ミュージカル「ベートーヴェン」12月20日マチソワ 続き
icon

物語は「ベートーヴェンの〈愛〉がテーマで【父からの虐待】【弟との確執】【貴族からの独立】【幻聴による強迫観念】【叶わぬ恋】を織り交ぜて云々」…とイントロダクションに書いてあったけど、トニとの恋模様がかなりのウェイトを占めててちょっと物足りなかった。というか、「ベートーヴェン&トニ」とした方が良いくらい、トニを描いてる。
同じベートーヴェンを題材にした作品なら、ゴロちゃん主演の「No.9 ー不滅の旋律ー」の方が好みだったな〜。
あまりカタルシスを感じなかった。

Ghost of Musicたち。
ビジュアルもダンスもCoolなのに…なんか使い方がダサい…残念 :ablobheadshake:
『魂』というよりは『音』だし、曲を生み出す過程が描かれないので、働きどころがない感じ。
ダンサーさん回変わりのソロダンスがある模様。

背景のLED照明が映し出す夕暮れの風景や花火がとても美しかった。アナスタシア辺りからホントに革新的に変わったなーと。
それを反射する鏡面とマットな部分がストライプ状になった床も美しかった。

16:32:35
ミュージカル「ベートーヴェン」12月20日マチソワ
icon

Wキャストはマチソワとも、
カスパール=海宝直人
フランツ=坂元健児

「強美声浴び倒した!」が観劇後の第一感想。
音階のアップダウンが激しいドラマティックな難曲だらけで、曲数めちゃ多い。ルードヴィヒもトニもフランツも喉が大変そう :ablobeyesup:
聴き応えあるけど、ちょっと耳が疲れるレベルかも。ここは台詞にした方がスマートでは?と感じる所も歌になってたり。
とは言え、聞き馴染みのあるベートーヴェン楽曲に歌詞が乗るのはなかなか新鮮で面白かった!初めのうちは、無理矢理歌詞をはめ込んだ様な違和感があったけど、徐々に気にならなくなった。さすがリーヴァイさん。
でも、トニが歌うオリジナル曲『千のナイフ』が1番好きかも。
やっぱり感情の動きと音の盛り上がりが一致する方が聴き心地よいんだよね…。

Attach image
Attach image
Attach image
Attach image
00:45:08
新作歌舞伎「流白波燦星」@新橋演舞場
icon

歌舞伎初めての方にも評判が良いから、もっと砕けた雰囲気かと思いきや、意外と古典要素の割合が高くて驚いた!
六方、だんまり、大薩摩、早替り、本水、名作の名シーン、名台詞などなど。
面白かったけど、まだブラッシュアップの余地がありそう。期待。花道が見えない席で色々悔しかった :ablobhype:

ナウシカやFFXでも好評だった主題歌の邦楽アレンジも素晴らしかったし、各キャラクターの歌舞伎への落とし込みがとても良かった。役の芯を掴むのが上手いんだなぁと。

笑三郎さん次元!立役もこんなに素敵だなんて不意打ち。咥え煙管の勢揃いがカッコよすぎた :blobhearteyesa:
マッティ五ェ門が徹頭徹尾二枚目モード :bloblewd: ケンケン糸星との切ない顛末が、オリジナルながら初めからあったピースのようにしっくり嵌ってて良かった。ていうか、とうらぶ歌舞伎のあの二人じゃん…て胸熱。
鷹之資くんの魂がこもったお芝居も良かった。最近メキメキ成長してる若手注目株。

今回、マモーがルパン三世のキャラクターだと初めて知った :bloblewd:

Attach image
Attach image
Attach image