしまってすみません。
ですが、ご報告ありがとうございます(引用の方も!)。ほっとしました。諸々のご対応お疲れさまです🙇
近日暖かくなってきましたが、まだまだ寒暖差のある季節ですので、ハルネ様もお体ご自愛くださいませ。
(返信不要です)
リトの戦士たち皆、意地っ張りであってほしい。戦いに非情にならねばならぬ戦士が愛を語るのは、死ぬときと酒をのむときだけだってくらいにめんどくさい奴ら。「酔っぱらってなきゃ、こんなこと言えねえよ」とちっとも酔ってない顔で言う宴会好きのリトの戦士たち。酔ってても良い
リーバルもテバも尽きることなくトライ&エラー繰り返すタイプなんだろなと思うが、リーバルの方が要領が良く分析して技術を掴めて、テバはリーバルほど早くは習熟できない才能の差という感じなのかしらん
今日うっかり降車駅乗り過ごしちゃって、定期券範囲外(1駅分)の駅で降りて慌てて戻ろうとしたんだけど、その駅がチャージ機も窓口も開いてない駅でどうしよ~ってなっちゃった。
一応、昼間の短時間だけなんか窓口が開くらしくて「5分後くらいに係員が来ます」言われたので待ってた。
無事に乗り過ごし駅分の運賃チャージしてさあ戻るぞ!と思ったら、駅員さんが「えっ!ただ1駅戻るくらいならわざわざ改札通らんでも、お金払わんでも内部通路つながってるからそのまま戻って良かったんよ?!」て言ってきて、こっちが「え?!!!」になっちゃった。
お爺ちゃん駅員さんで「そのくらい不正乗車にはならんよ?!!」言ってたけど、電車には実際にその区間分乗ったわけだから、やっぱりその分はお金払うべきじゃないのかなあ。何かもぞもぞする。
まあ無人でチャージ機も無いような田舎の駅だからな……都会ほどの形式ばった厳格な対応してられんのかもしれん。
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久しぶりに生のニンジンを食べたんだけど、最近のニンジンて本当に甘くてうまうま。普通におやつになる……思たけど、そこらのおやつより生野菜の方が高いんですわ!高級おやつ。体にはいいんだけどね……
私は公式情報と他の人たちのファンアートを眺めて喜ぶ!て人なので、そういうオタク的な使い方をしない自分の日常のためのアカウント?を上手く運用できない……というか想像が難しい?という感覚がある。
自己に対する信用と好意が無いので、大体常に「今まで自分の生きてきた痕跡が他人の記憶とか含めてまるごと消えて抹消されねえかな……」と思ってるので、そうなると日記みたいに自分の情報をわざわざ記録しておきたくないな~の念が強い。希死念慮!希死念慮?
メンタル系の作業療法で日記を書いて内省したり後から自分を客観的に見たりするための良い材料として「日記を書く」てのが良い慣習なのは分かってる……つもりなんですけどね。
自分の書いてる支離滅裂な文章が嫌いだし、とにかく「自分」が関わるのが嫌なんだよな。
まあ根底として自己保身強すぎなところを自己嫌悪して過剰に自己要素を毛嫌いしているのだが。ナルシストやんけ!!!落ち込むからあんまり直視したくない事実。
二次創作はその点、書き手を貫通して「原作作品を愛してる人」が原作作品への愛や好意で見たり話しかけたり通過していく媒体だから、そういう「自分が空気になる感じ」があって息がしやすい……というのが、個人的な心持としてはある。
もちろん自分の勝手な妄想のせいで原作に迷惑をかけないように、自分がネットに投稿したものには責任もって注意しておきたい。
でも二次創作を見る人って、その人が愛している原作のイメージを二次創作物を通して見ていることが多いと思うから、「私を見られてはいない」というのが、落ち着くんだろうなと思う。
あ、でも「書いている私」の方を気にかけてくださったり、「二次創作のなかでも私の書いた文章」について丁寧に好意を伝えてくださったりする方への感謝や喜びはもちろんあります。
私の二次創作文章は「原作を見て想ったこの感動・萌え・燃えを誰かに共有したい!」と思って衝動的に文章にしているわけだから、それが誰か他者に届いたのであれば、とても嬉しい。どんなものでも自分の文については「こんな文章でごめんなさい」という申し訳ない気持ちは常にあるが……それはもう性質なのですみません……
でも、自分じゃない人から貰ったものは大事にしたいと素直に思えるので、大切にしています。
見ている側の自分としてはめちゃくちゃ「snsとかブログとかこっちが見たくて見に行ってるんだから、作り手さんの日常とか人格思想とか普通に出しててほしいというか、此方を気にせず好きにしていてほしいが!???当然のことでは?!!!」と思っているが、二次創作をしている自分については「いや自分と自分の文章結びつけたくないな……もし万が一にも誰かが原作を見る時に自分の文やら存在やらがノイズになってしまったら嫌すぎる……」と思う
それは単に「作り手の人格や日常もエンタメコンテンツとして見ているだけではないのか?」と不安になる。ちゃんと他者と社会のことを認識して尊重できているのか、自己批判がきちんとできているのか分からない不安がずっとある。何も発さずただふぁぼりつしているのがいいのか、そもそもsnsに首を突っ込まない方がいいのではないか
バナナのパウンドケーキおいしい。昔は何かバナナ苦手だったけど今はなんか食べられるようになったな。食感に慣れたのかな
弊ロドスで唯一スキル全特化されているオペレーター、サリア。
最初は単純に回復重装として性能面で強化してたんだけど、度々シナリオで常にバチクソに強くて堅くて強い描かれ方されてるのが好きすぎて……。強くてかしこくて科学への姿勢や信念と言うべき摂理への潔癖さを貫くだけのパワー在る故か言動が不器用で言葉が足りない感じなのもめちゃくちゃ好き。
ライン生命のごたごたを片付けてイフリータとサイレンスとまた仲良くする日が見られると良いなあ
アニポケ、サトシとピカチュウの冒険が終わるんだ……て今もまだ全然、心が追い付いていない。どんな最終回になるんだろう。彼らの旅はまだまだ私の知らないところへ続いていくものだといいな。
フィクションに永遠を求めがちびとなので、終わりではない新しい始まりを示してくれる結末が好き。たとえ読者視聴者の立場からは見えなくなっても、空想の向こうでいつまでも物語を紡ぎ続けているフィクション人物たちに夢を見ている
何か自分の中では「自分の情報を出したらめちゃくちゃに叩かれるか、晒し者のおもちゃにされる陰ターネット!」の固定観念が強くて、インターネット越しに……仲良く……仲良くとは……?と脳内処理が追い付かなくなってしまう。
まあ元から人間関係を構築することが苦手で、職場とか学校とかのタスクや大義名分?がないと自分のような人間が他人様に話しかけていいわけ無いだろ……と閉じこもってる人間だから、そもそもリアルだろうがネットだろうがコミュニケーションができないだけだろう私は、という感じだが。
自分が人間として相手と関わる際に、相手にメリットを返せるだろうか?というのが全く思い浮かばないから、知り合い以上の関係性がどこからどうやってどうなるのか分からない。
自分はその他者と一緒に過ごしたり喋ったりが居心地よい楽しいというメリットを貰ってるのに、自分は相手にそういうメリットを返せてるか?と思うとめちゃくちゃ不安になって何もわからんしできないし、せめてこんな自分とも嫌な顔をせずに対応してくれた親切な人には失礼をしない迷惑をかけないようにしなきゃ……と感謝の思いで気を張るしかアンサーを出せない。
何が正解なんだろか。
愚痴話をかけ流されるサンドバック役はよくやってる(話す相手がいないのと興味が無いことをマジで覚えられないのですぐ聞いた話を忘れるため都合がいいと見られやすい)ので、サンドバック役くらいならできるかも……と思うが、そもそも普通の人はわざわざ他人を捕まえて愚痴サンドバック役にはしないという。
そうなるともう己の出せる人間的なメリットって何もないというか、小心者ゆえに公序良俗はなるべく守りたいし他人に迷惑はかけたくないと思ってるとかの当たり前のことしか擁護できなくて、何も……真っ当な他人様に関わろうなどと考えるのがおこがましいか……と隅で転がってるしかない。
サクラ咲き始めてた。汗ばむくらいあったかかったし、もう春だな~。
花粉もキツかったのは今も尾を引いてずびずびだが……
長らく140字のリプツリーとログ倉庫で自分の脳直解釈幻覚をえいやっと垂れ流していたので、まともに文章で思考整理をするというのが上手くできない。趣味はこの形!という感じで年単位で染み付いた習慣が抜けない、何だかんだで毎日開くってのはやっぱ依存してるんだよな……と思って、ひやひやする。どうしようもないが!
ハイラル種族と桜、ハイリア人は枝を手折って部屋に飾り、シーカー族は接ぎ木して数を増やし、ゴロン族は落ちた花を踏み潰さないように歩き、ゾーラ族は桜を模した彫刻をつくり、ゲルド族は砂糖漬けにした花を使って酒をつくり、リト族はただ眺めては時折詩をつくる、みたいな儚きものへの美的感覚。
儚いからこそその終わりまで見ていたいハイリア人、儚いならば確実に次の花を継がせてやりたいシーカー族、儚いならば壊してはいけないゴロン族、儚いならば形だけでも残しておきたいゾーラ族、儚いけれど美しさを知る術は他にもあるゲルド族、儚かろうが美しいものは美しいと只それだけでいいリト族。
ハイリア人はキスっていうのするんだって~と何度か試してみるも、嘴だからなかなか上手いことキスできないので「これが良いのか?よくわからん」と首傾げてたテバとリーバルが、バレンタインに託つけた恋愛雑誌の「チョコレートを舌の上でとろかす心地よさはキスの4倍!」とか何とかの売り文句を見て「……ふ~ん?」と互い目配せしてチョコ買って帰って食べる回……
素直に「甘くておいしいね」でも良いし、チョコを舌の上でとかして味わう感覚を参考にして(?)嘴と舌での愛撫を研究しながらキス再挑戦しててもいい。
さっきチョコ食べたばっかだからお互いの舌が甘くて、それを追うように自然と舐めたり絡ませたりが進むようになるリーバルとか。
なんかキスしたいと素直に言うのは躊躇われるけどキスしたい時にチョコレートを引き合いに出すようになる二人とか。
そういう雰囲気になりそうな時の前にはコーヒーとかポカポカの実とか苦味辛味の食品を嘴にするのを避けるようになるテバとか。
鳥が愛を交わし始める季節。
フレから借りてた3臨高杉社長、ホントド派手でやかましくって威風堂々と言いますかドドンと戦場をひっくり返す頼もしさ迫力に満ちてる演技とモーション演出の良さがめちゃくちゃ好きなので、めちゃくちゃ嬉しい、初の聖杯鋳造に手を染めるか……
リトの戦士のこと考えると何かぼんやりルパン3世のテーマが脳内で流れるんだよな。
「男には自分の世界があるたとえるなら空をかける一筋の流れ星」「たとえるなら風をはらい荒れ狂う稲光」「瞳の奥に獲物を映して寂しく問いかけてくる愛の在処」「孤独な笑みを夕日にさらして背中で泣いてる男の美学」……
リトでは「戦士の誇り」「伝統」「戦士の魂」という言い方をされていて、「男の~」という、扱い方によっては時代柄センシティブになる区分け(ゲーム世界内ではなくゲームが販売される現実世界においてのやつ)はあんまりされていない。ゲームの表現方向としてそういうのを避けてるようにも見えるかな。
それでも「リトの男なら誰でも英傑様のような戦士になれと言われて育つ」とか「リトの男すべての憧れ」とか「心配無用だ 僕はこんな所で終わるような男じゃないさ!」とかの台詞や「武器を取り戦う戦士には男性しか確認できない」様子に滲んでる何かそういう、いわゆる「(女子供には理解のできない)男の浪漫/侍・武士の生き様」みたいなちょっと古びた価値観(※現実世界の現代基準からすると)があるんじゃないか~?と思う。
戦士の憧憬を書くとき、そういう性別や時代とかへの書き手の自分の認識価値観がモロ出そうになるから結構、こわいし難しい。
基本的には、リトの戦士のモチーフは武道!武士道!とかだろな~と思うんだが、大和魂!とか薩摩隼人!維新の志!とか見るとちょっと何かリトの戦士センサー(?)が反応してオッてなる。「男子たるもの云々」みたいな観念が今よりもずっと根強かった頃の日本の要素が、微妙にリトたちにもあるような気がする……というやつ。「男は〇〇、女は〇〇」という性役割がハッキリしていて、そうでない部分が見えづらかった頃、少数民族ゆえに、違うならそれでもいいとスルーされたか逆に無いものとされたかもわからん。
まあブレワイもやくもくも現代価値観の人々が作った「創作物語」だから、現実世界のの歴史そのまま当てはめて考えるわけにはいかないんだけども。
アークナイツのボイス一覧はわりと見るんだけど、えふごのボイス一覧はあんまり見ようとしないの、やっぱり字幕の有無が個人的にでかいんだろうな~と思う。音声情報よりも文章情報の方が私は興味を引かれやすいというか読み取りやすいんだろうなと思う。アニメや映画を見るハードルはいつでも見られる動画であっても高いが、漫画や小説を読むハードルは紙でも電子でもそんな変わらん低さにある。気がする。
やくもくCMで近衛騎士とミファーウルボザダルケルが横並びに武器を構えるカッコいいムービーシーンに入らない代わりに一人だけソロシーン+メドーの出番をもぎ取っていく英傑リーバル
「は?!あのやたらカッコいい英傑勢揃いムービーパートに厄災討伐の要に相応しい戦士たるこの僕がいないわけ?おかしいだろCMなのに」
「代わりにソロパートとメドーのムービーシーン入れます」
「許した」
※ショートverCMの話
「英傑勢揃いカッコいいシーンに僕がいないのはまあ演出上仕方ないことだから許すけど、代わりにメドーのシーンをCMに入れろ」(僕がソロピックアップされるのは当然なので詫びにはメドーの出番を要求する英傑リーバル)
ゲーム外施策での自分の露出に関して文句をつけるリーバル概念好き。微妙な料理と並べられることに憤慨するリーバル、cmに愛機メドーの出番を要求するリーバル
アイコン配布企画の初週担当だったために専用画像が用意されていないリトの英傑、「自分を殺した仇と一緒に映るのが嫌だった」「〆ドーと相棒ツーショが良いと要求した」「僕のアイコンが目玉の週なのにどうして勇者のアイコンが一緒に並んでるんだ?(3章冒頭)」のどれかで駄々を捏ねたのでは(?)
今回のイベントキャラPUガチャ、イベントシナリオ走り終えた高杉社長が好みでPUキャラ決めてるぽいよね~なる呟きをを見かけて、自分関連のゲーム外施策に口出しする推し概念……?!と勝手に流れ弾食らった
メギド72に「フォラス」っていう、「強大人外存在から矮小な人間(実験生物くらいの認識だった)に転生しちゃったけど、面白そうなんで人間と結婚繁殖活動して研究してみるわ!」というスーパー研究者魂で結婚してみたら「妻も娘もめちゃくちゃ大好き愛してるお前らのために絶対に世界を救ってやるからな……」の家族溺愛パパになっちゃった面白メギドがいるんですが。
妻子には自分が化け物人外生物であることを隠しているフォラスは、世界救済の戦いの最中で自分が死にかけた時に、「死ぬのか……嫁に伝言……いや嫁もまだ若いし、俺のことなんか忘れて別の男と添って幸せになってくれた方が……」とか理性では判断してたのに、いざその様(俺の立場に別の男が入る)を想像してみたら「いや………嫁と子が俺以外の男に取られるの嫌すぎるが!!!!!!!??絶対に嫌だ!!!!!!!!!!許せん!!!!!!!」 て根性で復活してウオオ死んでられるかこの野郎!!とリジェネレイトして窮地を脱するイベントストーリー「そして灯火は静かに消える」がありましてね、めちゃくちゃ好きなんですわねフォラスおじさん。
2年前の3月末に開催されたイベントだったし、そろそろ常設入りあるかな?全体シナリオとしても人外存在が執着心と愛について考えていて好きなお話です。
自分みたいな奴と添い遂げても彼女を不幸にしてしまうだけ……と考える理性があっても、実際に彼女が他の男と一緒にいる様を想像すると「でもやっぱり嫌だ!!!!!!!」とめちゃくちゃ我欲で拒否ってしまうし「それは絶対に嫌だから、それが絶対に起こらないようにするしかねえ!!!!!」 と我欲であることをきちんと自覚した上でそれを強い貫く覚悟完了して突っ走るタイプの男、めちゃくちゃ自分の好みなんだろうな……とテバとかフォラスとか見てると思う。
フォロワさんのテバサキ喧嘩お話見て思い出した話でした。めっちゃ好きです
私が幻覚文章を終わらせることができず手をこまねいてる間に公式はハイラル旅行ガイド特集3回分も更新している
新人くん「族長様ハウスキーパー雇わないの何でなんですかね?滅多にお帰りにならないし(※訓練場と仕事場を飛び回っているワーカホリック)維持が大変だと思うんですが」
先輩「そりゃオメ~、あいつ家に人に見せらんねえ“手紙”ため込んでるからだよ」
「手紙?郵便物は全部職場宛にしてますよね?」
「ちがうちがう、あいつが自分で書いてる手紙!出しもしないのにつらつらとまあよく書くんだわクソ真面目かっ!てくらいにな。も~いっぺんくらい王家に掛け合って未来から宛人引きずって返信書かせたろうかとね、俺が死ぬまでには一回ね、やってみるかと思ってる」
「……?なんで宛人とか手紙の内容なんて知ってるんですか?」
「あいつの家で宅飲みしてあいつを酔い潰したときに暇潰しに漁って読んでる」
「最悪じゃないですかプライバシーの侵害!!」
「バレたことないからいいんだって全員口外したら死ぬくらいの奴等ばっかりだしよ、というかあいつは日記だの何だのの隠し方が昔から変わらんのよ!分かりやすすぎ!俺たちだってあんなアッサリ濃密文書が出てくるとは思わなかったってえの!!続きが気になって夜しか眠れねえ!!」
「開き直らないでくださいよ!?」
ウワ~~~もう、全然まとまらん、もう最終手段の「二次創作だから許されるこの話はこうこうこういう捏造設定で展開されています注意書き」で全てを諦めて解決しようかな、n年後の未来の自分が加筆修正してくれることを願って……
パロディとかの世界観設定についてはさ、こういう事前説明的な注意書きがあるのは逆に読みやすいからめちゃくちゃ助かる!!になるんだけど、私がやろうとしているのは「話の根となる捏造文化設定を文章内の自然なイベント進行を以て説明することが難しいので「こういう文化があったら面白くねえ?!!!」という発端で書き始めた幻覚です、とぶん投げる」だから、マジで、ね……うう~~~~~悔しい、でもまあ出せないよりは出しておいていつでも加筆修正できる状態にする方が精神的にいいのでね……出すっきゃねえよ
オリジナル創作でやったら「おまえの自己満足世界観うんちくをだらだら書き並べている紙幅が有ったら、誰にでも世界観が理解できる明快なエピソードを書け」と全カットなるような地の文が並んでいる、でもまあ二次創作てヘキの煮凝り部分を互いに見に来てるようなもんだし許されたい
ベリアルおばあちゃん、敵の時いや固定ダメめちゃくちゃ強?!!て初回は前衛メギドたちを犠牲にしながら銀冠クリアした思い出。それまでカウンターメギド偏重ソロモンだったけど、ここで「速攻」戦術の有効性を学んでラッシュメギド達育てるきっかけになりましたね。ふぁいとです
昔はフォルネウスリーダーのティアマトとシトリーさんとサブナックと蘇生オーブ役で耐久して殴る!!て感じのカウンター染めだったが、協奏メギド来てからバーストメギド育てたりオーブ役出張の概念学んだりしたり、オリエンス来てからバレットアーツ最高ヒャッハー!!!してステージ大体突破できたからあらゆるメギド育てるようになったな。
今は耐久は耐久だけど、無敵や回復というよりも勝つまで蘇生すりゃええねんな!!の全体蘇生2枚編成でアガリアレプトさんが全てを蹴り倒すのを見守るパーティが先鋒偵察PTになったな。
地形が効くなら狂炎で遊ぶこともあるが。
あれ書くときに春嵐(john)を鬼リピして書いてたな~と久しぶりに曲聞いて思い出した。
テバの中に在る偶像の自分を殺したくて成りたくて英雄の振舞いをしてるリーバルの諦観にも似た愛憎と結局は逃がしてやることを許す理性みたいなバチバチ張りつめた揺れ動きをひた隠した平静みたいなの。
曲のpvの方向性とはだいぶ違っちゃってる歌詞解釈なんだけども。
春嵐の曲自体はちょっとネガ卑屈っぽさが強くてあんまりリーバルっぽくはないな……とは思う。
でも「一人の特別な戦士に人生ひっくり返されてめちゃくちゃにされた繊細な青年が憧憬で愛で恋でバグったら有るかもじゃないか?」と師弟がヘキでバグったオタクはイメソン判定を出している(ガバ判定)
個人的にはリーバルについて、絶対的自信とプライドの持ち主であるところやその複合的な強さゆえの傲慢さが好きだな~と思っているから、たとえ恋路であってもそのスタンスを失って欲しくないという気持ちがある。
ミファさんや姫様に突っ込むくらいだから自己犠牲を良しとする口じゃなかろうだし、相手の心を得るためのズルをするにしても献身するにしても、自分を下げる扱い方はしない奴だろうと思う。そもそも自身が相手の「憧れ」であることに執着していてほしいからね。
まあ、個人の好み欲望の話!
「神様」はだいたい「君の英雄」の変換。
「何かを掴んだとてそれで幻想壊して~」はまあ、テバの一番の憧憬でありたいから、その憧憬の偶像から外れないように強者で傲慢であり続けなきゃなの部分。
よばうとりでテバのおしゃべりに付き合っているリーバルは怒っている、自分を通して他の自分を見てるテバとそれよりも強くその自分じゃない自分に、というところ。
サビの「春の嵐~」はテバとの出会いの時から憧憬でめちゃくちゃに傷を埋め込まされた繊細青年の概念のイメージ。
「それでもこの物語終わりにせずにいるのは変わらず耳を傾けている君に届いてほしいと願っているの」
これはもうストレートに「君の憧憬でありたい僕」の話。マジでもうこのまま引用して使いたい。そのままはやりませんけど類似表現が師弟話で出てきたら察してください。
「停戦を受け入れる」のはテバの中にある亡霊に対して(一方的に敵視して一方的にそれを止めるという話)で、「落胆を受け入れる覚悟を持っているから」のは、テバの知る御伽噺の英雄(異世界の自分)らしく在るのは無理だからその分の落胆を受け入れるやーつ。
最後はほとんど歌詞からの個人的イメージそのままよばうとりの終わり方に拝借していますね。
おわり。
自解釈の「君の憧れた僕でありたい」のリーバル、基本的に「君の憧れた英雄は“君に振り返らない英雄”だから、本当の僕は君に振り返ってあげてはいけない筈なのだけれど、いま君と出会ってしまった僕は君を振り返って正面から見返してやりたくって仕方ないんだ」という負い目を勝手に感じているので、その分だけ一線を引いてるというか一歩下がってテバを眩しく見ているような境界線がある
テバは英傑様からの無茶ぶりにこの人俺が引けねえこと分かってて言いやがる……!て笑顔引きつらせながら「やってやりますよ、ええ……!」と根性でぜえはあ言いながらやり遂げるが、リーバルはテバからの憧憬無茶ぶりに「はあ~?何で僕がそんな無茶苦茶なことしなきゃいけないんだい?まあ、できるけどね」とか文句言いながら涼しい顔でやってのけるし、後で一番気ごころ知れた口の堅いリトの仲間たちと飲みながら「流石に腕が折れるかと思った……誰だよテバに僕の誇張しすぎ逸話吹き込んだヤツ……」て愚痴ってるし、テバくんは「やっぱり英傑様ってすげえや」と悔しさと憧憬興奮でワクワクしながら作戦練りながら一人訓練に勤しんでいる。(後で英傑様がオーバーワーク感知して強制回収に来る)
「飛ぶ鳥尽きて」はたしか飛燕(米津玄師)とエピゴウネ(日食なつこ)とgo ahead smile!(mマス信玄さん)でプレイリスト作って流しまくってた。加筆修正するときは青く短い春(swallow)流してたな。
共闘で勇者のサポートをするのも然り、英傑様の援護をするのも然り、自分主導で動くよりも「誰かを補佐するために動く」方が上手くいくタイプというか。
一人で無茶する男がどうして親友家族に族長に村の仲間にあれほど信頼されているかと言ったら、テバが無茶する「だけ」ではなくて、その無茶の分以上に他者を助けて支えてきたから、そういう人となりと力があるからこそのリターンとしての信頼と立ち位置なんじゃないかな~とぼんやり思う。
血気逸って無鉄砲に突っ走ってしまうのが「玉に瑕」な人で、だからこそ、その「瑕」を強制的にセーブすることができる状況=「自分以外の誰かを主眼に据えて、その人を活かすために全力を注ぐ」という位置役割を宛がうと一番最大効果を発揮できるユニット……という感じ。
冷静な状態で自分以外に優先するべき他者がいると、きちんとその「他者」のことを考えて動ける人なんですよテバは。たぶん。
やくもくのバトルチャレンジでテバが引き受ける依頼が「客人護衛」なのは、そういう面が顕著に出てるような気がする。
「護衛」のためには「自分だけが突っ走ってはいけない・そばで行路を支えていく必要がある」という状況だから。
そんでもって、たぶんテバ自身も「自分がそういう方向性に適性がある」という自覚があるんじゃないかな~と思う。もしくは「自分は自分以外の誰かを守りたいと強く望んでいる」という欲求としての自覚かもしれんが。
適性にしろ欲にしろ、何かしら「俺は自分以外を支える側の方が上手くやれるみたいだぞ」みたいな自負はあると思う。
飛行訓練場で、一人でもカチコむ気概で準備しながらも、誰か協力者の来るチャンスを待っていたこととか。
自分の訓練よりもチューリのための訓練・リト全体としての戦士の伝統が継承される事を優先しているところとか。
リーバルと噛み合うのもそういうところじゃないか。気難しくも期待が嬉しい盛りの若者に対して憧憬を向けて見守る余裕がある年上というのもあるけど、
「一人でやらせるとなまじ“できること”が多すぎる器用さのせいで指示役になりがちだけど、本質として絶対に戦場で主役になりたいし主役を任せたら文句なしの活躍をする」リーバルに対して、
「一人でやらせると突っ走って無茶をするけど、誰かのためにサポートに回ったら本人のポテンシャルを余すことなく発揮できて値千金の活躍が見込める」テバ、という組み合わせだから。
集団戦で巻き込み掃討が得意なリーバルに対して、テバは単体白兵戦もわりとイケるタイプとか、噛み合う要素は他にもいろいろあるんだろうけどね。
性質として「主役をやらせると一番効率よく最大効果を発揮する」切り札タイプのリーバルと「サポート役をやらせると一番効率よく最大効果を発揮する」基石タイプのテバという感じの、こう、相補性があるんじゃないかな……と。
リーバルの「特別性」に対してテバが「普通寄り」っていう個人的な印象感覚は、何か正確に紐解くとそういう感じの「種類の違うポテンシャル」の話になる……のかな?と思います。
テバは自分の「適性」の自覚はあっても、それをちょっと悔しく思っていそうだな~と私は思います。憧れた英雄のように先頭に立って輝く素質「ではない」という、「自分はあの人と同じようにはなれない」というあまり嬉しくない現実を認めなくてはいけないから。
それでも、そういう自分の現実を一つ一つ向き合って「英傑様とは違う道程を行くしかないとしても、じゃあどうしたら同じくらい強くなれるか」と考え続けたからこそ、テバはあの運命の縁を掴むくらい「リト最強の戦士」として一つの答えに辿り着いたのだ、と私は思っているしそれが美しいなとも思います。
あとコレめちゃくちゃメタな与太話になるけど、テバを演じてる声優さんの代表キャラとも言える別作品アイドルの信玄誠司さん。
既存キャラの信玄さんのイメージをテバのキャライメージに重ねて見られることを前提にキャスティングしたんじゃないかな~というか、彼を踏まえてテバの声を託したんじゃないか?とちょっと、ちょっとだけね!思ったり……
信玄さん、元自衛官でプロフ見るだけでもかなり他者思いなのが分かるんですが、退役理由の「足の怪我」も「その足の怪我のせいで現場で助けられる筈だった仲間を助けられなかったから」という後悔の末ってくらい「他者のため」を思ってる人で、アイドルになってからも「誰かを笑顔にできるから」お仕事をしたいと考えてる人で。所属ユニットFRAMEの歌はどれも「頑張っている誰かを支えるために、その笑顔のために俺たちがいる」というメッセージを伝えるものたちで。
何かそういうパブリックイメージを踏まえて、テバの声としても抜擢されたんかな……と……。
これ全然何も公式は言っとらんし完全に個人の幻覚こじつけ与太話です!!すいません!!!オタクは明後日の方向に深読みしないと死ぬ生き物なんで……すいません……
テバ重ね見てるとこあるけど信玄さんもFRAMEもそれぞれ好きです。
昔FRAMEに一目惚れしてMマスちょこっとだけ触れてシナリオを読んでたんだけど、どうしてもああいう音ゲーやユニット育成系のゲームが続かなくて……今はCD買わせていただくくらいで本当にわかファンなんだけど、正直に推しと声が同じということを除いても信玄さんめちゃくちゃかわいくてカッコよくて好きなんですね……FRAME全員好きですが……
こういう複数キャラでユニット組んでるアイドルもので、初見からユニットメンバー全員がド好みに刺さることあるんだ?!てびっくりしたのがFRAMEだったから……
私は大概は作品をプレイしたらその物語によってでキャラ全員好き!なるちょろいオタクなんだけど、それはそれとして初見では「好きかどうかあんまり分かんないな」となる「好みから外れている要素のキャラ」とかは普通に在るタイプなので、初見から深く知っていっても丸ごと自分の好みが永遠に出て来るFRAMEはマジでびっくりしたんですよ。
既存のプロデューサーさんたちが愛し応援し続けてくれたおかげで、こんなにわかでも私は推しのアイドルに出会うことができたので、めちゃくちゃ感謝しているし少しでもできる範囲で自分も応援していけたらいいな……と思います。以上にわかオタクの釈明でした。
リーバルという存在と出会わないタイプのテバ、案外バリキャリのサキさんを支える主夫とかしてるのかもしれん(?) 俺がやりたいことって特に見つからないから、愛してるお前たちのためにできることなら何でもするよ(在宅仕事を受けながら)のタイプ?それならそれで企業戦士やってそうな気もするな……
🧇を投げてから、いや別に続きがほしいというわけではなくてめちゃくちゃサイコ~良いですね👍の意だしな……と変えたけど、そもそも🧇🧇が死語だろに行き着いた
単語系の絵文字、単純な「好き!」ていう系のやつ少ないから結構難しいな、今度から好きの代わりに🍣 投げるか。表情絵文字とかにすればいいんかな
リト族のネームが焼き鳥トリ料理縛りなの、鳥が調理済みやんけ!!という笑いのネタで旧日本国的な価値観のある種族という深堀りするとやばいかもしれん設定を中和してるというか目を逸らさせてるみたいなとこある
まあ種族統一で鳥っぽいもの!で悪ノリしただけかもしれんが。でもそれなら「風の名称」とかでもよかったんじゃないと思うし。ツムジくんとかコガラシさんとかハヤテくんとか。まあ普通ネーム過ぎてインパクト薄くなっちゃうというのはあるな。そうなるとやっぱり鳥肉ネームがユーモラスでインパクトもあって丁度良いんかな
「テバは君を振り返らない僕のことを好いてる」と思ってるので意地張ってカッコつけるリーバルだし、「リーバル様が認めてくださってるのは、あの人に流されない俺だから」と思ってるので意地張ってカッコつけるテバだし。両想いだと薄々気付いていても、「でも相手が求めてるのは、想いを遂げない自分だから」と思ってにっちもさっちもいかないリバテバなのかもしれない。
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仮にやくもく時間軸のテバが「リーバル様はご立派ですよ」てリーバルに言ったとしても、リーバルはそれがテバの本心であることを分かった上でどうしても素直に受け取れないというかからかわれているみたいに感じるんだろうな~と思って、お別れの無言青年くんが想起されてスン……になった。
たぶんテバも大森林捜索戦の態度とか見て薄々そうなると予測がついてるから、そういう言い方はあんまりせんのだろうな。戦場で興奮するとついつい嘴から出てしまうが。
テバが「ご立派になられましたね」と真っ直ぐ言っても良いと判断してることまで含めて「ふふん、そうだろうそうだろう」と胸を張って笑う大人リーバル、なんだか「君は必ずここに来るとは思っていたけど100年ってのは待たせすぎだよねえ」と余裕ぶった声で言ったニヒルな亡霊と似ているようで違う成熟を感じるのが、喜ばしいのに切なくて胸がきゅーっとなりました。良いですね……
他の歴代勇者はみんな退魔の剣を持つセイバーとして召喚されているのに、何故か一人だけパンいちの復讐者クラスで召喚されて首を傾げている息吹の勇者?
スキルは何か、健啖家要素で自己回復防御アップとか武芸百般極めたの要素で自己バフとか、大自然の息吹ブレスオブザワイルドで何かガッツ貼りながらめちゃくちゃ攻バフとかクリティカルバフとか積むタイプが良い。たまに大妖精が加護かけに出てくるスキルモーションがある。
攻撃モーションでは色んな武器使うけど、マスターソードは出さない。宝具で駆けつける英傑たちの神獣ビームのトドメにだけようやくマスターソード出す。
それか「マスターソードは……ええと、持ってくるの忘れました……あれはお仕えしているハイラル王家の物品であって俺の私物じゃないので……」って言って宝具は光の弓の方でもいい。「あるもので戦い抜くのは結構得意なんで、うん、何とかなるよ」とか言う。
記憶喪失になった方の勇者が呼ばれてるから、その辺の事情含めてイベストで復讐者クラスになっている真実が明かされる!とかだといい。100年前の仲間達を背負った弔い合戦を戦い抜くも、全てを救うこと叶わなかった自らの無力を呪い厄災への執念を燃やし続ける勇者の負の側面が「姫と生きていくのにこれではいけない」と切り離されて生まれた復讐鬼!
幕間とかで英傑たちの魂の残滓が復讐者になってしまった勇者についてマスターに語り掛けるとかのお話ありそ~
まだサトシの物語の最終回に向き合う勇気が出なくて、アニポケ録画を積みまくっている……
良い最終回だったという御話があちこちで流れて来るから、観たらきっと私も良かったと思えるだろうなとは何となく思うんだけど、でも、まだ怖いな~……当たり前に在ると思っていた、永遠を夢見ていた物語が終わってしまうのが……
フィギュアとかぬいぐるみとか集めてずっとID名にピカって入れてるくらいにはピカチュウが好きなんですが、ピカチュウという種族が好きの気持ちよりも「サトシのピカチュウ」「サトシとピカチュウ」が好きっていう気持ちの方が割合としてデカいので、ね……ピカさん……出会いがあれば別れがあり、それでも旅は永遠に続くのだと分かっていても、私がその旅路を見ていられる日々は遠くなっていくんだな~というのが、やっぱ寂しいし怖いですね。いや最終回観たら変わるかもしれないけどこの気持ちも……
「取りこぼさずに居るだけでは英雄にはなれやしない」(IMAGENARY LIKE THE JUSTICE/ナナホシ管弦楽団)
だけれども、取りこぼさずに生きることだってそれほど簡単じゃないし、私は「俺は取りこぼさずに進むと決めたから」と業突く張りに夢に手を伸ばすテバであってほしいので。
英傑様のように不可能を可能にして道を切り開くような英雄にはなれんのかもしれないが、守りたい誰かを支えながら彼の示した果てへの道を引き続けることができる(できた)テバ自身のことを、テバとしても誇りに思ってくれているといいなと追加で思いました。少なくともどれも取りこぼしはしなかったぞと。
誰かを傷つけたり悲しませる力じゃなくって、誰かを守り支える力が自分にはあるのだというのは、嬉しいし、それならば「そのようにあろう」と思う、テバにそういう人であってくれ~と思っている。
「お前の無鉄砲さは誰かを泣かせるかもしれませんが、お前の誰かを思って身体を動かさずには居られないその気質は、きっと誰かを守り支えることにも活かせるはずですよ」と師であるカーン族長から諭されて自分が進むべき戦士の道を固めたテバ、何ならその気質に救われ守られたやくもくリーバルからも同じことを言われて気付かされていて欲しい。
仲間想いのテバくん、自分が無茶しまくって周囲に支えられてる自覚持ってるから、自分が支える側になるのも躊躇がないんだな。その支えられてる自覚をどうやって持つに至ったのかの半生が不明なので中々読み解くのが難しいが。
誰かから受け取った優しさ支え恩といったものを別の誰かに渡し繋いでいくことができる・支えるのスケールを相手に合わせて調節できるのが歳の分経験を積んだテバ。
誰かから受けた優しさ恩借りを、そのくれた誰か当人に返さなきゃダメだと生真面目に思っていてスケール調節できてないのが若き英傑様。
テバのは「自分が周囲に支えられてる分を自分もまた誰かを支えることで“ありがとう”を循環させるぞ!」で“その時”を見定めてる。
英傑様のは常時「自分は村の一族の皆に支えられてるから、村まるごと全てを護り抜くことで“ありがとう”を返すのが筋ってもの」くらいにスケールが飛ぶ。若さ故の理想の肥大。
原作の勇者共闘への応答のようにテバも義理堅い人であるから「受けた恩は返す」のは徹底してるんだが、恩を返す(自己満足)と感謝の印として相手の力になるをきちんと分けて考えてるというか。英傑様は感謝はちゃんとあるけど何か「借りは返さなきゃ気が済まない」が優先されてないか?と
テバのイメージに関して声優さんのパブリックイメージを持ち出して読むなら、他のキャラクターもそうして比較検討した方が面白いだろう、と思うが、他の方の出演作品を見るの中々……自分の範囲外の作品が多いから難しいな~……
やくもく産まれテバくんが年下属性を持ってしまうことで、まるきり「リーバル様のためなら何でもします!俺をテバ様と見ているのだって構いません!俺がリーバル様のお側にいたいだけですから!!」つって、囲い込み成功して慕われてるジジイお兄ちゃんバルの方が胃をキリキリさせてるから、もうなんか色々とダメなってるんですね。
最終的に原作テバくんを召喚してあの頃の懸想の精算をするから、マジでやくもく産まれテバくんが、テバくんのガワを借りたオリキャラに近しくなってしまっておりオシマイ
アンチエイジリーバルとやくもく産まれテバで思い描く理想の関係が、XXXHOLiCの店主ワタヌキと百目鬼一族なんだろうな私は。まるで先代も次代もまるで変わらない顔して俺のとこに来やがるムカつくけど嬉しいワタヌキと、最初は先代の頼みで代役したかもしれんが今は純粋に自分がワタヌキの友人の百目鬼をやりたいから来ている脈々継がれていく百目鬼の一族やつ
大厄災を退け、原作とは違うもう一つの世界線となったハイラル(以降やくもくハイラルと呼称)では、未来からの救援者として参じたテバとは別のやくもくハイラル生まれのテバが存在することになるのでは?という与太話を元にしたお話
原作世界生まれで救援者のテバ、やくもく世界生まれのテバ、の二人がいる。体験してきたことが違うのでハッキリ別人だが、いわゆる並行世界の自分で魂は同じ、みたいなやつ。
テバへの執着心の答えを出せないまま寿命が迫ってきたリーバルは、シーカー族の古代技術アンチエイジを利用して一つの賭けをすることにした。
それは此方の世界で生まれ育つはずの“テバ”を探しだして、あのときと同じ年頃の自分の姿でやり直して共にあることで、あのとき見つけられなかった答えを出す計画。
とかそんなん。
単にリーバル様のためのリーバル様のために在る少年テバくんが見たかった欲望の産物
アンチエイジリーバルとやくもく産まれテバくん(以下Tくん)の関係性メモ書き。
基本的におにショタ(?!)だが、リーバルがめちゃくちゃ囲い込んだ負い目を感じているので、Tくんが望めば幾らでも下やってくれると思う。
ただしTくんの方が原作テバよりもリーバル様のお願い全部叶えるまで止まらない暴走機関車くんになってるので、結果としてはたぶん半々くらいなんじゃないか。
倫理観を備えてるだけで、感情粘度的にはだいぶ尽くし系ヤンデレってるのでリーバルが手綱を取ってないと危うさが原作テの非ではないTくん
リーバルにとっては、ようやく見つけ出した君だし、あのとき助けてくれた君ではないけれど色を失った孤独を埋めてくれたやさしい君だし、本当に真実誇張なく僕のためだけに生きて傍に居てくれるテバなので、めためたに甘やかしたい可愛がりたい。実際マジでテバにそっくり同じでかっこいいし強いし愛弟子だし、小さい頃からそばでお手伝い役に駆け回っていたせいか何と気が利く。あのときの君のように生意気なところが無いのは、少し寂しいけどね。
やくもく生まれテバくん(Tくん)側は、元から大厄災の英傑伝説にめちゃくちゃ憧れて戦士を目指している憧憬ボーイなところに、幼少期に族長老リーバル様に見初められて側仕え髪結いのお役目もらったため、その日からずっとリーバル様大好き!拒絶されるまではお側に在ります!なにこにこピュアくん、リーバルの良心にダイレクトアタック。
あの日からの憧れた人、美しい人、俺の夢、俺の全てをかけても輝いていてほしいしそのために力を尽くすと誓った人なので、めちゃくちゃ大事にしたい。あの人の孤独を癒せるのなら、俺は、誰かの代わりだって構わないんだ。俺は、あの人の命かけた戦いのおかげでここにあるのだから。原作テバにも増してリーバルに心酔しているのをひた隠しにしている危うい青年くん。
昔から心酔がヤバいので、幼馴染みたちがめちゃくちゃ頑張って良識を叩き込んだため、ぎりぎりヤンデレではないし、自分の勝手な決心を明かす気はない。
そういうわけでリーバルは知らないままだけども、このTくんは昔から自分が一番リーバル様のお側にいるためにってめちゃくちゃ色んなこと頑張ってきてるのでかなり独占欲求があるよ。
いつでも身を引きますみたいな顔しといてでもリーバル様の一番は譲りたくない「本物のテバ様以外には絶対に負けない」やつ。
《あらすじ》
リトの族長として視察に来たところ、練習中の子供達が誤って打った流れ矢が飛んで来たので、その流れ矢をわざと避けずに髪飾りにぶち当たったところを風で捕まえて返しながら「ああ困った。髪留めが壊れちゃったから結い直さないと。誰か手伝ってくれる人はいないかな?」などと言って憧れの人に粗相をして蒼白になっている幼気な少年Tくんをナンパお持ち帰りしていく族長レバリ第一話
《出てくる人》
族長リーバル様:未来に帰っていったテバに未練がありあり。プルアのアンチエイジ研究に出資しており、揺り椅子で族長引き継ぎ書類を作りながら技術確立の報を待っているところ。
やくもく産まれTくん:何も知らない。英傑伝説や厄災物語への憧憬は人一倍の戦士を目指す少年。族長様?カッコいいよな!大好き!
族長リーバルの側近たち:真面目な方とチャラい方。いつもお菓子くれる方とテバが気を使わなくて良い方。真面目な方はテバに似てるから選ばれたし、チャラい方はテバに全く似てないから選ばれた。
講師役のリト隊長:子ども達に戦士のお仕事について体験紹介する簡単な業務の筈が、何故か当日になって急に族長様が視察に来るわ、ヤンチっ子が(※Tくん)が弓を暴発させて族長様の方にぶっ放すわで泣きたい。
普段は「僕の教えられることは全部書物にまとめてあるから言うことは無い」とか言って教鞭取るのを避けるのに、春先の見習い戦士の訓練が始まる頃に「今年は白毛金眼の子どもがいる」と聞くとふらりと顔を出す族長様と(分かりやすい人だなホント)と思いながら黙ってついてく側近。
「族長様ゾーラにもゲルドにも顔が利くんでしょうちょっと良い女の子紹介して下さいよ」と縋る側近くんは無視するけど「族長様だって若い頃モテたんでしょ必勝ナンパ術とか教えて下さいよ」と言うと「ナンパする必要が無いから知らないねあと僕は今もイケてるから」と拳骨が飛んでくる。
視察先で監督役を振り切って弓矢で大暴れしてるTくんを見つけて「気が向いた、ナンパのお手本みせてあげるよ」とわざとその暴発した矢が自分の髪留めに当たる位置に立ち、憧れの人の髪留めを壊して顔面蒼白になったTくんを宥めて言いくるめて連れ出した族長様。
「それはもう人攫いのやり方なんですよナンパじゃなくてね」
「あの子が髪留め壊した代わりに髪を結ってくれるって言うからお願いしただけだよ」
「健気な子供の憧憬を踏み倒して囲おうとした悪い大人が何か言ってる!」
「何のことかな。減給処分がお好みかい」
「ひでえや」
ちゃんと夕方には家に帰した。
「今年もいましたよ~白毛に金眼の」
「ふうん。見に行こうか」
「ずいぶん威勢の良いやつで、ほとほと手を焼いてるとか」
「ははっ!リトの戦士は度胸がなけりゃ戦えない。なかなか見込みがありそうじゃないか」
◇視察に行くか~!で訓練場へ
リトっ子の訓練指導するリト隊長に挨拶しようと思ったら空気を震わす怒鳴り声
勝手に弓を持ち出して引こうとする少年テバくん!
「もしかして、あれかい?」
「みたいですねえ。」
「へえ……あの子、名前は?」
「たしか──……」
わちゃわちゃ取っ組み合ってるリト隊長と少年テバくん
「──なるほどね」
ふっと一瞬だけ眉を潜めて微笑むリーバル。
「気が向いた。ナンパのお手本、みせてあげるよ」
すっと片手を上げて止まるリーバル
あれ?なんで手を、と側近が疑問に思うまもなく
びっ!と少年テバくんの弓が暴発する
「え?」
顔の横を通りすぎる矢にも不敵に笑うリーバル。まるで分かっていたみたいに。
「あーっ!!!」
矢の飛んでいく方を見てなんてことをと顔真っ青のリト隊長とテバくん
がきん!!とゾクチョー様の翡翠の髪飾りを撃ち抜いてすっ飛ぶ矢。はらりと広がり落ちる群青の髪。
しかしゾクチョー様の操る風で髪飾りも矢もふわりとゾクチョー様の手に収まる。
「ぞっ、族長様!!申し訳ありません!おっ、お怪我は……!!!」
駆け寄るリト隊長を片手で制して、すっとテバくんに近づくゾクチョー様
「打ったのは君だね?なかなか良い射を撃つじゃないか。その歳でハヤブサの弓を引ききる腕力も申し分ない。」
「ご、ごめんなさ、……え?」
「はい、矢は返すよ。ついでにコレもあげる。壊れちゃったからね。僕の髪留めにはもう使えないけど、削って整えれば、君の帯玉くらいにはなるだろ。」
ほら、と砕けた翡翠を少年の手のひらに転がす。
「結構きれいだろ?」
「あ、はい………、じゃなくてっ!あのっ!俺、ごめんなさい!ゾクチョーさまの、髪留め……壊してしまって。」
「べつにいいよ。昔から使ってたってだけで、そんなに執着があるわけでもないし。……ああでも、このままの髪だと、仕事の邪魔にはなるかもな……」
ううっと青ざめて俯くテバくん。その顔の横に下がっている髪留めがキラリと光り、リーバルの目に留まる。
「あれ、君の髪留め……木じゃないね。ヒスイでもない……これは、コハク?」
「はい、父ちゃんが、木製だと俺が暴れてすぐダメにしちまうからって、特別に……」
「うちの父ちゃん、テバ様のファンで、テバ様にならって俺の名前をつけたんです。琥珀の髪留めも、おんなじテバ様の由縁で」
「ふうん……テバ、ね」
ぴくりと眉を動かす族長様。しかし、深く追求はせずに、ぽん、と少年の頭を撫でる。
「なかなか良い品だ。大事にしなよ。それじゃ……」
踵を返す族長様の後ろ頭に揺れる翡翠の髪留め達を見て、はっ!とひらめくテバくん。呼び止める。
「あ、あの!ゾクチョーさま!おれ、お詫びに髪結いのお手伝いします!!」
「髪結い?」
「髪留め、壊しちゃったから……その、そうだ、これ!」
自分の琥珀の髪留めを外して差し出すテバくん。
「これを、ゾクチョー様の翡翠飾りの代わりに!」
あらま~っ!(おいおいおいプロポーズのお決まり文句じゃねえの、ガキは知らんだろうがねえ……)と面白がって見守る側近ズ
「そうか……お詫びだって言うなら、受け取らないのも悪いね。じゃあ、せっかくだし結うのも君に頼もうかな?」
「お、おまかせください!」
「じゃ、ちょいとこの子借りてくよ。いいよね」
「は、はい、構いませんが。」
「あ、それと今日の執務は休むから。急ぎの用件以外は回さないでくれ。よろしく」
とウインクしてテバくんをお持ち帰りするゾクチョーさま。
1話 リーバルの髪を結うお務めに励むテバ少年
リトの村の少年テバは、毎朝、村の螺旋階段を昇って族長様のお部屋を訪れる。それは彼だけに任された仕事であり、彼が自分自身に関することで一番に誇らしく、宝物のように思っている時間──族長様の髪を結う役目を果たす、朝の日課だ。
>1話~3話:族長爺のリーバルと少年テバくんの話
大厄災を経てリーバルがどんな立場になったか。
復興・発展したリトの村の様子。
テバくんの家庭と友達周り
リーバルの側近たち 真面目な方とチャラい方。いつもお菓子くれる方とテバが気を使わなくて良い方。
リトの英傑と疾き救援者の伝説
コログが見えてびっくりするテバと笑いながら友達を紹介してくれるリーバル爺
結うのが上達するテバくん
式典用に別のひとに髪のセットを頼むリーバルに焼きもちをするテバくん(この日はお仕事お休みね。と言ってからむくれちゃって機嫌が悪くてどうしたんだろう?からの、プロの髪結い役と一緒にやってもらうところ見て勉強する、今後、戦士の技術とは別に此方の髪結いプロにも師のように通って教えてもらうことになる)
◇4話くらい。族長リーバルの死とアンチエイジ
いつもテバに髪を結ってもらう間にメールのチェックをするリーバルが、ある日に届いた一通の手紙を見て大きな声を上げる。予定変更、急用ができたと言って慌ただしく外出の準備をするリーバルは、飛び立つ直前に「今日、僕が帰ってきたら特別良いことがあるからね。楽しみにしててくれていいよ」と悪戯っぽくテバに囁いて出かけていった。リーバルの準備したサプライズとはいったい何なのか、期待に胸を膨らませてリーバルの帰りを待っていたテバが耳にしたのはしかし「族長リーバルの訃報」の急報だった。幼いテバは初めて親しい人の死に直面したショックを受け止めきれずにいる中、寂しさをまぎらわせるために足を運んだリーバルとの思い出の場所で、一人の奇妙なリトの青年と出会う。
《tips》やくもく産まれTくんのお務め
やくもく世界生まれTくんは、族長リーバルの髪結いお手伝い役としてお傍に侍っているのが基本設定になっているので、将来かなりファッションセンスに優れたオシャレくんになる。自分がリーバル様のメンツの一部(ファッション)を担っている自覚があるので、「似合いそうだから」「好きそうだから」で髪留めとかスカーフとか小物とかめちゃくちゃ買ってくる(自費)
「もう!起きてるの?いつものお役目の時間でしょ!」
母に起こされて、飛び起きて、ばっ!ばっ!と大事そうに髪飾りを抱えていく少年。
途中水溜まりでちょいちょいと身なりをを確かめる。
──おれは少しだけ特別なこどもだ。
「なんだテバ、また族長様のとこかあ?よく続くなあ。勉強の方は半刻と続かねえのに」
ゾクチョー様は本当に凄い方なんだ!一番カッコいい戦士で、おれのソンケイしてる人だ!
──そして、おれはあの人の「カッコいい」をつくる手伝いができる。
駆けてゆく少年の横顔に、きらりと金継ぎ翡翠の髪留めが光る。
「ゾクチョー様っ!髪結いのお手伝いに来ました!!」
お部屋に見当たらないと思ったら釣床から背後にすっと降りてくるリーバル。
「おはよう」
「わっ!お、おはようございます!」
あくびをしながら、少年の髪留めに目をやるリーバル。
「あれ……それ、僕の翡翠じゃないか?」
「あ、はい!そうなんです、こないだゲルドの商人が来たときに、父ちゃ……父が、連れてってくれて。これなら直せるかもって」
「なるほど、溶かした白金を注いで欠けを埋めてるのか」
「金継ぎって言って、今ゲルドで流行りなんだそうです」
何やらソワソワとしている少年テバくん
「お、お気に召したなら、此方をリーバル様のお髪に結いましょうか!?」
これが言いたかった。あわよくば返そうというつもりだった。これならば、あの時の粗相の始末をつけられるのではないか──。
「君が壊したんだから。それはもう君のだよ」
「うっ!!」
おれがゾクチョー様のお手伝いをするようになったきっかけは、あんまりかっこよくない……。
とナンパ回の回想になる。
1話目では老体のくせに今でも現役バリバリで前線に出る族長リーバル様と族長様に憧れる少年テバくんの日常お披露目。
テバくんは髪結いの後に英傑様や戦士たちに訓練に連れてってもらうか、村のじい様のとこ行って厄災戦争のお話を聞きたがる。
キンカンじいは村でももう少ない厄災戦争の経験者の一人。
今日もリーバル様の話かがききたいのか?
ううん、今日はもう一人の戦士の話がいい!
ホッホゥ、「未来からの使者殿」の話じゃな?
うん!
お前の名前の由縁となったお人じゃな、テバ。
そんな感じ。
>5話~7話:アンチエイジ若リーバルと少年テバくんの話
古い初代飛行訓練場を遺産相続するテバと保証預かり人のリーバル(族長リーバルの親戚設定)(ハイラル城下町に遊学してたのを族長の死を機に戻ってきた設定)(村の戦士組合には入ってない)本当はテバへの遺産だけど幼いテバにはまだ相続が難しいから大きくなるまでは間に若リーバルが間に立って運用や手続きを肩代わりする。
いつもの飛行訓練場が二人の秘密基地なやつです。
リーバル様に勉強をみてもらう。
アンチエイジした族長リーバル様のことは「秘密」なので、そのせいで友達とケンカになってしまうテバ
リーバル様のところにお泊まり
メドーの夜間飛行
訓練中に魔物が乱入!今はまだリーバルに守られてばかりだけど、いつかリーバル様を守れるくらい強くなります!の決意テバ
ごほうびに伝説のテラコ(まだ姫様が存命なので稼働中)に会いに行こう
弓術大会・戦士の認めを経て一応、一人前の成人となるテバくんと、全然年齢が変わらないように見えるリーバルお兄ちゃん(うるさいな!背は伸びてるだろ背は!君がでかくなりすぎなんだよ!!わかってたけど!!)
◇弓はこうした方がいい。君は飛び方にくせがあるとテバくんにアレコレ教えるリーバル。
「買うんなら、鎧は大きい方がいい。君は成長の見込める元気な子だから。余裕を持たせないと」
「リーバル様は、おれのこと何でもわかっちゃうんですか?」
「うん?まあね。後輩を育て上げるのも立派な戦士の仕事さ。もう少し君がおおきくなったら……もっと君に合わせたアドバイスをしてあげるよ」
「もっとわかっちゃうんですか?!おれ、リーバル様に何でもバレちまうのかな」
「フ、そうだ、分かっちゃうんだよ。ずっと、見ていたからさ……」
◇「おいテバ!また、“リーバル様”のところかよー!」死んだはずの族長リーバル様のとこへいく約束が疑われて友達からハブにされるテバくん。
「寿命が来てしまったけどリトの村が心配だから、山の神様に頼んで、精霊の仲間にしてもらったんだ。普通の人には知られちゃいけないから秘密だよ」
と上手いこと言って友達を納得させて帰る。
「リーバル様は今ここに生きてらっしゃるのに、どうしてこんなお芝居をしたんですか?」
「まあ君にもいずれわかるようになるよ。いずれね」
僕がこうして姑息に生きているのは僕自身のためと、君のためで。そのことはいつか君だけが知ってくれればいいんだ。
◇8話~11話くらい:時過ぎて青年テバと不可思議な同居人リーバル様の話。
髪結いだけでなく、すっかりリーバルの側仕えの役が板についてきた青年テバ
俺らもようやくお役御免だわと肩の荷を下ろすかつての側近たち
ヘアケアから衣装合わせまで上手になったスタイリストテバくん(流行に敏感でリーバル様に似合いそうな服飾を目敏く買ってくる)(髪さえ結ってくれたら良いんだからそんなに要らないんだけどな……と思ってるリーバル)
戦士として褒められる方が嬉しいテバくん(あ、いやリーバル様は別です!)(俺はリーバル様が喜んでくださるのが一番嬉しいです)
飛行訓練場の改築のために、ゴロンシティに鉱石の買い付けに行く。魔物素材と合わせる。
素材集めに魔物と戦いながらリーバルを守るテバ
飛行訓練場の主テバくん
鉱石加工術に興味があるのかい?でゲルドの街へ(昔は絶対行くもんかと思ったけど歳は取ってみると分からないものだね、で女装裏口入場)
待ちぼうけて恋愛教室に巻き込まれてお料理するテバとゲルド族長に引っ張られていくリーバル(説明のため)
俺はリーバル様のお側にいたいんだ、というテバくんの気付き
リーバルが自分を通して誰かを見ていることにもやもやとしていたことも晴れる。
◇ゲルドの商人とよく話すテバくんを「なんだい君もゲルドの女が好みかい?」とからかうリーバル
「ま、リトの戦士の誇りを預ける相手は、やっぱり同じくらい気高い人間が良いだろうね」
「別にそういう訳じゃありませんが……話はしやすいですね」
「ゲルドの戦士は、リトとはまた違った誇り高さがあるからね。」
「女王への忠誠心ですか」
「そう、その女王は、本当にめったにないくらいとびきり良い女だったんだぜ」
「……お好きだったんですか?」
「僕が?ウルボザを?まさか。単に美しく気高い強者として尊敬していただけだよ。戦場での彼女の舞踏は、僕も舌を巻くほど華麗だった。何たって、この僕に並び立つに相応しい仲間たちだろう?」
「ふふ、そうですか」
「それより君だ、君。誰ぞいい相手はいないのか?大人しいわりに芯気の強い薄桜いろのかわいいお嬢さんがいるらしいじゃないか?」
「俺ァ、金物の加工について聞いてるだけですよ」
リトの鎧は軽量化優先で革鎧が中心。ゲルドの防具は舞踏の為に軽量かつ美麗。それに倣えば、防具の質を上げられるのではないか。
「そんならゲルド、行ってみるかい?」
「えっ?でも、あそこは男子禁制の街では?」
「まあ裏ルートがあるんだよ。昔ゲルドの女王に教えてもらってね……」
◇女装してゲルドの街へ!
ゲルドでいろいろ買い物お勉強して、ついでに盗賊を捕まえたりしちゃったり。
「ところで、リト族は弓を引くのは男だと聞いたが?」とゲルド兵に睨まれてしまう。
やっべ!でリーバル様が弁明のために女王様の御前に連れてかれる。
女王様「ウルボザ様の知己に、ぜひともお話を聞きたいのじゃ!」
待ちぼうけのテバ。
「お連れさんが心配?女王様は優しいから大丈夫よ。」
なんやかやあって、何故かゲルドの恋愛指南教室に体験入室することになったテバ。
「はーい、そこのグラマラスなリトのお嬢さん?」
質問責めに遭うテバ。
「きょうだい?あら、違うの。じゃ、恋人?」
「こっ……滅相もない!」
「何々?身分違いの恋ですって?!詳しく聞かせなさいよ!!」
テバのリーバル様に添い遂げたい意志を聞いたゲルド女子達のアドバイス。
「胃袋を、掴むのよ!」──お料理タイムだ!
◇ゲルドの恋愛教室の皆とお料理を終えたところに、解放されたリーバルが戻ってくる。
「おーい、テバ、待たせたね。そろそろ宿に戻ろう……って、何してるんだい。……料理?」
「い、いえ……その……」
教室仲間の恋愛ビギナーズに見守られながら、作った料理をリーバルに食べてもらう。
「あ、これ僕の好きな味だ」
「ほ、本当ですか」
背後からがんばって!という教室仲間のゲルド女子の声援(小声)が聞こえる。
「毎日お作りしましょうか?」
「フム、君も自立を考える頃だしな。練習にもなるし、いいんじゃないか」
微妙に伝わっていなさそうな返答だ。これはどういう判定だろう、成功なのだろうか。
チラリと振り返ってみると、ゲルド女子達からぐっと親指をたてて「胃袋、第一歩よ!」と口パクで伝えられた。
◇12話~15話 テバとテバ、リーバルの迷い
リーバルのスキンシップが多い。前よりも子供っぽい様子が増えた。
日常のひととき、リーバル様がふいに言葉を止めて、じっと見ていることがある。
それを見て、あ、外したな。と、俺は思う。
俺はあの人の予想した“俺”の行動を外しちまって、それで、あの人はその差異への期待のような落胆のような綯交ぜにになった感情をひたと隠すために黙り込んでしまう。水面に石を投げ込んだみたいな、一瞬の迷いだ。
いつからだったろうか。この沈黙が始まったのは。最初からだったのかもしれない。俺が気がついていなかっただけで。
目に見えて多くなってきたのは、俺が弓術大会で優勝した頃からだ。
──あの人は、俺を通して、誰かを見てる。
そのことを俺自身はどう思うか。
──考えなければ、いずれ俺はあの人のそばにいられなくなるだろう。
あの人が俺を置いていってしまう前に、何か答えを見つけなきゃだめだ。
で、相談する、親友とサキちゃん(仮)に。単純に幼馴染みの友人関係です。
「そりゃもう英傑様のお悩み原因ったら大厄災の頃の知り合いなんじゃない?」てことで聞きに行く。
シーカー研究者orゾーラの里
両方ならゾーラ先。
◇いざゾーラの里へ。
昔リーバル様から貰った「いざってときは、コイツを見せてリーバルの縁者だと言えば、ゾーラの里で便宜を図って貰えるから。あの姉と弟王子の在位を見積もって……少なくとも向こう300年くらいは有効なはずだよ」という鐘。
今は昔と違い古代技術の応用も進んで、認証システムがもっと高度になってる。ワープで行き来も楽になって、リトとゾーラとの親交もすっかり代を移した。
「こういう原始的な身の証も、いずれは必要がなくなっていくんだろうね」
だから君にあげても問題ないってわけ。
僕の名誉がかかってるんだから、君が悪用するはずも無し。成人祝だと思って、とっておきなよ。
これは本当は長命耐性の無いはずのリトの身で永きを生きる選択をしたリーバルに、もし苦しいときゾーラの盟友を思い出して少しでも心の支えになってほしいと思ってミファーが渡したもの。
◇ゾーラの里に到着したテバくん
門で「テバ?」と名乗る前に呼ばれる。それほど似ている、というか同じ。
ゾーラの衛兵からは「テバ殿か!ようこそいらした、いやあリトの戦士はいつも若々しいとは思っていたが、テバ殿は厄災戦争の頃からお変わりないほど若くみえるな、むしろ少し若返っているのではないか?」とかやんややんや言われつつ謁見の間まで通される。
「たしかに俺はテバだが、あの、何か勘違いを……」テバくんは鐘を見せるのもリーバルの縁者だと言う間もなく、謁見の間に案内されて目を白黒させる。
◇クイーン・ミファーとそばに控えるシド王子
「テバさんが会いに来たって聞いたけど……本当に、テバさん?」
このままではまずいと勇気を出して顔をあげるテバ
「あ、あの!私は、リトの村より英傑リーバルの縁を辿って厄災戦争の折にゾーラの英傑であられたクイーン・ミファー様にお伺いいたす者です。
私の身柄を証明するため、これをお見せするようにとリーバルより預かっております」
鐘を見せるテバ
「その鐘は……ええ。間違いなく、私がリトの戦士リーバルに友誼の証として贈ったものですね」
「リトの使者殿、お顔をあげてください。──ヒンヤリハーブのお茶はお好きですか?」
「え、……あ、は、はい!」
「せっかく旧友の縁者が訪ねてきてくださったのですから、ゆっくりお話をしましょう」
別室に案内されてお茶をする。
給仕をしているのが継承権2位のゾーラの弟王子であることに気がついて、畏れ多くて仰天した。
「お待たせしてしまいましたね。テバ殿、ご用向きを申してください」
ミファーの厚意で問状を貰うテバ。キングゾーラ、ミファー経由でシーカー王立研究所への訪問に一筆連絡をいれてもらう。
「もうすぐ市井にもこの技術が普及するはずだから、ちょっと先にお試しって感じだね」
フランクなクイーン・ミファーに戸惑うテバ。
「え、っと……はい、」
「姉さん、リトの使者殿は……」
「あ、そっか。テバさんだけどテバさんじゃないんだった……ごめんなさいね、リトの使者殿。本当にそっくりなものだから」
「それほど、似ているんでしょうか。俺と、……伝説のリトの救援者テバは?」
◇帰り際に、シドに呼び止められるテバ
「また、来てくれないか。今度は俺の客として、狩りでも一緒に」
テバは厄災伝説に登場するゾーラの救援者の逸話を思い出した。
──ああ、この弟君も、俺と同じなのか。
名前と容姿が似ているというだけのテバと違って、英傑ミファーとの血の繋がりが明確に同一人物であると指し示すシドは、よりその齟齬に苦しんだことだろう。
「ああ。喜んで。必ず、またあなた方ご姉弟を訪ねさせてもらう。そのときは、リーバル様も一緒に。」
「ああ、待っているゾ!」
◇王立古代研究所に到着!
門に向かってシドから貰った書状の対をかざすと、中のプルアから返事がくる。
「あ、ハイハーイ、今開けますヨ~っと!」
古代技術を応用した認証システム式の扉が開く。
しかし声はすれども姿がみえない。
「し・た・よ!しーたー!」
アンチエイジした幼女プルア。
「……こども?」
「んマッ!レディに向かって失礼ね。って言ってもこの姿じゃ無理も無いか……まあ許したげる。ミファーから用件は聞いてるわよ。……リーバルのアンチエイジのことでしょ?」
「アンチエイジ?」
「まずはそこから説明が必要かしらね」
◇リーバルのアンチエイジの理由を聞く。
そしてテバくんの決断。
「──テバ様の話をもっと聞かせてもらえませんか」
「──と、まあこんなところよ。何かわからなかったこと、ある?」
「いえ、色々と納得がいきました」
「だから、そうねえ。リーバルはもっとテバと一緒に居たかったんでしょうよ。
でもそれは叶わなかったから、此方の世界で生まれてくるはずのテバ……すなわちキミね。キミと出会うのを待って、そして今度こそ一緒に生きていけるようにアンチエイジの力を使った……と。だいたいそんなところでしょう。」
「俺は、リーバル様にとって、テバ様との人生のやり直し……ということですか。」
「ちょっと違うわね。別に厄災戦争のときに未来から来たテバと、別にリーバルは失敗したワケじゃないもの。
あれはあれでリーバルにとってはちゃんと決着のついた関係だったでしょう。」
「私にもリーバルの考えが全部わかるワケじゃないけど……リーバルはただ、テバともっとずっと一緒に生きてみたかったのよ。たぶんそれだけ。
代わりにするとか、そういうのじゃない。それはテバに対しても、あなたに対しても不誠実よ。少なくとも私は、そんなことのためにはこのアンチエイジを貸さないわヨ。」
「あなたがリーバルと共に生きてきたというなら……彼が、成長するあなたに何か別人の振る舞いを求めたことがあったかどうか、あなた自身が一番よく知っているんじゃないかしら」
「……リーバル様はいつも、俺が何をしようとも、俺の自由を尊重してくれました」
「なら、それが答えよネ」
「……俺は100年前のテバ様に似ていますか?」
「さあ?アタシは会ったばかりでキミのことを知らないしー?まあ、見た目は確かにそっくりね」
「で、結局どーするの?テバクン」
「?……いいえ? 別に俺は変わらずリーバル様の傍にありますが」
「ええっ?」
「俺にとってリーバル様はカッコいい憧れの人で、同時に何があっても護りたい人です。
俺は、あの人の傍にいられるなら、誰かの代わりだって構いません。
もし、俺の有りようが何かリーバル様の胸を痛ませていたんならどうしようかと悩んでいましたが、そんな理由なら迷うことはありません。
俺は、あの人が寂しそうに笑う理由が知りたかった。
そして理由を知った俺は、あの人が望むテバらしく在るように努めたいと思った。
俺が勝手にテバ様を目指すんです。誰に言われたからでもありません」
「あら……そ!まあキミの生き方なんだから、キミ次第よね」
「と・こ・ろ・で~!君もリーバルが目をかけるからにはなかなか手練れの戦士なんだよね?」
嫌な予感。
「戦闘データの収集、手伝って♡」
力の試練だ!
「平和になってから他所の種族の戦闘データも取りづらくなっちゃって。ゾーラやリトやゴロンは、身体の特性がハイリア人と大きく違ってるんだから、まだまだ技術開拓のチャンスが眠ってそうなのに、サンプルが取れなくっても~研究に行き詰まってたのよねえ」とシーカーアイテムとか練習場の組み手とかやらされる。
◇帰宅テバくん
リーバル様に好きって言うよ。昔からずっと好きだって。
「あなただけのテバになりますから」って。
「俺はずっとずっとあなたの傍でお仕えしたいから」って。
それだけです!と朗らかに笑うテバくんにブレーキぶっ壊れるリーバル
「僕だけの、僕のために飛んでくれる?」
「ええ」
傍にいてくれると言うテバにあの別れの日にさよならした欲がぶり返すリーバル。
「僕の、僕だけの君、なら。──僕だけを、見てくれるか?」
リーバルに押し倒されて、求められて、嬉しいけど。
ぱっと笑って断るテバくん
「それは、ダメですよ。だって俺/テバはそんなことしないんでしょう」
新しい翡翠の髪留め。幼年期の終わり。
◇リーバルはアンチエイジ実験の経過記録のために古代研究所に定期訪問している。
どんよりしてるリーバル
「あーもう何?!言いたいことがあるならいいなさいよ辛気臭い!!」
「何か言ったのはそっちだろ……」
「は?!何の話よ!!」
「テバに、何か、言ったのか」と問い詰めるリーバル。一から説明しなさい!と怒るプルア。
「……フラれたんだ……」
「……あらまあ。そんな話になったの?意外ね……」
「やっぱり君のせいじゃないか?!」
「ごめーん☆」
「あの時のテバとそっくり同じ、気持ちは分かる」
「でも。」のお説教?
「──あの子はあの子で、テバはテバだよ」
「ま、しょぼくれてるあんたを見かねてアンチエイジの提案した私たちにも非がないとは言わないよ」
◇アンチエイジ研究について
本当はね、ロベリーのやつも巻き込むつもりだったのよ。このアンチエイジ研究に。
でもね、断られちゃった。近々結婚する奥さんがいるから、彼女を時のくびきに巻き込みたくないんだって。
アタシもね、
……ううん。本当は、ロベリーだけじゃない。インパも、姫様も、リンクも、英傑の皆も……陛下も。みんなアンチエイジで時なんか過ぎてないかのようにずっと一緒に過ごせたらなって、アタシはどっかでそう思ってたみたい。
「だからさ~、一回ね、やってみたのよ時間遡行。」
「……は?」
「テラコのタイムワープ機能を研究して、何とか再現性のある装置を作ろうとしてた頃があってえ……皆がいる時代に戻ってみようって」
「君よくインパに折檻されなかったね……」
「されたわよ!!もうめちゃくちゃのカンカンでね?!過去イチ怒ってたわね~あれは」
最初はさ、夢みたいに楽しかったあの頃の皆と一緒にいられるってはしゃいでたんだけど。
「でも、ダメなのよね。」
時を遡って出会った皆は、アタシが知ってる皆と同じようで違う。そりゃそうよ、アタシが一緒にいた時に未来からアタシがやってきたことなんて無かったんだから。
過去には過去のアタシがいる。
いくら羨んで手を伸ばしても……過去は、もう未来で一人で研究をしてるアタシのいる場所じゃない。
「未来からきてたあの子達は、きっとこんな実験なんかしなくたってそんなこと承知だったのヨネ」
だからね、あんたの気持ちも分からない訳じゃないよ
でも、あのテバは、決してあんたが望んだものと完全に同じであることはないの。
「これ見てよ」
こないだあのテバが来たときに、ちょっとデータ取らせて貰ったんだけど。
「これは……」
「あんたなら分析結果を出すまでもなく、録画映像見るだけでも分かっちゃうでしょ?」
──完全に同じ人は存在し得ない。それだけは、カガクの力を以てしても動かせない事実。
「だから、ね。あんたも、あのテバと今となりにいるテバとをきちんと分けて考えなきゃいけない。突き放せってことじゃないわよ?極端すぎるのはなし。別の人で、別の関係性を持ってて、だからこそ、別な未来を選ぶこともできる。」
「過去に縛られたまんまじゃ、また、同じようにチャンスを取り逃がしてしまうだけってコト!」
しょぼくれリーバルにちょっと手伝ってあげましょうか!とテラコ共謀
リーバルの迷いを晴らすべく、テラコと秘密会議。
◇最終章~! プルアの謀で原作未来のテバがやくもく世界に再び訪れる話。Tくんの思いとリーバルの覚悟。想いの精算。
◇なんやかやでフラれたまま一緒に過ごしてるリーバルとTくんの元に舞い込むプチ事件。~未来に帰った筈の助っ人組が何故か再び過去に訪れた?!~
──テバが知らないところでテバが人を救ったことになっている。
お礼品ばかり貰っても覚えのないTくんがリーバル様に相談する。
「何だか俺のそっくりさんが出回ってるみたいで」
「はあ?何だいそれ。君、いつからチュチュみたいに分裂して増えるようになったの?」
「もう、冗談じゃないんですよ。みんな俺に助けて貰ったって言うんですが、俺はそん時リーバル様ん所に居ましたから、助けた筈無いんです。それなのに、皆は俺だった、って」
その上そいつも自分の名前はテバだって名乗ってるらしい
「……他人の空似ってやつじゃないのか?今の時代なら君の名前もそう珍しいもんじゃないだろ」
「旅人がテバを名乗るリトに助けられたって言うだけなら、その説もありましたけどね。村の奴らまで、俺に助けて貰ったって言うんです。『あの顔と飛び方は間違いなくお前だった』って」
眼力自慢のリト達が、人の顔を間違えることはほとんどない筈。
「しかも助けた相手みんなに『迷いの森に迷子のリトの子供がいるから、リトの英傑リーバル様のご助力を頂きたい』って、そんなことを言ってるんだそうですよ。新手の詐欺か、美人局なんでしょうか?」
本来、アンチエイジでリーバルが余生を若い姿でエンジョイしている事実を知る者は少ない。表向きにはかつての英雄リーバルは死んだことになっている。同族でさえも、テバと側近だった一部のリトを除いて、偉大なる英雄にして敬愛するべき族長リーバルは既に死んだものとして認識しているのだ。
そこに来て「英傑リーバルの手を借りたい」と言うのは、よほど世間知らずの昔気質な者か、詐欺師の類いだと思われても仕方ないだろう。
だが「迷いの森の迷子のリト」と聞いて、リーバルの頭にはある荒唐無稽な可能性が閃いた。
「……まさか」
「リーバルさま?出掛けるんですか?俺も一緒に……」
「ちょっと急用ができた。君はここで待ってろ、そうじゃないと話がややこしくなる」
「でも、」
「その迷子のそっくりさんをひっ捕まえてきてあげるから、大人しく留守番してるんだよ。そいつは……たぶん、君が一番会いたがってたやつだ」
「???」
◇迷いの森まで限テバを迎えに行くリーバル
「やっぱり、君か」
「リーバル様!」
記憶よりも少し年老いて、溌剌というよりは矍鑠としたように見える壮年のリト。
「来ていただけて、助かりました。どうも、大厄災の頃とは勝手が違うようで……俺が誰かと間違われてるらしいってことは分かりましたが、下手なことをして村を混乱させるのも悪いと思って……こんな手段を取ったんですが」
「まったく……僕がいなかったらどうするつもりだったんだい」
「リーバル様がいない?どうしてです」
「あ、そうか……君は知らないのか。僕がこの見た目だから分からないかもしれないけど……此方はあれから随分経ったんだ」
「今、此方はいつ頃なんですか?」
「ちょうど100年くらい経った」
「100年?!」
「じゃ、じゃあ此方のリーバル様は幽霊か何かで……?」
「そんなわけあるか!普通に生身だよ!いや普通じゃない手段は使ったけど!」
◇そういうの含めてきちんと説明するから、まずは落ち着いて話ができるところまでいこう。とマイホーム飛行訓練場へ移動
リーバル様だいじょうぶかなって心配で入り口に立ってるTくん
立派に伝承オタクのやくもくTくんは、自分の名前の由来になった英雄テバにも勿論憧れバリバリマックス
「じゃ、じゃあ!あんたがテバ“様”なのか?!」
「て、てば“様”ァ?!」
◇一通り事情を話して団らん。
「自分とおんなじ顔があるってのも、なかなか不思議な気分だな……」
「僕を見てたときの君にそっくりだぜ、この反応」
「こっ、……ここまで愛想よくはありませんよ俺は……」
「勿論リーバル様がおれの一番の憧れではありますけど、救援者テバ様もまた、俺たちの世界を救ってくれた英雄には違いありませんから!」とにこにこのTくん。
思出話、町案内、別の未来の復興状態と話は尽きない。
「あのっ!お願いがあるんですけど!」
テバくんミラーマッチ対決でもしてもらうか。
◇原作テバくん交えて語らって、やくもくテバくんに原作テバくんを重ねて強制させてたことを自覚するやくもくリーバル。やっぱり好きだと思ってしまうし、どうしたらいいのか、ぐるぐる分からなくなる。
話を聞きたがるTくんを何とか自宅へと帰らせてから、原作テバと二人で火を見つめるリーバル。
意を決して「ねえ、これ。」と髪留めを差し出してみる。
「僕の髪を、結ってみてくれ。」
怪訝そうな顔をするテバ
沈黙に言い訳をすることもできず、リーバルは静かにもう一度言った。
「僕の髪を、結ってみてくれないか」
声音が固いのも、緊張に顔が強張っているのも、自分自身で分かっていたが、どうか聞いてくれるなよと胸内に祈っていた。自分らしからぬ、なげやりで行き当たりばったりな行動だ。それでも、そんな祈りがこの男には通じるとリーバルは確信していた。
テバは、リーバルがこだわる見栄も意地も読まないくせに、人の真剣さだけは決して間違えない。
そういう男なのだ。
「その紐といつもの髪留めで、お髪を結うんですね?」
そう言ってテバは、リーバルの手から髪留めと飾り紐を受け取って、鏡台の前に椅子を運んだ。椅子の後ろに立ち、振り向いて依頼人が座するのを待っている。
やはり、理由を聞いてはこなかった。リーバルは自分の懸想ごとが正しかったことに小さく胸が痛んだ。
そういうところが、この100年、空に想ってやまなかった。あの不器用な愛弟子とはそこだけが反対で、だからこそ似ていると想起せずにはいられない。あの子は、見栄と意地を微笑んで見つめて、
──ちゃんと分かっていたつもりだったのに。
「では、失礼します」
一声かけて、するりと後ろ髪に指が通される。普段から櫛をかけ香油を塗って手入れしているリーバルの長髪は、リトの大きな翼の手櫛でも難なくまとまり、房に分かれた。
リーバルのいつもの髪型は、後ろ頭に三つ編みが四つだ。上下左右均等に三つ編みの房ができるよう、髪全体に対して十二分の一の髪束を作る必要がある。
かたん。テバが一個目の翡翠の髪留めを手に取った。
形は保っているが、いかにも歪で不慣れな三つ編み。
「む……」
かたん、と二個目。同じようなゆるけた三つ編みができた
最初より手付きが鈍っているせいで、端から髪がほつれてゆく。
三個目。とうとうリーバルは我慢できずに吹き出した。
「ふっ、くくく……ハハハッ! 下っ手くそだなあ、君!」
「わ、分かっていたことでしょう! わざわざ言わんでくださいよ! 」
「君は、こういうの不器用だったよなあ。弓の手入れにはあれだけ集中してるのに」
「勝手を知ってる自分のことならまだしも、他人の髪の質やら趣味やらは扱いが難しいですよ。餅は餅屋、髪弄りは床屋の領分でしょう」
戦士のやることじゃない、とテバはそっぽを向いて開き直っている。
「そのわりに、こまこまと僕の世話を焼きたがるもんだから、僕の方も断るのも悪くってちょっと困ってたんだよ」
「そッ、それは申し訳ない。というか、言ってくださいよ?!」
「だって、僕のために、って自分の息子にも負けないキラキラした目で張り切っているんだよ?止めようにも気が咎めるってものだろ」
「本当に、その時に言ってほしかったですよ、そういうのは……」
「今ちゃんと言ったから良いだろ」
あの頃は余裕ぶった大人のようだったテバのことを散々からかえるのが嬉しいリーバル。
「ほらほら、手が止まってるよ。早く残りも結ってくれなきゃ」
「くっ、後でこれで出かけるなんて仰らないでくださいよ……?」
「言わないったら。僕は人前に出る格好はきちんと選ぶもの」
原作テバくん「俺は、昔ッから髪を結うのなんて下手くそでしたよ。妻にも親友にも、結ってもらう側でした」
同じだなあ、と思う。
そして、やっぱり違うなあ、とも思う。
リーバルは、この男と共に生きて、そして死んでみたかったのだ。命尽きるその時を看取って、あるいは看取られてみたかった。
──でも今の僕は、それだけじゃいられない……。
まだ、間に合うだろうか。
僕は、あの子に報いてやれるだろうか。
こんなことを聞くのにはぴったりの人員がいる。
──かたん。四個目の翡翠飾りがテバの手に消え、そしてリーバルの後頭部にようやく慣れ親しんだ結い髪の重さが一つ感じられた。
「できましたよ。……どこか引っ張られて痛いとか、ないですか?」
「それは大丈夫。でも面白いから記念にウツシエでも撮ろうかな」
「もう好きにしてください……」
「なあ、テバ」
「何ですか、出来の文句は受け付けませんよ。そんなのは最初からご承知でしょう」
ああ珍しい。拗ねている。これは、100年前にも見たことのなかった顔だ。
「分かってるよ。……ちょっと相談したいだけさ」
こんな風にテバを頼ることも、100年前のリーバルならばしなかっただろう。お互い様だ。
「どうしたらいいと思う?」
尋ねる若者に、年嵩の戦士はうーんと一伸びして、言った。
「言い訳のコツは。──とにかくカッコつけてやることです」
そして続く言葉に、はたと目を丸くすることになった。
「リーバル様が相手ですからね、“俺”ならきっと、それだけで機嫌が取れますよ」
一瞬、言葉を失う。まさか。
「──何だい。知ってたのか?」
「フ、何のことやら?」
「そういうの、君は本当に可愛くないよな……」
しらばっくれるテバに、リーバルはむくれた。それを見てテバが笑う。
「ふふ、ハッハッハ!」
この豪快な笑い方も久しぶりに聞いた。テバはこんな笑い方をする奴だった。リーバルのそばで髪を結ってくれていたあの子供は、この男よりもずいぶん丁寧で行儀の良い笑い方をする。そんなにも記憶と違っていることに、今まで気付かなかった自分が、信じられなかった。
──いや、気付いていたけれど、気付かないフリをしてたのか。
「“そういうの”は、あっちのお弟子の役回りでしょう。──強い戦士です、まったく」
「俺もあれから鍛練はかかしてないし、強くなったつもりだったんですが、自信がなくなっちまいますよ。やっぱり若さには勝てねえかなあ」
あーあ、とため息をついてテバが脱力して隣に座り込む。
「チューリにも、とうとう負け越すようになりましたし」
チューリ。未来に生きる彼の息子だ。大厄災でリーバルら英傑の窮地に馳せ参じた|救援者《テ バ》たちとは別に、いつからか未来から迷い込んできていた小さな男の子だった。
魔物だらけの戦場でちらとも怖がる素振りを見せなかった勇気ある少年の姿を思い出して、リーバルは目を細める。
「あの子、幾つになった」
「成人してから、もう七年になりますかね。今じゃ飛行訓練場の主が入れ替わるくらいになってます」
「もうすっかり大人か。それだけ大きくなれば、“チューリトルネード”も立派に使えるようになったのかな」
にやりとテバが笑みを深めた。
「今は、その技名を出すと機嫌が悪くなるんですよ。あいつ」
「えーっ?……お年頃かな……」
「俺ァ シンプルで良いと思うんですが」
「君にそう言われると僕も自信が無くなってきたなァ」
「ちょっ、何故です?!」
「冗談だよ」
「リーバル様のご冗談は冗談に聞こえないんですよ!」
「弓の腕はどうなんだい?そっちの才は僕も見てないからどんなもんだか気になるな」
テバが言うには、ハイリアの英傑の末裔が指導を助けてくれたのだという。奇しくもその末裔も名を“リンク”といい、この時代の姫付きの騎士と同じように武芸百般に秀でた傑物らしく。弓の腕とここぞという勝負っ気強さはリトの戦士であるテバすらも舌を巻くそうだ。
「手本がリーバル様とリンクですからね、構えがしっかりしています。狙いを定めるコツを覚えたようで、精度では俺も勝てない。弓で俺の記録が塗り替えられてないのは、貫通の百枚通しくらいで」
「君の矢は精度を抜きにすれば威力が凄まじいからな……」
◇
「俺よりも、あのお弟子よりも──リーバル様よりも。チューリは、強くなりますよ」
「へえ……言うじゃないか。宣戦布告かい?」
「さあ。親の贔屓目を抜きにしても、あいつには天分と才が味方しています。優れた師と、整った環境と、どんな訓練よりも得難い経験と。どれほど努力を重ねても、それのみではたどり着けない領域を突破する力がね」
意外な台詞に思われた。我が子を誇るだけでない、ほろ苦い情感の籠もった言葉はテバに似つかわしくないナイーブさを持っていた。
その視線に気づいたのか、テバは苦笑した。
「羨ましくない、と言ったら嘘になりますよ。俺は、そこまでのものは天から授かってない。……もちろん、こうして過去の英傑様と対面できる奇跡にあずかってる俺自身も、他の戦士から見れば十分に羨まれる立場だろうとは分かっていますがね」
「それでも、俺はチューリほど機に巡りあった戦士ではないでしょう。
……リーバル様やリンクのような傑物たる戦士を手本と見覚えて成長するチューリも、リーバル様直々の教えを請うことのできる此方の俺も。いやさ、あなたと同じ時を生きていくリトの全部が、羨ましいったらねえや」
英傑様に師事して、同じ空の上で飛び続けられるなんて、戦士の夢だ。
「チューリは、あなたに似てきましたよ。顔形ってんじゃない、凛とまとった誇り高さの気迫がです。リーバル様に会ってからぐんぐん育っていくチューリの成長を見て……俺は、ようやく腑に落ちました。“空の支配者”、そう真実に名乗るリトというのは、こういうものなんだろう、って。理屈じゃない。そこに何か人の目には映らない天分の違いがあるんだと、ハッキリ感じた」
「そんなこと……」
「ありますよ。俺がどれほど英傑リーバル様のことを思って、見て覚えんとしてきたか、あなただってご存知のはずだ」
リーバルは言葉につまった。明け透けな言い方に戸惑ったのだ。こういうところだ、この男の油断ならない純粋さは。
「俺はどうして、もう少しだけ機を計って生まれて来なかったのかと、此方の世界に居る間中ずっとそればかり思い悩んでました」
「……そんなこと、全然気づかなかったよ」
「言ったこと無いですからね」
テバはからりと笑った。過去にじっとりと思い悩んだことはもう年月が風化させてすっかり乾いてしまったかのような軽さの声音だった。
「だが、今の俺は、あなたの作ってくれた戦士の夢と、リトの誇りとが続いていくならそれでいいとも思います。俺が、その内の一つの滑車になれたんなら万歳、おまけにリーバルさま本人と競い共に戦う僥倖にまで巡りあえて万々歳だ」
「君ってさあ……欲が無いよね」
「そんなふうに評するのは、リーバル様だけですよ。俺は昔ッから傲慢で、とびきりの強突張りだと親友も妻も言って呆れてる。もう最近では言っても無駄だと諦められるくらいだ」
「俺みたいなのが、あなたに向けてる|欲《憧れ》の強さを軽く見すぎです。」
「そうかな」
「そうです」
「チューリは……あいつは、本当に良い戦士になってくれました。俺が期待していたよりもずっと」
遠く星々を夢見るようにテバは言った。
「俺はね。チューリ自身が夢見るよりも先に、チューリが俺と同じように、リトの英傑の勇敢さに憧れて同じ夢を追う同志になってくれはしないかとひそかに思っていたんです」
誇り高きリトの戦士が憧れ追い続ける、その決して楽ではない道行きにそれでも追い求めずにはいられない青い理想があるのだと、誰か、同じ空を飛んでいる存在がほしかった。
「意外だな」
「俺にもこんな繊細さがあることがですか?」
「いいや。君がそんなに打ち明け話を、よりにもよって僕にするなんてことがさ」
ふっと虚を突かれたようにテバが黙った。と思ったらすぐに笑い出す。
「ふ、はッははは!たしかに、そうだ。最後だと思ったら、気が弛んじまった」
最後。きっと聞き間違いではない。けれどリーバルはその場に広がるくだけた雰囲気のままに、それを言及するのをやめた。
「君は、僕以上に、僕の前ではカッコつけるからなあ」
「ああ、本当に」
「ああ、恥ずかしい。あんまり恥ずかしいんで、もう次にリーバル様に合わせる顔がありません」
「僕は、君のそういう弱みをもっと知りたかったけどね」
「ご勘弁を。俺にも意地を張らせてくださらなきゃあ、寄る年波にますます立つ瀬がありません」
「まったく、心にも無いこと言って!」
「ははは!」
「明日の朝かい?」唐突にリーバルが尋ねる。
「いえ、夜の内に発ちます。人目の無い時間に動く方が騒ぎにならなくって済むでしょう」テバは動じずに答えた。
「ふ、君は夜を一人で飛んでいく戦士だったね、あのときもそうだった」
「もともと、一人で飛んでいくのには慣れていますから。……あ」
「なに?」
「いえ……いつもこういう素直じゃない“意地”を張りっぱなしだから、運命とやらも、俺に振り向いてくれるまで時間がかかっちまったのかもなあ、と」
「フハッ!きみっ……君、僕の前でそういうこと言う?」
「そんなにおかしい考えですかね?」
「くくっ……だとしたら、君の敗因は、意地に振り切れなかったことだね。僕みたいになるには、見栄の張り方が甘いんだよ。もっと自分を騙しきるくらい、カッコつけなきゃあダメだ」
「なるほど……」
「ま、僕は好きだぜ、そういうのもさ。それでいいじゃないか」
「──じゃ、これで本当にさよならだね」
テバは頷いた。リーバルは静かに瞬いた。
「君は、強く誇り高いリトの戦士だ。僕は心からそう思っている。僕の窮地に駆けつけてくれたのが、君のような……いや。君が、来てくれたことが、嬉しかった。──あのときは言えなかったからね。」
「はは!英傑様からお墨付き頂くとは、やっぱり俺は果報者です。そのお言葉に恥じないよう、せいぜい死ぬまで飛び果てますよ!」
──この男は、別れの時もこんな風にからりと笑っているんだな。
きっとあのときもそうだったのだろう。今度は顔を逸らさずに、真っ直ぐ伝えることができた。それで、十分だ。
ひらりと夜風に乗って遠退く白い翼を見送って、リーバルは静かに空を見上げた。
今晩の夜空は、きっと記憶に残る一番に輝かしい星空だろうから。
「ええ?!テバ様、帰っちまったんですか!」
がっかりとした声がへブラの朝焼けに響く。
「お別れも何にも言わずに。まだまだ聞きたいことが山ほどあったのに……」
「もともと交わる筈のない世界の話だ、諦めなよ。それに、厄災戦争の時のことなら、僕が話してあげる。英傑のことも、姫や退魔の剣の騎士のことも、テラコのことも、あっちのテバのことだってね」
てっきり喜ぶと思っていたのだが、予想に反してテバは黙り込んでしまった。
「リーバル様こそ……どうかなさったんですか?」
「何が?」
「だって、今までは、村の子供にねだられたってのらりくらりとご自分のことはお話にならなかったじゃないですか」
言葉につまる。自覚がなかったのだ。
「……テバ様ですね?」
「へっ?」
「あなたがそんな風にゆらゆら心がどっかに向いちまうのは、あの人に関わることに決まってます」
「……そうなのか?」
「そうですよ!」
リーバル様が望むならふんじばってでもテバ様にここに居て貰えば良かった……と思うテバくん。
「ちがうちがう!こら!人の話を聞かずに飛び出すのは君の悪い癖だぞ!」
「す、すいません……」
リーバル様が望むならふんじばってでもテバ様にここに居て貰えば良かった……と思うテバくん。
「やめなさい。彼にも彼の家族や友人があるんだぞ。それに、いつまでも同じ顔が二つ並んでたら、僕だって飽き飽きする。」
同じ顔、というところで、テバがびくりと震える。
──やれやれ。僕も甘やかしてきたツケを払わないとな……。
テバ、と呼び掛けて顔を上げさせる。不安そうな金の瞳が揺れている。
「これ。」
テバくんに貰った新しい翡翠の髪留めと入れ換えた自分のお古を渡す。
「くれるんですか?」
答えずにリーバルは鏡台の前の椅子を指し示す。
「で、座って。」
困惑しながらも大人しく従うテバ。
ぱち、ぱち、と髪が下ろされて、ようやくテバはいつも自分のやっている仕事がやり返されていることに気がつく。
リーバルは黙ったまま、テバの髪留めを勝手に代える。
テバは、鏡の中の自分とリーバルを見つめる
沈黙。
鏡越しに、翡翠の視線と交わる。
(あ……)
「──少し昔話をしようか。」
大厄災で戦った英雄として……、僕はさ、赤子の名付けをしてくれって頼まれることが多かったんだ。昔はね。
名付けじゃなくって、そのまま名前をくれって言われることもあった。今じゃ伝説の英雄にあやかって、テバやリーバルの名を持ったリトも少なくない。
でもね、僕は絶対に赤子にテバの名前をつけてやることはしなかったよ。
僕にとっては、大事な名前だったから。軽々に他人に託したくはなかった。
「──あの頃の僕は、まだあの人以外のことをテバと呼びたくなかったんだ。我ながら子供っぽいことをしたと思うよ」
「じゃあどうして……」
「……いえ、やっぱりやめときます」
「どうして、君を弟子に取ったか、って?」
「……俺が、テバ様に似ているから、ですか」
「似ているというより、君がテバだから、かなあ」
「伝説に出てくる疾き救援者テバは……実は僕たちの大厄災の頃から100年先の未来を生きている戦士だったんだ」
「100年?それって……」
「そう、ちょうど今頃だよ。このタイミングにつがいを持っていてもおかしくない年頃になる世代リトの子の中に、“テバはいる”。いや……そのように“テバは生まれてくる”はずなんだ。僕は、それを待ってた」
「それが、俺、なんですか」
「僕は、そう思った。だから君と会った日にアンチエイジを利用することを決めたし、君の近くにいられるように色々と手を打った。それで、その直感は間違ってなかったんだろうと思うよ。君だって自覚はあるだろ、テバ本人とも会ったんだから」
「聞いてもいいんですか。」
「もちろん。君にはその権利がある。」
「俺は、テバ様の代わりですか?
もちろん、それだって構わないんです、俺は。俺は俺で、リーバル様のお側にいさせていただければ、それでいいんですから。ただ、聞きたいだけで、それでっ……」
「テバ。」
名前の一声で、テバは息を詰めるように口をつぐんだ。まるで出会ったときのように、何か失敗をしてばつの悪そうな顔だ。
「僕が……テバが生まれてくるのを待とうと決めたのは、ずいぶん若い頃だった。それこそ今の君よりもずっと。そのときは……うん、たぶんそんな風に考えていたかな。もう一人のテバとなら……僕は、今度こそ一緒にいられるんじゃないかって」
僕はね、テバ。君がどんな風だって、君をテバと呼ぶよ。大厄災の決着がついてからも君だけを、きっとこの先も、君だけだ。
僕にとって君は、きみである以外の何者でもない。
たとえ同じ音を声にのせていても。同じ姿に懐かしさを覚えていても。
けして、きみと彼を同じに思ってるじゃないんだ。それはどちらにも礼を欠く。
だけど同時に僕は欲張りだから、どちらも大事にしたいんだ。かわいい僕の弟子。
「──昨日の模擬戦で、君は、彼の姿を捉えきれなかっただろう」
「……はい。防戦に手一杯で、風を読んでもどこから矢が飛んできているのかほとんど分かりませんでした。」
「彼の矢はね、実は相手を狙っていないんだ。だから避けるのが上手いやつほど当たる。なぜって、彼の弓矢は端からコントロールが杜撰だから」
「え?!」
「こら、動くなよ。髪を引っこ抜いちゃうだろ」
「あ、すみません。」
「お利口さんな君と違って、彼は結構あくどい手を使うからな。弓矢の甘さに気がいかないように、フェイクの気流をつくっておいて撹乱してたのさ。姿が見えないからって、風を追っかけている内は全然捕まえられない──」
リーバルがくすりと笑う。あ、外したな。とテバは思う。おれは、また──
「でもね、彼は君ほど人の髪を結うのは上手じゃなかったぞ。無神経で、僕のカッコつけは台無しにするし。仲間のためって考えると僕に相談もなしに戦場に突っ込んでいって無茶をするし」
「え、」
「だから──だから、僕の髪を結ってくれるのは、君じゃなきゃ嫌だよ」
「それは……とても、大変なお役目です」
「こんな爺に付き合わされるのは君こそ嫌じゃないか?」
「いいえ、そんなことあるもんですか」
ありがとう、とリーバルは言って朗らかに笑った。テバはずっとこの笑顔を見てきた。朝の身支度を手伝い終えた時、リーバルはいつものシニカルな笑い方ではなく、屈託なく笑ってテバの頭を撫でた。それは、子どもの頃からずっと変わっていない。
「さあ、できた。リトいちの男前の完成だ。」
「リトいちの男前……」
「なあに、リトいちじゃ不満かい?さすがにハイラルいちと言うにはライバルが多くって、知り合いにどやされそうなんだけれど」
「だって、リトいちの男前は、やっぱりリーバル様でしょう。」
「……へえ。」
「あ、今、俺のことをガキだと思いましたね!」
「いや、そんなことないよ。ちょっと予想してない返しだったから。驚いただけ。」
「……本当ですか?」
「本当だって」
「じゃあ、リーバル様がハイラルいちってことにします。」
「それは髪結い役の腕次第ってことかな?」
「もちろんです!絶対にカッコよくしてみせますよ!」
こちらを試すような目配せに、勢いづいて頷いて見せる。少し間があって、どちらともなく吹き出すように笑いがこぼれた。
「なあ、テバ。僕の髪、結ってくれるかい。」
「はい。リーバル様。」
明日も、明後日も、その先も。きっと自分かこの男かがいなくなるその日まで、リーバルはテバとこのやりとりを繰り返すだろう。
君に救われた僕と、僕を追いかけていた君。
君の髪留めを取った僕と、僕の髪を結う君。
あの日を戦ったリトの戦士は、たとえそこに自分の姿が残らないのだとしても、かつて思いを寄せたのとは違う結末を手に入れるために、人ならざる時を越えるのだから。
おわれ!(祈り)
原作テバくんは英傑リーバルと同じ存在なので近い。自己愛みたいなもんだよ
理解するというフェーズを挟まなくってもいいくらい、必要がないくらい同じ、という。
やくもくテバくんは英傑リーバルのために生きている存在なので近い
やくもくリーバルを一番理解してる。
望むことも望まれることも。
アホほど見辛いので、5月のtotk発売前の未完成プロット丸投げ祭りはちゃんと大人しくプライベッター使います
清書されてない幻覚供養お話まで読んでいただいてご感想まで、ありがとうございます……!(整ってないものをお見せして本当にすみません)
原作公式からアンサーが明かされて夢と消えるような妄想二次創作も、やっぱりそれはそれとした味わいがあるので、存在していると……嬉しいですね……
めちゃくちゃ筆が遅い上に自分に書けないもんを見たがるから、原作公式の情報スピードに全然ついていけない二次創作幻覚がたまっていってしまう。
まあでも自分の幻覚への未練が著しい人間なので「※続編公開前のプロットを完成させたので齟齬はご容赦ください」 で細々と出し終えるまでは居ると思います。よほど何かが無ければ……たぶん……
空墓、何か足らんなと思てたらテバくんの生意気さがどこにもないな……終始テバくんが憧憬健気後輩顔をしており、コレジャナイ感が出ている……
色々な事情で「どうにも完成させて出すことができなかったけどコレいいよねと思うもの」を供養と称して見せてもらえることがオタク自我の私は嬉しいし、未完成でもめちゃくちゃ好きなものは好きだから、何かそういう欲の延長で、自分が失踪する時も未完成のメモは全部出してから失踪したいなと思っている
君も成人したしな!とお酒飲ませたらテバくんが末っ子拗ね拗ね甘えん坊になり「そうか“君”は酒に弱かったのか……」としみじみするリーバル様の話。
今まで周りにいた奴らはことごとく酒に強いうわばみばかりだったので新鮮な心持ちだ。
「うう……ぐすっ……“ず”、……」
「……“ず”?」
「……ずるいんです、リーバル様は!」
ぐわっとテバが起き上がり、たまった鬱憤を張らすように捲し立てる。
「俺はッ、昔からリーバル様のことしか考えられなくって、リーバル様以上に大切にしたいとかカッコいいとか思う人なんていないのにっ、」
「へ、え……?」
何を可愛らしいことを言ってるんだこの弟子は。
リーバルは、呆気にとられてぽかんと嘴を開けた。
たまった怨み節と文句が、その第一声が、よりによってそれなのか。
他のどんな罵倒や嘆きも上手く受け止めていなすつもりのあったリーバルだったが、流石にこのような展開は予想だにできず、言葉に詰まった。
「あ~~……その……うん、うん。……僕が悪かったよ。君は本当に、僕のことが大好きだね……」
「わ、笑ってるじゃないですかァ!」
「あ、え、うそ。……ごめんって!」
ぎっとますます眦を吊り上げて睨む大きな弟子に、リーバルは思わず自分の嘴を覆った。本当に自覚がなかったのだ。そもそも睨んでくる弟子も、酒気で赤みのさした嘴に、色の濃くなった金の瞳は潤んでいて、それが目に涙を溜めて眉を寄せているのだ。全く怖さというものがない。まるきりぐずる子供だ。身体ばっかりが先に育ち、見てくれは大人と変わらないが、この弟子はまだまだ若い。かつて厄災戦争に身を置いていた頃のリーバルとたいして変わらないのだ。そしてリーバルは、かつての自分が同世代のリトに比べて些か大人びていた自覚がある。
「リーバル様のそういうの、きらいです。」
「そういうの、って? 」
「そうやっていつまでも俺のことを何にも知らない雛みたいに扱うところです!!」
「雛みたいにってもなあ……」
さきほど自分はリーバルのこと以外に何も知らないのにリーバルばかりが余裕ぶっているのはずるいと無茶な文句をつけたのはテバの方なのだが。
はあ、とリーバルはため息を吐いた。これは長引きそうだ。
「酔っぱらいのうわ言だ……」
「酔っぱらってませんったら!」
「酔っぱらいは皆そう言うんだよ。覚えておくと良い。そう言い出した奴からはまず弓を取り上げておかないと、浮かれて真夜中に鏑矢でも打ち上げかねない。いいね。僕との約束だよ」
「……はい」
いつもの説教の口調でそう言ってやると、ずび、と鼻をすすってテバは大人しく頷いた。そういうところが、素直な雛のようだというのに。
リーバルはもう一度嘴元を押さえて、にやけていないのを確認してから咳払いをした。
永遠に憧憬を追う挑戦者であるテバの要素が好きだから、そこを外したくないんだが、英傑様がずっと傍にいるどころか年上の場合の少年テバくんのチャレンジング精神が上手く想像できない。それこそ普通に「憧れの選手を目指して頑張ります!!」という光のスポ根主人公タイプになるんかな。
英傑様のファンサはきっとモブ俺個人単位で観てない大衆~!向けだな!て安心して見られるが、弟子くんのファンサはモブに至るまで個人単位でパワー!でみっちり返してくるから怖いし困るし沼る人間が続出!というわけ(???)
アイドル弟子くん、自分推し応援の声に気がついてファンサ返した後でそのファンがちゃんとそのファンサ受け取ったかどうか見てるっていうかファンが分かってなさそうだと見たら「今の!お前に向けてやったんだ!分かってくれたか?」て追撃かましてくるくらいはやりそうだから怖(?)
アークナイツのサリアのキャラ評で「サリアは向けられた矢印を全部素直に返すから相関図がハリネズミになってる」って言われてるの見てから、「戦士テバじゃん?!!!!(※サリアはテバではない)」になってしまい急に別作品の推しと推しが接続した衝撃で上の空になっとる
すけべの話の公開範囲間違えとる!検索で出てきてしまう、もう基本設定から検索で出ないようにしとくか……
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
師匠はしれっと「じゃあテバ、よろしく」言うし、弟子くんは「えっ?!!!」て思わず振り向いて真顔の英傑様に(いや何か危険物が仕込まれている可能性も捨てきれんし俺が着る方が合理的……いや、どう考えても俺が着るのは絵面がキツすぎるが?!!!!待ってくれ?!!??)と煩悶してる内に英傑様が「大丈夫だよ、僕は絶対に笑ったりしないから」とちゃっかり観覧席に着席したので(あっコレ押し付けられてるな……)と察して「……その席に座るのは、俺との勝負に勝ってからにしてくださいッ!(ヤケクソ)」「いいだろう、負けると分かってても挑まなきゃいけないその矜持を買おうじゃないか!(譲る気がない)」でドンパチしてから、弟子くんが全てを諦めた顔でミニスカふりふりメイド服を着る(?)
赤と金のミニスカスリット肩腕胸パツパツチャイナ服着てほしい!という劣情があるが、自己解釈として師匠にコスプレを愛でる趣味がないというか師匠は自分も他人も素直にそれぞれの着たいものを着こなす姿こそを是とするだろうので、弟子くんのコスプレを見るには「ミニスカぱつぱつチャイナ服を着ないと出られない部屋」に閉じ込めるしか方法がない(?)
自己解釈の師匠も弟子くんも「相手が好きなように自分のスタイル貫いてカッコよく在る方が(憧憬の甲斐があるので)燃える」というタイプぽい……と思ったが、師匠は弟子くんをかわいい思っとるし弟子くんは弟子くんで何もかも自分相手が初めてらしい師匠の強がりをかわいい思ってるんで もう何も分かりません。
たまに思い出してはその時の最新記事をちょこちょこ見させてもらってるブログで、そういう近況が書かれていたので、わ~!になったのでした。
他人の平和な幸せの様子が流れて来る日常sns投稿やブログ記事は胸が温まるし読んでいて嬉しいし、ちょっとでも知っている人の幸福と平和となればさらに嬉しい。よきかな。
私はオタク趣味を除いたら他者に公開したい日常というものが特になくふぁぼBT感想絵文字の受動に徹してしまうコミュニケーションオワリ人間なので、もうあんまりお会いするご縁は無いのかもしれないが、一時でも楽しい時間を共有させてもらった方が、のびのび元気に過ごされているというだけでもやっぱり嬉しいですね。どうか幸あれです。
明日は帰りにシュークリーム買いに行きたいな。買えたら冷やす待ち時間にtotkのプレイ動画のやつ見ながら感想会しよっと
テバが「じゃあ負けた方が着るってことでいいな」と勝負始めようとするのを、ハツが「待て。俺にいい考えがある……ここは二人とも着てお互い他言無用にするのが一番丸いだろ!」と言いくるめて、二人とも着てお互いの姿に大爆笑してから「冷静になってみると何やってたんだ俺たち」と気まずそうに出てきて「まあ、他言無用だからな……」「おう、言いっこなしだ……」と明後日の方向見てる。
普通にカッコよさげで良いじゃん着たい!と思えるコスチュームが置いてある場合は何かノリノリで着てポーズ取ったり遊んでそうなリト親友
『きみうつし』(未完成メモ供養)(アンチエイジ老リと少年テくん)をまとめました https://privatter.net/p/9905519
「年がら年中ある自分の好きな食べ物」って何だろな~と考えるとあんまり思い付かない。毎日食べても旨いと思うのは茶碗蒸し、みかん、焼き海苔とかだろか。寿司は……好きだけど、毎日はいいかな……になる。
タケノコの炊き込みご飯とかも好きだな。でもたこ飯とか栗ご飯とかは苦手なので、炊き込みご飯の全てが好き!というわけではないのが難しい
CW連投、スレッド表示して右上の目のマーククリックすると一気に開くことが出来るので読みやすい(よみやすい)
https://notestock.osa-p.net/
これは前にフォロイーさんが登録してるの見て知ったマストドンの投稿を記録ログっておけるサービス。
後からログ上で分類できるタグをつけたり、公開範囲を選んだり、過去ログをダウンロードもできるらしい。すごい。
日付で投稿一覧見られるのが個人的に便利だ……と思った。
こっちは使い方とか紹介しているノート。
https://note.com/xanac13/n/n4ce2eabb9ccb#MR8Yf
和菓子屋さんの苺入り葛カスタードシュークリーム食べた!(食べる嬉しさで写真撮るのを秒で忘れた)。
カスタードクリームだけど乳っぽさよりも和三盆みたいな砂糖の甘さがして好き。しかし目一杯クリームが注がれててめちゃくちゃ重い、クリームが多い、糖分取りすぎで今日のカロリー摂取がやばい。罪の味だ……
葛のお菓子をあんまり食べないので葛の風味をいまいち記憶しておらず「えーと……和菓子の甘さを感じるシュークリーム!美味い!!」という理由で葛カスタードシュークリーム好きになった。
苺入りの葛カスタードシュークリームは春限定品なんだけども、同じ葛カスタードクリームを使った葛カスタードパイは恒常販売してるらしいので、また食べたくなったらそっちを買おうと思う。
パイ生地はパイ生地で別種の重さがありそう……こわごわ美味しそう
時々おやつ買いに行く和菓子屋さんのシュークリーム、一時話題になったマリトッツォじゃないけど、口開けてかぶりつくには厳しい程度の高さのあるシュークリームなんですね。500ミリペットボトルの半分くらいある。そしてスマホくらいの重さを感じる。シュー生地のすき間を絶対に許さないクリームの盛り方。
シュー生地の中にクリームを注ぐんじゃなくて切り込みを入れたシューにクリームをこれでもかと盛り付けているタイプなので(その中に埋もれるように苺が入っている)、食べようと思うと途中でアイスクリーム舐めるみたいにクリームを舐めることになり、一体どういう食べ方が正しいんだろう……と首を傾げている。
自分の文章がぜんぜん書けねえ~~と逃避のあまり他人の推しと推し小説を拝読し、サイコ~~~になって真っ白頭で眠りにつく、これずっとしてたい。でも文章書けねえのターンは要らない
ノートストック、日常呟きやBTも混ざっちゃうのは仕方ないけど、それ以上に「わざわざ収録作業をしなくても勝手に記録してくれる」のが便利だな~と思う。
min.tのツイートまとめログはもう既にだいぶ編集時の動作が重いんだけど、ノートストックはそのへんどうなんかな。今後投稿数が増えてったら重くなるのかな?様子見だ