明日も初夏の陽気なのか〜 どうしよっかな
個人サイト作業が捗っていませんよ うごごご
TLに緑色のジャケットがいっぱい! 私も貼ります…好きな緑色のアルバム…
https://open.spotify.com/intl-ja/album/4FdVO3ma7hRpyNSIBsq5ll?si=B8g00Ou1TeWTIyvK-txRcw
https://open.spotify.com/intl-ja/album/3WL1soZNYJt9gULs3pJxrM?si=dGkIkJYHR0WChOF3Iiuz6w
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ここまで植物描写に狂うようになったの、明らかに『すべての樹木は光』執筆以後なので、2017年以前の作品にはあまり植物が書かれてません 不思議だねえ〜🌴
『竜の花嫁』が温帯落葉広葉樹林だからちょっと木や植物の描写があるくらい もっぱら道具や食料としての植物
登場植物一覧にシアの木と野薔薇が抜けてました ウカツ!!
シアの木はシアバターを産出するあの木です
主役がバオバブなのでアフリカ大陸原産の植物が多め とはいえ夢なのである程度まではごちゃまぜ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%82%AD
RE: https://misskey.design/notes/9svnk7j6qi
最近読了した『ドリアン・グレイの肖像』、ロマン主義の極北とデカダンスを喰らえ!!って感じの極まりまくった庭園描写が良かったな いやもう良いよ…もう良いって!つってもグイグイ喉に流し込まれる花々
だから、彼らの狂乱がいったい誰から始まったのか、今となっては確かめようがないし、仮に分かったところで何の慰めにもならない。もはやどうでもいいことだ。
唯の事実として、今このとき、群衆は狂気に呑まれた。
人々はあらゆる武器を携え——拳銃、手斧、チェーンソー、猟銃、鉈、鋤、マチェーテ、包丁、納屋から引き出された工具に農具——破壊を尽くしながら一散に路上を駆けた。土煙が立ち、呼吸の度に鼻腔をざらつかせた。思わず咳込みそうになり、男は両手で口を押さえた。ぐぅ、と喉の奥で呻く。その僅かな声量さえも自らの居場所を知らせてしまわないかと恐ろしかった。
男は路地に身を潜めていた。家屋と家屋の隙間、身体を横に捻った人間が、ようやく一人通れる程度の暗がりだ。男は震えながら、昨日和やかに挨拶を交わしたばかりの善良な老人が、長年可愛がっていた山羊を両断し、その上半身を引きずってゆくのを見た。また、収穫の度に野菜を分けてくれた近所の娘が、自身の畑に灯油をぶちまけて、ライターを投げ入れるのを見た。瑞々しい青菜はすぐには燃えず、彼女は鍬を振るいはじめ、青菜を片っ端から粉微塵にした。彼女の夫が駆けてきて、金属製のスコップで収穫前のエンドウマメを根こそぎに破壊した。
動物たちは逃げた。家畜は柵を壊し、番犬は鎖を引きちぎった。鳥もことごとく飛び去り、後には植物ばかりが残った。街路樹は切り倒され、植木鉢は踏み砕かれ、子供たちは木の枝で花壇を打ち据え、花弁がばらばらと宙に舞った。周縁の森も無事ではいられず、嵐のような伐採に見舞われた。
そのすべてを男は見ていた。凄惨な破壊行為の数々に慄きつつも、それ以上に、光景の異様さが男を怯えさせた。人間が人間を壊すのなら、まだ、分かる。因果として理解できる。けれども、彼らの狂気はどこか魔術めいた反転の様相を成し、人間だけを不自然に除外して、何の憎悪も脈絡もなく、人間以外の生物すべてに向けられていた。
この路地から出て行っても、男には何の危険もないだろう。隣人と目が合えば、きっと相手は穏やかに笑い、いつものように挨拶をして、「なんだい、君、素手じゃ何もできやしないよ!」と、濡れた鉈を差し出すだろう。もし断っても、隣人たちの親切は無限に続くだろう。男が武器を手にするまで。
いずれ自分も狂気に呑まれる。男は直感的にそれが分かった。
ここから逃げなくては。
次々切り倒される巨木の、数トンの質量が大地に叩きつけられる音、チェーンソーの唸り、人々の歓声がふいに止み、驚愕と怒号に取って変わった。
「樹木が逃げるぞ!」
土壌から動けずに、破壊を一身に引き受けていた樹木たちが、根を引き抜き、数十年と連れ添った生まれ故郷の土を捨て、走りはじめる。地響きが轟く。セコイアの根は大蛇のような強靭さで土塊を吹き飛ばし、数十メートルの巨躯のまま、樹皮を軋ませ、アカシアは麒麟に、マホガニーは犀に、ナツメヤシは蛇喰鷲に、リュウゼツランは真孔雀に、タマリンドは川馬に、ユーフォルビアは白蟻の群れへとその形を変えてゆく。
疾駆する巨木には誰も追いつけない。人間たちは右往左往しながら、若木を狙えと知らせあった。若木の根は頼りなく、変身もままならず、地面に倒れた幼いシアの木はたちまち切り刻まれた。路地の男は呆然と立ち尽くしていたが、小さなバオバブがこちらへ走ってくることに気がつくと、とっさに路上へ飛び出した。バオバブは明らかに動揺し、背後を振り仰いだ。群衆が迫っていた。挟まれた、という樹木の呻き声が聞こえた気がした。
男はバオバブに突進し、幹に手を沿え、突き飛ばすように路地へ押しこんだ。「こっちへ」と口走ったかどうか、定かではない。バオバブの幼木は男よりも背が低かった。
群衆の一人、とびきり目の良い若者が、匿われるバオバブを目撃していた。叫びが次々に男のもとまで打ち寄せた。考えている暇はない。男はバオバブを抱え上げた。
少しでも遠くへ。彼らの手が届かない場所へ。
男は懸命に走った。最初のうち、バオバブは無闇に根をばたつかせていたが、やがて男に害意はないと理解したようだった。二人は長い路地を抜け、粉砕された畑を踏み越え、逃げまどうアレカヤシの群れを横切り、いくつもの川を渡った。群衆はまだ追ってくる。脇腹が鋭く痛み、男は喘いだ。とうとう石に躓いたとき、自分の身体がバオバブの細い枝葉を粉々に押し潰す感覚を幻視して、男は叫んだ。けれどもそうはならなかった。倒れかかった男の腕をバオバブが支え、ぐいと引き戻した。
そして二人は走り続けた。人間の足では到底耐えられないはずの距離を、人間よりもずっと速く。耳元で轟々と風が唸り、人の声をかき消した。人の声はもう聞こえなかった。
足裏に触れる土の温度が変わった。
爽やかな風が吹き抜ける針葉樹林に二人は辿り着いていた。春の盛りだった。駒鳥の歌声、蜜蜂の羽音、男の故郷では一度も目にしたことのない、はちみつ色の野薔薇が咲き乱れて、木漏れ日を甘い香りで染めていた。
二人は寄り添って、森の小道を彷徨い歩いた。破壊の痕跡も、狂気の徴も、どこにも見当たらない。それでも男は数歩ごとに背後を振り返った。今にも、この静かな森に群衆の足音が聞こえるのではないかと思うと、足を止める気にはなれなかった。
だからバオバブが立ち止まったとき、男は途方に暮れた。
「なあ、だめだ、逃げなきゃ」
枝を引いても、びくともしない。仕方なしに、身体ごと持ち上げようとすると、バオバブは根をしならせて男の手を打ち、何かを指すような素振りをした。
バオバブが示す先には、小さな家があった。三角屋根にびっしりと蔦が繁茂し、壁もまた満開の藤に覆われて、素地の煉瓦はほんの僅か垣間見えるばかり、まるで朽ちゆく空き家のよう。窓も閉まっている。だが、窓の向こうには灯りがあった。本棚が見えた。人影も、何人も。彼らはみな、本を読んでいた。
男は、用心深く、そうっと扉を開けた。男の後に続いて、バオバブも廊下に根を踏み入れ、くすぐったそうに揺れた。絨毯の踏み心地が面映いのかもしれない。
そこは図書室だった。先客の子どもたちは、ちらりと視線を向けただけで、穏やかに二人を無視した。ページを捲る音、咳払い、密かな足音、衣擦れのように交わされる囁き声と、森のざわめき——聞こえる音はそれですべてだった。
男は眼前に出現した平和を、あるいは昨日までの日常を、どう理解すればよいのか分からなかった。思考から逃れるために、目が無意識に書架の背表紙を辿った。蔵書は児童書ばかりだった。絵本、図鑑、児童文学、冒険小説、魔法の物語。男が子供だった頃に、何度となく読み返した本も、もちろん、そこにあった。
バオバブが男の手を引いた。
「これ、読んで」
確かにそう言った。それは男の幻聴ではなかった。バオバブは鮮やかな青い表紙の絵本を枝に抱いていた。傍に座っていた少年がちょっぴり迷惑そうにバオバブを見上げ、「読み聞かせなら隣の部屋でね」と呟いた。
続300字: https://kokyushobo.com/novel/end-of-the-world/
#みどりの日なので緑が印象的な小説を貼る 小説のタグも欲しかったので作りました
登場植物:バオバブ・エンドウマメ・セコイア・アカシア・マホガニー・ナツメヤシ・リュウゼツラン・タマリンド・ユーフォルビア・アレカヤシ・蔦・藤
🌴悪夢としての暴力表現があります
https://kokyushobo.com/novel/end-of-the-world/
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
山川さんの絵、光沢の表現がソリッドですてきなので、照葉樹が映えそうと思っています ツバキやサザンカの葉とか
あとヤシやソテツの葉もギラギラしてて良いよね…へへへ…
ありがとう…
せっかくなので #みどりの日なので緑色の画像を貼る にちなんだ植物描写好き好きポイントを述べます🌴
モンステラの厚みと光沢、つややかな葉から伝い落ちる雫の表現(モンステラの葉は実際に撥水性が高く水滴が玉のように乗る)
ひとの顔を容易に覆える巨大な葉の格子から垣間見える断片的な向こう側と魔法の気配
熱帯雨林の湿度の表現 前景のシダも良い……
右の絵はアボカドの葉色がも〜〜可愛い
開いたばかりの葉がうっすら赤みを帯びているの素晴らしいなとしみじみ感じます
植えてから2年目ぐらいではないかと思いますがどうでしょうか🪴
RE: https://misskey.design/notes/9sv9xqsrly
近所の喫茶店が空いてたからデカい街の喫茶店も空いてる気がするぜ!!という浅慮のもと外出し、撃沈_(:3 」∠)_
🌴 #みどりの日なので緑色の画像を貼る
風野湊さん @feelingskyblue の小説(樹木に変身する人々の話)『すべての樹木は光』の #FA です。
左(癖毛の人物):ニイジェ、右(直毛の人物):ユハ (登場人物)
👉小説ページ https://kokyushobo.com/book/trees_light/
これくらいの気温でシーカヤックとかスタンダップパドルとかしたら最高なんだろうな〜〜〜!
今年はぜひ挑戦したい 梅雨入り前あたりに…
掃除洗濯ガーデニングで午前中がおわった🪴 ようやく遅いお昼ごはんです
良い天気すぎてTLの全員が外出してるような錯覚を覚える わたしも昼食済ませたらお散歩に出るか
樹形がスリムになって味わいあるお兄さんみたいな風貌になったね〜🌴
夜になったら写真撮るか 今はベランダの洗濯物が元気よく映り込んでくるから
やるやる詐欺だったウンベラータの剪定したぞ!!!
取り木は時間かかりそうだったのでまた次回。今回の剪定枝は水耕栽培で発根を目指します どうなるかな〜〜
個人サイトのブログ、やっぱCMS使おうかなあ〜〜Newtとか…ってアカウント登録だけしてめんどくささに崩れ落ちてる うう〜〜
やっぱEleventyでなくAstroでサイトつくっときゃ良かったな