物語は「ベートーヴェンの〈愛〉がテーマで【父からの虐待】【弟との確執】【貴族からの独立】【幻聴による強迫観念】【叶わぬ恋】を織り交ぜて云々」…とイントロダクションに書いてあったけど、トニとの恋模様がかなりのウェイトを占めててちょっと物足りなかった。というか、「ベートーヴェン&トニ」とした方が良いくらい、トニを描いてる。
同じベートーヴェンを題材にした作品なら、ゴロちゃん主演の「No.9 ー不滅の旋律ー」の方が好みだったな〜。
あまりカタルシスを感じなかった。
Ghost of Musicたち。
ビジュアルもダンスもCoolなのに…なんか使い方がダサい…残念
『魂』というよりは『音』だし、曲を生み出す過程が描かれないので、働きどころがない感じ。
ダンサーさん回変わりのソロダンスがある模様。
背景のLED照明が映し出す夕暮れの風景や花火がとても美しかった。アナスタシア辺りからホントに革新的に変わったなーと。
それを反射する鏡面とマットな部分がストライプ状になった床も美しかった。
#ミュージカル