23:14:52 @feelingskyblue@misskey.design
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あと一時間だよお!!!!!!!
無理 怖い 日付変更前に風呂に入ります

RE:
https://misskey.design/notes/9tl1pnxvig

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風野 湊🌿5/19文学フリマ東京お-46 (@feelingskyblue)
23:13:54 @feelingskyblue@misskey.design
続きました。山川夜高さん @mtn_river の新刊『ファング』感想という名の怪文書です :netabarechuui:
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木場太陽さんのこと大好きになっちゃったな………。

1989年、わたしはまだギリギリ生まれてなかったんですけど、伝聞で伝え聴くあの時代、恋愛と性愛の消費文化ピーク、誰も彼もがゲレンデに行ってたんでしょ?というイメージがあるあの季節
(でも調べたら「ロマンスの神様」は1993年リリースだった ちょっと後か)

そんな時代に彼らは高円寺にいたんですね
二十代後半、27歳という、モラトリアムでいられた学生時代から遠く離れ、各々が働き(あるいは働けず)、生活に格差がすこしずつ開いてくる、苦みのある年代……

鬱屈とした思いはありつつ時代と運に恵まれて案外うまくやっているひとと、堅実にコツコツと地に足ついてるひとと、暗くまばゆい才能はあっても生活が崩壊しつつあるひと、という、それだけでも充分に社会派文学になりそうな題材に、
クロスロードと悪魔の伝説がぶちこまれるんですねえ。。。(白目)

音楽に疎い私でさえうっすら知っている、クロスロードには才能を授ける悪魔がいるという伝説
なにかしら創っている人間なら、どうか悪魔よ現れて才を授けてくれないかと一瞬でも願ったことのない人の方が少ないと私は思っているんですけれど(主語デカ)、ここでその悪魔めいた存在が『ほんとうに』物語に入りこんでくるところが、山川さんの小説だな〜〜としみじみ思います
丹念に取材された実在の街、実在する東京なのに、幻というか魔術めいた存在が立ち現れる余地がある
このあたりは都市伝説やオカルトとの接続とも言えるでしょうか
サブリミナルが仕込まれたCM、呪いのビデオ、世紀末の気配、お茶の間に流れる新興宗教、etc、etc ……

(思えば私がこのあたりの概念に馴染みがあるのは『MOTHER2』のおかげですね 閑話休題)

ヒサシさんのモノローグ/回想を挟みつつ、確実な不穏を漂わせながらも進んでいく文体はまあ心地よいのですが、
十字路で辻さんが出てくるところでこう、その心地よさがそのまま凍りついて首筋にナイフ当ててくるんですよね………
わたし10%くらい辻さんが普通の人間である可能性に縋っていました ガチだよこの“何か”

太陽さんがこの“何か”の手を取ってしまったに違いないこと、リフレインする冒頭の「売っぱらった」なる台詞の重み。
このクライマックスにおいて、ヒサシさんが“それ”の手を取らなかったこと。

あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いや…そうだね…青春の終わりだね………
あなたとともにずっと一緒にいくことはできない、あなたといっしょに破滅することはできない、生活、生活……

一周目は呆然として理解が及んでなかったのですが、最後まで読んでから改めて読み返すと、
木場太陽さんが“それ”の手を取ってしまった後に「ひとりは寂しいな」と、彼らも破滅の祝福に道連れとしようとしたことがたいへん心に響きます
「いっしょに来てくれると思ってたのになあ」!!!

木場太陽さんのこと大好きになっちゃったな(二回目)

太陽さんが売り払ってしまったものが、もし魂なるものだとするならば、彼はいつかの未来の死後にひとりでどうなってしまうんでしょうか オオン……

彼らの享受した才能と幸運(奇跡的な演奏、商業的な成功、そして体調の回復)が、なにか取り返しのつかない破滅によってもたらされたということにゾクゾクするんですけどね
でもそれ以上に、それが、その資産が、2001年に誰かの居場所を作ることにもなっているという二面性が、やばいなあと思います(語彙力)
なんだろう、破滅だけではない、なにか荒涼とした明るいものというか……ねえ……

まだしつこく木場太陽さんの話をするんですけど
DtP本編の2001年時点で、木場さん39歳?で合ってますか?
青春のおわりにそんなものすごい鮮烈な光と影を身の内に抱えた彼が、
いまは「社長のバンドの話も初耳」と言われるくらい音楽演奏からは遠ざかって、
ファイネッジレコードとして後進のバンドを大切にしているんですか………???
ヤベェ(語彙力)

あのね、だってさ、破滅した大人っていっぱいいるじゃないですか 若者を搾取して使い潰す大人が、この世には山ほど
そこまではいかずとも、権力を傘に来たハラスメントとか、あまりにも有りふれた話じゃないですか
木場太陽さんが、そういう大人にはならず、若者たちの支えになり、彼らに慕われているということに、
なんか…この世って破滅ばかりではないのかもしれないな……と思いました(重い)

おしまい!!
(音楽についてほぼ触れられずすみません ニック・ドレイクは今も聴いています)

PS:
「コールサック」って「石炭袋」か…と後から気づきました(callかと思ってた)
死んではないけど一緒にもいけない銀河鉄道の夜〜〜!!

18:49:45 @feelingskyblue@misskey.design
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室温30度ふつうにキツイ 頭がぼんやりしますよ

18:49:05 @feelingskyblue@misskey.design
2024-05-22 17:33:01 架空ストアの鳥の投稿 info@radio.quaqoostore.net
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このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。

16:11:25 @feelingskyblue@misskey.design
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(2004年当時に知り合った方とは今でも数人ほど繋がっています インターネットに感謝)

16:08:47 @feelingskyblue@misskey.design
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Twitterではたびたび語ってきたけど、わたしが小説(当時は二次創作)と個人サイトを始めたの、ペーパーマリオRPGが切っ掛けなんですよね

2004年当時 攻略掲示板 Yahooジオシティーズ ホームページビルダー ウッ頭痛が

16:07:11 @feelingskyblue@misskey.design
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あと数時間?でペーパーマリオRPGリメイクが発売という事実に動悸がしてきた
20年前わたしを沼に叩き落としたゲームが…20年間も記憶に刻まれ続けていたゲームがこの世に…
:yumee:
https://www.nintendo.com/jp/switch/a9qda/index.html

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ペーパーマリオRPG | Nintendo Switch | 任天堂
12:08:58 @feelingskyblue@misskey.design
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『ファング』の後に小町紗良さんの『ミス・ブルーのこと』読んだんだけど、ブラックコーヒーの後にブラックコーヒー飲んだみたいになりました 美味しかったです​:blobcattea:
「雨傘」と「GO NUTS」が好きでした 特に後者がもうどうしようもなく哀れさと可笑しさが飽和してて……
こちらも追って感想書きたい

12:04:04 @feelingskyblue@misskey.design
山川夜高さん @mtn_river の新刊『ファング』購入当日の読書日記です。ネタバレ盛り盛り。これから読む予定の方は、ぜひとも読了後にわたしの七転八倒を見に来てくれよな!
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日記だけでだいぶな分量になっちゃったので分けました。感想も追って書きたいです👍
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文学フリマ東京38当日——店番を代わってもらいお買い物に出た。30分ほどでガッと第二展示場を周り(第一展示場は断念)、スペースに帰還。その後もしばらくバタバタしていたが、15時頃にようやく一息つけたので、今回購入した本を休憩がてら手に取った。その中に山川さんの新刊『ファング』もあった。

ロバート・ジョンソンと悪魔と十字路にまつわる印象的なイントロダクション(これは事前に公開されていた)を経てページをめくった。
がらんどうの六畳一間、強烈な西日、あきらかにやばそうな何者か、冒頭からめちゃビジュアル的につよいパンチが来たな……と思いながら下段に視線を移したとたん「木場太陽」の文字が目に飛び込んできた。

あ゛!!!????

(二度見)

え゛!!!!!!????

皆さんあの…薄々察してた方もいらっしゃると思うんですけど、私は全く予想していませんでした。節穴ァ!!!
今回の登場人物みなさん全員新キャラだと思ってたよォ。。。
でもあの、言われてみたらこう、バチバチーッと回路が繋がるというか、木場=牙=ファングという意味の持たせ方に、公開されていた逆光イラストのどこかで見たようなギターストラップ、いや〜〜〜ヒントはいっぱい出てましたね……私はまったく気づかなかったんですけど

なおこちらが当日の狼狽の様子です
https://misskey.design/notes/9tgos0q459
https://misskey.design/notes/9tgov3w1dm

これは…これは、店番しながら読むのは無理ではないか……と思いながら、我慢できず10ページくらいまでチラ読み。
木場太陽さん、Drive to Pluto関連作品でときどき現れる、どこか保護者の気配を纏う、掴みどころのない飄々とした大人……にも当然ながら青春の日々はあったんですよね、当たり前のことですが。

文フリ閉場後、山川さんと合流し、アフターのお店へ行く道すがらで続きを読む。中央線で読む『ファング』、リアリティがさらにヤバい。土日の中央線快速は高円寺に止まらないためただ通過するだけですが……

読み終わる前に吉祥寺へ到着。久しぶりにお会いした藤見さん
@fmkatze も交え、大いに飲み食いした後、音楽演奏が始まったことを良いことにテーブルでそのまま『ファング』を読む私。
読み終える私。
お、終わ……終わ……??

木場太陽さん………

泥酔していたためこの辺りの記憶が曖昧なのですが(白目)、木場太陽さんのフルネームを連呼しながらお隣の原作者ご本人山川さんに「イラストお持ちなんですよねえ!!??イラスト出してくださいよぉ!!!」とダル絡みをした覚えがあります。ド反省。

その後もたしか感想を熱弁したのですが、
テンション上昇とともに血行がめちゃくちゃ良くなったらしく、
ワインが急激に回り、
それまで元気だった体調が急転直下し、““““おしまい””””になりました。
こんな……酒に慣れてない大学生みたいな潰れ方を……(白目)

トイレで跪きながら神に祈りました。神はいない。

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風野 湊🌿5/19文学フリマ東京お-46 (@feelingskyblue)
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00:32:19 @feelingskyblue@misskey.design
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明日は早起きして午前中に小説書きたいな

00:30:05 @feelingskyblue@misskey.design
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自著のご感想いただきました​:ablobcat_nodcry: ありがとうございます…!
バカンスは本編とだいぶ雰囲気が違うので なおさら読んで頂けることが嬉しい…

RE:
https://misskey.design/notes/9tk1t8mnam

00:24:00 @feelingskyblue@misskey.design
2024-05-21 23:22:11 藤見の投稿 fmkatze@misskey.design
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