Chants of Sennaar をやったぞ。前評判がとてもよく期待値がぶち上がっていたため「それほどではない」という感想になってしまったんだけど、これはわたしが期待しすぎてただけだ。楽しいです。
Steam: https://store.steampowered.com/app/1931770/Chants_of_Sennaar/
Switch: https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000060399.html
Chants of Sennaar をやったぞ。前評判がとてもよく期待値がぶち上がっていたため「それほどではない」という感想になってしまったんだけど、これはわたしが期待しすぎてただけだ。楽しいです。
Steam: https://store.steampowered.com/app/1931770/Chants_of_Sennaar/
Switch: https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000060399.html
正直にいうとちょこちょこ挟まってくるステルス要素がとても邪魔だった。こっちは言語翻訳謎解きをやるつもりで来ているのに、物陰に隠れて敵の気を逸らしたりしつつタイミングを見計らって死角を通りエリア移動しろ、とけっこうな頻度で言われてなんか……ええ?いやなんですけど……という気持ちになってしまった。
QuizKnockのひとたちが架空の言語を解読する動画 https://www.youtube.com/watch?si=QN3kB6ae_DjLyVb2&v=r4AKMeUhRf4&feature=youtu.be を観てChants of Sennaar で物足りなく感じた部分を補った。inゼリーのプロモーションを含むからグルコース(ブドウ糖)が解読の鍵になってるんだけど、一眼見ただけでそれと分かる構造式がバァーン!と書いてあるところは露骨すぎて笑ってしまった
Chants of Sennaarに出てくる架空言語に使われているのはおそらくすべて表語文字(意味も発音も同時にあらわしている文字)で、活用とか時制とかの言語を難解にする要素はほとんどすべて排除されているから考えるべきは語順くらいなんだけど、そのくらい思い切って省かないとゲームとして難しくなりすぎるんだなって、こういうマジの暗号解読みたいなやつを見てしみじみ思ったよ…
ステルス要素は邪魔だった(そもそもそういうジャンルのゲームを好んではやらないので、余計に水を差されたように感じた)けど、本題の言語部分は難易度もボリュームもちょうどよかったな。言語Aに慣れてきてチョトワカルようになってきたと思ったら次のエリアへ行かされて完全新規の言語Bが出てくる…という感じだから常に新鮮な気持ちで楽しめたし(全編を通して扱われる語彙が少なめなのも良かった)、通訳をさせられるとこなんかはかなりアツかった。
まあね、意思の疎通がはかれるようになった結果お互いにまったく相容れないことが分かってしまう例も現実ではよくあるし、あの世界も大変なのはこれからだなと思うが、とりあえず本編はハッピーな終わり方をしたのでよかったです。
プレイし終わったときは「期待してたほどではなかったかも……」と思ったんだけど、改めて振り返ってみるとメチャいいゲームだったな?! 直後は普通に疲れてたんだと思う。ことばが分かった瞬間の気持ちよさをインスタントに味わえる機会ってそうそうないですよ。文句なしにおすすめだ