研究冊子版の索引作成をお手伝いしたご縁で、『少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-』を送っていただきました。
少女マンガ黎明期について語られた座談会の記録です。関係者と限られた図書館のみに配布された研究冊子が、一般書として刊行です。
https://twitter.com/torikotori/status/1660866576948813825
座談会に登場する先生方のお名前と作品を知っている人はTwitterでは少ない気がしますが、少女マンガについて語るつもりなら絶対に押さえておくべき一冊です。
「第2回」の章は、編集者中心の座談会で『少女フレンド』『マーガレット』『プリンセス』といった少女マンガ雑誌の創刊時のエピソードと少年マンガとの違いなどが語られていて、少女マンガ以外の研究者にも参考になるかもと思いました。
以前書いた、「作家の引き抜きを警戒する」という話が出てくるのが、『少女マンガはどこからきたの?』の「第2回 少女マンガはいかに編集されてきたか」です。
https://twitter.com/ailsato/status/1414452398387449859
青土社 ||批評/文明論:少女マンガはどこからきたの?
http://seidosha.co.jp/book/index.php?id=3806